yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

FIFA U-17ワールドカップ メキシコ2011。次戦はベスト4賭けてブラジルとガチで対戦。なんという幸せ。貴重な体験だ。いいね~。ガンバレニッポン。

Japan vs New Zealand 6-0 [29/06/11] FIFA U-17 World Cup 2011 All Goals ≪FIFA U-17ワールドカップ メキシコ2011≫で18年ぶりに決勝トーナメント進出し、対ニュージーランド戦を6-0で圧勝。ベスト8に。次なる対戦相手はブラジル!。もち…

山下洋輔『クルディッシュ・ダンスKURDISH DANCE』(1892)。自信と余裕の小走り、ジョギングするジャズ。ちょっとだけ山下洋輔・・・デス。

Kurdish Winds - Yosuke Yamashita (Trio), feat. Joe Lovano ネット図書館で借りて鑑賞。1992年リリースとある。このころはジャズはいうを及ばずほとんど音盤から遠ざかっていた時期にあたる。60年後半から70年にかけてあれほど熱狂して聴いていた…

女子サッカーワールドカップ2011。なでしこジャパンの初戦勝利。まずはめでたし。

Women's World Cup, Germany どんなカテゴリー(U-17ワールドカップ、U-20ワールドカップ、五輪)にせよ、ニッポン代表が国際の舞台で活躍するのはウレシイ、たのしい。スカッとする。このときだけはハッキリとナショナリストになる。それでいいんです。…

大和文華館の庭園のアジサイと、鉄斎の書画鑑賞。余白の・・・というのではなく墨で描かれていない<白>の強さ、そのリアリティの強烈さ。

奈良は学園前にある大和文華館(やまとぶんかかん)の、記念行事の催しのひとつだったのか、庭園内のアジサイ観覧と、同館が所蔵する鉄斎の書画鑑賞を、一日だけの無料開放ということで、「アジサイ観にいけへん~、無料やねんて」という連れ合いの言葉に誘…

ヴァン・ヘイレン『1984』。今一度ハードロックの能天気なまでのパワフルな音響へ身を紛らわせることとしよう。ノイジーな音の世界は、かえってココロの平静をもたらす。

Van Halen - Jump (HQ music video) ジャンプ 俺は立ち上がるぞ。俺を止めるものは何もない お前はひどい目に遭ったのさ。俺はあちこちで最悪なことを見てきたぜ 俺は知ってるぞ、ベイビー。お前がどう感じているのか 本物にたどり着くには、困難にも柔軟に…

エアロスミス『アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ』(CD2枚組)。腹の底までギンギンに響くエネルギッシュなロックサウンド、パワフルなヴォーカル。ひさしぶり。

Aerosmith Livin on the edge (live) リヴィング・オン・ジ・エッジ 何かが間違ってるこの世の中 でもその実態がつかめない 俺たちの見る目がヘンになっちまったのか 物事が違った風に見えてくる こんなはずじゃないと神は言う でも驚くことなんて何もない …

バッハ『ソプラノとヴァイオリンのためのアリア集』。斯くも神とともに生きるバッハの音楽に、ココロは穏やかだ。

Kathleen Battle - Bach Kantate58-3 - Ich bin vergnügt in meinem「われはわれを囲める悩みの中にも満ち足れり」 ロンドン五輪出場をめざすサッカーU22日本代表の最終予選進出決定。まずはめでたし。3.5枠獲得めざして茨の道、険しいことではあるけ…

山下洋輔・筒井康隆『家』(1976)。

Tsutsui Yasutaka & Yamashita Yosuke - Umi Tsuki とりたてて、記事にするほどの思いも無いのだけれど、ひと月にわたって連載される今月の日本経済新聞朝刊の『私の履歴書』を山下洋輔が執筆している。社会的地位を上り詰めたひとに自叙伝執筆の機会を供す…

最近は新聞等に目を通すのも気が滅入るばかり。政治家ばかりを指弾して済むものではないのだけれど。それにしても・・・。

以前も取り上げたと記憶するのだけれど、どうなっているのだろう・・・。なんとバッハの書庫に≪バッハ『無伴奏チェロ組曲 全曲』。心穏やかに、心鎮めるべく今晩はセバスチャン・バッハの無伴奏チェロ。≫として投稿した記事に引用貼り付けていたのだった。で…

フランク&ラヴェル『ヴァイオリン・ソナタ』。ヴァイオリンとピアノという地味な室内楽デュオ作品。けれど音楽の醍醐味はここにあり。。

Ravel Sonata for Violin and Piano mvt.1. 最近は投稿するにしても、すでに済んでいるのではないかという既視感というか、強迫観念にとらわれる。いちおう過去に遡ってブログ内を確かめたところ、投稿した形跡がないようなので、投稿としよう。ネット図書館…

