yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『20世紀の偉大なるピアニストたち~マルタ・アルゲリッチ(2)』。情感に過剰に流されるのではなく、かといって機能的というのでは無論なく・・・。

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Argerich in Tokyo, 1970 - Chopin Sonata No. 3 in Bm

       

 【ショパンは精神の問題を避けて、芸術をつくりすぎた。】(吉田秀和「私の好きな曲」より)

きのうのアルゲリッチシューマンも、アルゲリッチだからというのでネット図書館所蔵を鑑賞したのだけれど、きょうのアルバムもアルゲリッチだからというので、借りたにすぎない。

タイトルは『20世紀の偉大なるピアニストたち~マルタ・アルゲリッチ』。本を読むでもなくの半ばうたた寝の読書のナガラで聴いていて、だからなのか、そんなに興を感じるほどではなかったのだけれど、YOUTUBE動画音源にてアルゲリッチショパンを聴くにおよび、スゴイナ~と。たしかにアルバムシリーズのタイトル『GREAT PIANISTS』にピックアップされるのもむべなるかなと。

情感に過剰に流されるのではなく、かといって機能的というのでは無論なく、自在の高みから来るユトリとゆたかさ。



Martha Argerich plays Robert Schumann - Piano Sonata No. 2 in G Minor, Op. 22




『20世紀の偉大なるピアニストたち~マルタ・アルゲリッチ(2)』

ディスク:1

1. 前奏曲第25番嬰ハ短調op.45(ショパン)
2. ポロネーズ第7番変イ長調op.61「幻想」(同)
3. マズルカ第36番イ短調op.59-1(同)
4. 同第37番変イ長調op.59-2(同)
5. 同第38番嬰ヘ短調op.59-3(同)
6. スケルツォ第3番嬰ハ短調op.39(同)
7. 24の前奏曲集op.28(同)
8. スケルツォ第2番変ロ短調op.31(同)
9. ポロネーズ第6番変イ長調op.53「英雄」(同)

ディスク:2

1. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58(同)
2. ピアノ・ソナタ第2番ト短調op.22(シューマン)
3. ピアノ・ソナタロ短調S.178(リスト)
4. ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調S.244(同)