yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

わかりやすいイメージに引き摺られ固着してしまうのが惜しいジョージ・クラムの『MAKROKOSMOS,Volume2』(1973)。

Crumb: Makrokosmos - Primeval Sounds (Genesis I), Cancer ジョージ・クラム(George Crumb, 1929 - ) まずは以前、私のブログにて取り上げたさいの記事の引用からはじめよう。つぎのようであった。≪今日は、アメリカの作曲家ジョージ・クラムGeorge Crum…

チープで、厚みのない、貧相な電子音が、電子音楽創生の、なんとはなしの初々しさ、みずみずしさとして聴こえてくる『コロンビア-プリンストン電子音楽センター』(1976)。

1958・Pictured: Milton Babbitt, Peter Mauzey, Vladimir Ussachevsky. 冗談だとは毛頭思ってはいないけれど、これって、大真面目なんでしょうね。たぶん真面目なだけに虚しいとまではいわないけれど、すこし哀しい。電子音楽の創成期の作品であるから、そ…