2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『ジョン・ケージ・ショック Vol. 2』。超絶技巧?、いや現代の壮絶技巧。とことんアートフィッシャルなアヴァンギャルド、デヴィッド・チュードアの果敢するシュトックハウゼン「ピアノ作品Ⅹ(10)番」。
Stockhausen klavierstuck Ⅹ 先週の金曜日、超絶技巧を誇示して名高いリストのピアノ作品を http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/64029242.html リスト『巡礼の年(全曲)』(CD3枚組)。私のどうしようもない偏見?思い込み?もあってリストはいまだに<?…
Liszt - Années de pèlerinage - II. Italia - 1. Sposalizio 町の図書館所蔵アルバム。時流にのっかた新しい所蔵(再発もの)なのかどうかは分かりませんが。リストの『巡礼の年(全曲)』(CD3枚組)がたまたま棚にあったので借りてきて鑑賞した。好きな…
Paul Hindemith: Sonata per fagotto e pianoforte (1938) 投稿音源のものではありません。 「音楽は常に長三和音から出発し、またそこに帰るだろう。画家が三原色から逃れられないように、あるいは建築家が三次元から逃れられないように、音楽家は長三和音…
Hindemith: Der Schwanendreher ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Antoine Tamestit 投稿音源のものではありません。 【新ロマン主義から12音列無調へのシェーンベルク等の新ウイーン楽派の流れ、とりわけウェーベルンに魅かれていた我が身には、かたやの新古典主…
Mulatu Astatke Yekermo Sew 今週の月曜だったか、ラジオでたまたま耳にした音楽。民俗音楽ではないのだけれど、それを背景に強く感じさせる音楽。エチオピアを民族土壌とする、称して「Ethio Jazz」。 ムラトゥ・アスタケ Mulatu Astatke (born 1943 - )。…
Symphony No.1 "HIROSHIMA" (3) 聾者であり、広島被爆者の系にある作曲家ということもあって、メディアを通じて、その名と作品『交響曲第1番《HIROSHIMA》』の在るを認知してはいたが、なにせ、その注目度は半端じゃなく、ネット図書館で検索した…
Dutilleux: The Shadows of Time 投稿アルバムの音源ではありません。 「私の、“蒼いドミナント”にはペシミズムという汚れが付いている。私は疑いを持っているのである。人類がこの地球上で進歩を遂げてきたというのは、勝手な思い込みにすぎないのではない…
10のバガテル 【こうした親愛の情感のうちに静やかに染み入る小ぶりのピアノ小品は、わたしの最も好みとする音楽だ。今のところ、技巧を凝らした華麗なピアノなぞあまり聴きたくない気分のうちに在る。ホッとさせてくれる。ほどよい音の数と間合い。過剰大…
麻衣/ウルルの唄 たまたまラジオから流れていて、この歌唱はいい!・・・と。へんにじょうずを表に出さず、シンプルに歌う、このさりげなく、飾らないうたごころがいい。私は歌がうまい、うまく歌おう・・・といった自意識から離れて、すがすがしく気持ちが…
Joseph Haydn Piano Trios Hob. XV/1, XV/5, XV/C1 and XV/37, Van Swieten 投稿アルバム音源のものではありません。 【 ハイドンをきくたびに思う。なんとすてきな音楽だろう、と。すっきりしていて、むだがない。どこをとってみても生き生きしている。いう…
The Amadeus Quartet, 1951 - Brahms,String Quartet No. 1 in C minor Op. 51 すでに6年近くまえに、 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/51079111.html ブラームスの『弦楽四重奏曲全集』CD2枚組み。芳醇かつ滋味。世界は流麗と洗練された弦の響きで彩…