yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『20世紀の不滅の大指揮者たち ~カレル・アンチェル』。はたして、音楽の洗練とはいったいナニホドカ。勁くて剛い指揮者カレル・アンチェル

Dvořák Symphony No.8 Karel Ančerl 1960 なんと勁くて剛い素晴らしい民族スピリッツの湛えたドヴォルザークでありスメタナであることか。洗練とは言いがたいのに、胸にグッとくる・・・。今まで聴いてきた洗練のドヴォルザークやスメタナってはたして…と思…

シベリウス『交響詩「4つの伝説曲」』。物語る共同性のロマンと抒情。

Sibelius: The Swan of Tuonela シベリウス 交響詩《四つの伝説曲》より レンミンカイネンの帰郷 物語をもつとは、共同性を生きるということなのでしょう。そのタマシイをものがたり謳いあげるとは、ともに響くもの在るゆえか斯くもうつくしい。 わたしたち…

『月の光 ~ 辻井伸行 plays ドビュッシー』。模範的、堅実なドビュッシー。

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 2009 Cliburn Competition PRELIMINARY RECITAL ドビッシー 映像 BOOK 1 2-2 身体的ハンディ持ちながらも、国際的な音楽コンクールで日本人初の優勝を得たということで一躍注目されたピアニスト・辻井 伸行(つじい のぶゆき、1988…

ヘンデル『組曲第9番~第16番/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ』。リヒテルのヘンデル。ピアノヴァージョン。ヘンデル?

Sviatoslav Richter plays Handel keyboard suite in G minor, no.9 Händel - 1977 - Eric Heidsieck- Suite No. 9 in G minor HWV 439 ネット図書館所蔵リストに、リヒテルのヘンデル「クラヴィーア組曲」なるアルバムが目にとまった。その組み合わせにであ…

『20世紀の偉大なるピアニストたち~マルタ・アルゲリッチ(2)』。情感に過剰に流されるのではなく、かといって機能的というのでは無論なく・・・。

Argerich in Tokyo, 1970 - Chopin Sonata No. 3 in Bm 【ショパンは精神の問題を避けて、芸術をつくりすぎた。】(吉田秀和「私の好きな曲」より) きのうのアルゲリッチのシューマンも、アルゲリッチだからというのでネット図書館所蔵を鑑賞したのだけれど…

シューマン『ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲』。とりわけ遺作「ヴァイオリン協奏曲」の【哀しみをふりしぼり奏でられる。哀切】にはいつもながらグッとくる。

Schumann: Violin Concerto in D minor - Gidon Kremer (Live recording) シューマンのヴァイオリン協奏曲と、ピアノ協奏曲。シューマンがものしたこれら協奏曲を、以下すでに印象綴り投稿しているので、ことさらに紡ぐことばをもたないのだけれど。ここ最近…

明日から仕事。

さて、我が家の真打登場ということで、正月の休みを締めくくるとしましょうか。 トップの画像は、XPのサポート打ち切り迫るということで、年末セールを利用して格安目玉で手にした、連れ合いの仕事用のノートブック(ウインドウズ7です)の壁紙画像(わが…

美智子皇后御歌。

東山魁夷「朝雲」 喜春楽 序 ドサッと郵便受けに配達されていたぶ厚い元日の新聞を取り込んだままにしてあったのを今日、暇にあかせて読んでいたら、美智子皇后の御歌が掲載されてあった。 去る平成25年に詠まれた歌よりとのこと。自然が美智子皇后の心の…

正月も三日目。大阪はいい天気です。

山口晃 「絵馬圖」 走れコウタロー ソルティ・シュガー 今年は干支で午(うま)年とか。馬は颯爽?いや勇壮に疾駆するのイメージ。さてうま年の景気やいかん。メディアも政府ともども景気上向くのアナウンスに努めておりますが・・・。お札をジャンジャカ刷…

きのう元日、新年迎えての氏神様への初詣・・・。

しめ飾り 連れ合いともども大阪市内の産では、長い道のり実家へ里帰りといった趣なく、というよりどちらの親も、もう送って久しく、はやこちらが後追いせんばかり・・・。旅行も、行ったらいったで、それなりに面白いのは分かっていても、そんなに好きでもな…

新年あけましておめでとうございます。

加山又造 「富岳」(1997) 新年あけましておめでとうございます 佳き年でありますようお祈り申し上げます 平成二十六年 元旦 祝賀の詞 祝賀の詞 <河野天籟> しゅくがのし <こうのてんらい> 四海波平らかにして 瑞煙漲り しかいなみたいらかにして ずいえんみな…