佐治晴夫・宇宙物理学者「希望という名のエネルギー。人は太陽の1万倍。」

論理の背後に、しなやかに撓む感性(自らバッハをパイプオルガンで演奏する)をもってやさしく自然原理を説く宇宙物理学者・佐治晴夫の記事とネットにて出くわし、きょうはそれを、能のないことだけれどまるまる転載して、きょうの投稿としよう。 佐治博士の不…

松岡正剛『危ない言葉』。「切ない言葉」のほうが、松岡正剛にはフィットする・・・。

混乱しなさい。世界や社会や家庭なんて、それから会社だって、ろくに経営できないということを知りなさい。で、うまくいかなくったっていいのである。転んだってかまわない。なぜ失敗したことが悪いことなのか。 さて、あえて誤読としようか・・・。 「危な…

『浪曲さわり集 ベスト』(CD2枚組)。セピア色の名調子にのった、義理と人情、涙の大人の子守唄。

広沢虎造 - 森の石松三十石船道中 1/3 「三筋の糸にのせて謳いあげる夢と涙の物語。浪曲はいわば大人の子守唄、心のふるさととでも申せましょう」の名文句ではじまるNHKラジオの「浪曲十八番」。最近は放送時間が我がリスニングタイム(帰宅途上の車中)…

『グレン・グールド、バッハ:ゴールドベルク変奏曲-メモリアル・エディション-』(CD3枚組)。無量無辺無碍無体。

Glenn Gould Goldberg Variations 1955 & 1981: 0 - Aria 「<ゴルトベルク>変奏曲は、終わりもなければ、始まりもなく、ほんとうのクライマックスもほんとうの解決もない音楽だ・・・。直感的な理解を通じて実現する調和、技巧と吟味から生まれる調和が、…

「こどもの情景/戦争と子供たち」。いつの時代どのような時であっても子供は希望だということを知る。

影山 光洋 《小麦の収穫祝、家族の肖像》 1946年 一昨日の新聞記事で目にとまった写真を貼り付けて、きょうは投稿としよう。ちょうど3月11日の震災の日に≪戦場カメラマン・報道写真家のロバート・キャパ。死の直前に撮った1954年の愛おしいニッポン。…

Michel Pilz / Peter Kowald / Paul Lovens 『Carpathes』(FMP 0250・1975)。益荒男振りといった風情。強固です。

Peter Kowald / Wadada Leo Smith / Gunter Sommer - Touch The Earth (1979) 投稿音源のものではありません。 アモルフな音の世界に快感するのがフリージャズの醍醐味。紹介しようにも動画音源とてなく、しょうがないね~。当該音源ではないけれど貼り付け…

松岡正剛 『切ない言葉』。

「生まれてきたのに、ここまで来たのに、あんな時もあったのに。」 「熱かろうと、涼しかろうと、世の中もぼくの一日もどんどんと過ぎてゆく。有為は転変、有為の奥山さえ「けふ」も越えられていく。そんなことをいちいち実感するようになったのは、この数年…

ディープ・パープル『Slaves and Masters』(1990)。こういった激しく過剰なロックサウンドを聴くにつけ、ジャズのなんとしょぼいことかと思わせられる。ジャズは好きなんだけれど・・・。

Deep Purple-Love Conquers All 「ラブ・コンクァーズ・オール Love Conquers All」 これで終わりなのか 友達を失うというよりも 夢を失う気分だ 空を飛ぶ鳥よ 俺は闇に向かって銃を撃つ 誰に出会えるのか ああガール たとえ一生かかろうとも 俺はあらゆる壁を…

ローリング・ストーンズ『Steel Wheels』(1989)。たまにはいいもんだ。1963年デビューだそうで、すごいもんです。とするとメンバーたちのオントシは・・・。

Rock and a Hard Place / The Rolling Stones エデンの原には ゴミがいっぱい オレたちが頼んでも借りても盗んでも 取り戻せやしないんだ 人々は腹をすかせて 群がって来る 街はどんどん大きくなって 国中がものごいしながら町に来る ロックとハードの狭問に…

『黛敏郎 Music With Sculpture ほか』。右翼(国粋)的であろうが、なかろうがいいものはいいと認めよう。右のほうから時流に抗ったのも勇気のあることで・・・。

TOSHIRO MAYUZUMI: Concerto for Percussion and Wind Ensemble とり上げたアルバム内容とは関係のない投稿になってしまうのだけれど、どれも動画音源のひとつもなく、かといって他に手持ちのアルバムとてなく、やむなくといったしだい。あえて言えば、黛 敏…

五嶋 みどり『カーネギー・ホール・リサイタル』(1990)。この度胸、メンタリティ。才能とはいえ、すばらしい(弩シロウトが言うのもおこがましいことでありますが・・・)。

MIDORI LIVE AT CARNEGIE HALL(01-2): Strauss Violin Sonata 19才の五嶋 みどり(ごとう みどり、1971 - )。1990年カーネギー・ホール・リサイタルのライヴ録音。なぞっているだけなんぞといったものでなく、臆するところ微塵も感じられない、この自…

リヒャルト・シュトラウス『ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18』。弱冠18才にして成った作品。月並みですがこの瑞々しくもロマンティックな曲趣をもつ若き天才の作。

Sarah Chang: Strauss Violin Concerto (Movement II) ァ~なんと美しいんだ・・・。こういったことば以上にことばを紡ぎ出せない。これも難儀なことではある。毎度ながら。 【ヘーゲルはかつて音楽の出発点が「心情の「ああ」と「おお」」であるといくぶん…

文芸評論家・吉本隆明(86才)「反核異論」(1982)に思う。時流大勢に抗する根源的思考とは。

私は、天邪鬼でへそ曲がりです。拙い、私のこの音楽ブログの取り上げているメインのジャンルが現代音楽でありノイズであり、フリージャズ等々であることで、そのことはすでに証示されていると思われるが。要するに、あえて大勢になびくことを控えようという…

【東日本大震災報道写真ギャラリー「記憶―忘れてはいけないこと」】。

いつも言っていることだけれど、わたしは雑誌の類は買ってまで読まない。新聞で十分だ。毎朝の朝刊の記事量を思えば、それ以上に週刊誌など読む気もおこらない。で、その今日の夕刊の催しガイドという小さな記事にあった切手大ぐらいの写真にひきつけられて…

バッハ『ゴールドベルク変奏曲BWV988』。横山幸雄で聴く。録音上の問題なのか演奏上のそれなのか・・・。潤い、艶が・・・。音楽というよりピアノは鳴っている。

バッハ数寄。とりわけゴールドベルク変奏曲。ということもあって、町の図書館で借りてきた(じつは2回目)横山幸雄(よこやま ゆきお、1971 - )の『ゴールドベルク変奏曲BWV988』。これは≪昭和の名ホールとして音楽ファンに愛された石橋メモリアルホ…

またまた終始がつかなくなった。だから云わんこっちゃない。投稿するべきじゃなかった・・・。

あまり政治のことなどを記事にしたくはないのだけれど・・・。音楽(鑑賞)ブログを趣意とするということもあり。世上にぎわす「菅降ろし」。何やってんだ、との思いはおなじくかわらねど、誰がやってもたいして変わり映えはしないだろうとの思いは多少どころ…

『尺八のひびき』。三曲合奏もの。べつに日本人だから聴いてよね!・・・というより、こうした世界を知らずして、いや食わず嫌いで聴かずして音楽を語るのは片手落ちじゃないの・・・。

若菜手事より 失礼ながら・・・。 あまり洋楽ばかりじゃあ、というわけで、きょうは邦楽。それも伝統邦楽の、三曲合奏もののアルバム。≪三曲合奏とは、三曲の楽器である地歌三味線(三弦)、箏、胡弓の三種の楽器による合奏編成、及びそれにより演奏される音…

コンロン・ナンカロウ『Studies作品集』。生身の人間では到底演奏できない異常なスピード・運指をオルゴールの要領で演奏させる自動ピアノ演奏。一生を賭けての狂気じみた穿孔作業。

Conlon Nancarrow, study no.12 「昨年の夏、パリのレコード店でナンカロウの作品集(VOL.1とVOL.2の2巻)を見つけた。それらを聴いた私はたちまちのうちに感激し心を奪われてしまった。この音楽はウェーベルン、アイヴズ以来の最大の発見である…

リヒャルト・シュトラウスのピアノ曲できょうはオヤスミです。

Richard Strauss - 5 Pieces for Piano Op.3 No.1 ほんらい、この音楽ブログでは「YOUTUBEの館」に貼り付けるべきだと思うのだけれど、投稿記事まとまらずということで、好きな作曲家のひとりリヒャルト・シュトラウス(Richard Georg Strauss, 1864 …

エドワード・エルガー『ミュージック・メイカーズ The Music Makers』。落日せる大英帝国。そのかつての栄光を信じて疑わぬ?、謳いあげる情熱的までのロマンティシズム。

Lorraine Hunt Lieberson sings "The Music Makers" by Elgar - LIVE! エドワード・エルガー(Sir Edward William Elgar、1857 - 1934)。云うまでもなく、あの≪オ~大英帝国!といった栄光の賛歌≫「威風堂々」の作曲家。豊麗なオーケストレーションとロマン…