yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ローリング・ストーンズ『Steel Wheels』(1989)。たまにはいいもんだ。1963年デビューだそうで、すごいもんです。とするとメンバーたちのオントシは・・・。

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Rock and a Hard Place / The Rolling Stones

               


       エデンの原には
       ゴミがいっぱい
       オレたちが頼んでも借りても盗んでも
       取り戻せやしないんだ
       人々は腹をすかせて
       群がって来る
       街はどんどん大きくなって
       国中がものごいしながら町に来る

       ロックとハードの狭問にはさまって
       どっちを向いてもゴツゴツばかり

       自由がどうの
       権利がどうのとみんな口にするけど
       それはつまり弱いものいじめの個人戦
       ほこりはたいて自分たちの目に入れてるようなものさ
       農民たちはますます
       貧しくなってまるでとことんみじめ
       十字砲火に捕まって
       もはやシャツしか残されていないのは誰だ

       □ツクとハードの狭問にはさまって
       どっちを向いてもゴツゴツだらけ

       立ち止まって優しい顔つきするがいい
       ロックとハードに挟まれちゃった

       オレたちは同じ船に乗り合わせた
       同じ海を旅してる
       同じそよ風に乗って
       南に向かっているんだ
       夢の教会には
       銀の尖塔を建てた
       オレたちのいたずらっこたちは
       火薬の詰まったサイコロで遊んでる

       ロックとハードの狭問にはさまって
       立ち止まったほうがいい
       真実を教えてくれ
       ごまかしはいらない
       羊の代わりに、それから子羊の代わりに
       首つられて八つ裂きにされちまう

       □ツクとハードの狭間にはさまって
       どっちを向いてもゴツゴツだらけ
       立ち止まって
       優しい顔つきするがいい
       おまえが
       オレをどうしちゃったのか
       わからないのか


きのうの土曜日、この不景気(大企業だけはべつです)で、べつに仕事あるわけではないのだけれど、家にいると家事手伝うわけではないので居心地わるく、きずつないこともあり仕事にかこつけて家を出る。事務所でダラダラと、溜まっている新聞や本をつまみ読みして半日過ごす。ひと仕事したふりしての帰りの自動車のラジオから流れていたのがタモリに負けず劣らずの、口に脳があるがごとくのおどろくべき喋りと滑舌、その話術で魅了するDJの赤坂 泰彦(あかさか やすひこ、1959 - )と これまた異色のキャラ雨蘭 咲木子(うらん さきこ、本名:水野 咲子(みずの さきこ)、1963 - )とのふたりの絶妙のやり取りがおもしろい≪サタデーワイド 第2部 ラジオマンジャック≫だった。その日はロック特集とかで久しぶりに帰途のわずかの時間といえ、ロックを堪能した。イメージ 2リスナーの年齢層のゆえなのか、番組構成の意図なのか、クイーンや、ビートルズローリング・ストーンズ等々などが流されていた。なかでも、やはり強烈にわが耳に届いたのはストーンズの≪「Rock and a Hard Place」≫だった。で、さっそくきょう町の図書館に所蔵されていた『Steel Wheels』(1989)を借りてきた。たまにはいいもんだ。1963年デビューだそうで、すごいもんです。とするとメンバーたちのオントシは・・・。





ローリング・ストーンズ『Steel Wheels』(1989)

1. Sad Sad Sad
2. Mixed Emotions
3. Terrifying
4. Hold On To Your Hat
5. Hearts For Sale
6. Blinded By Love
7. Rock And A Hard Place
8. Can't Be Seen
9. Almost Hear You Sigh
10. Continental Drift
11. Break The Spell
12. Slipping Away




THE ROLLING STONES Almost hear you sigh(LAETITIA CASTA)



「Almost Hear You Sigh」

I can almost hear you sigh
I can almost hear you cry
On every crowded street
All the places we would meet

What will I do without you
They say that life goes on
I'm feeling sorry for myself
I can't belive you're gone

You acted much too calm
You turned on all the charm
You had a cold look in your eyes

I can feel your tongue on mine
Silky smooth like wine
I'm living with those memories
That's all that's left of you and me

I can almost hear you sigh
Almost hear you cry
When you made sweet love to me
And you turned on all the charm
Acted much too calm
You had a cold look in your eyes

Did it mean nothng
Was it all in vain
Was I just your fool
Or was the pleasure pain
Have you set me free
Or will I wake up
In the morning
And find out it's been a bad dream

Come on, I beg you
I want to be your main man

I can almost hear you sigh
Almost hear you cry
When you make sweet love to me
Almost see your smile
It stretched half a mile
You had a stone cold look in your eyes


オールモスト・ヒア・ユー・サイ

まるでおまえのため息が聞こえるようだ
まるでおまえの泣く声が聞こえるようだ
どんなに混雑した通りでも
二人の出会いそうなところどこででも
おまえなしにオレはどうしたらいいんだ
人生は続く、と人は言うけど
自分で自分が気の毒だ
おまえが行ってしまったなんて信じられなし
おまえの振舞いは余りに落ち着いていた
あらゆる魅力を駆使しながら
瞳には冷たい視線を宿していた
ワインのようになめらかな
おまえのロづけの舌ざわりを思いだしてる
おまえの思い出と生きているんだ
そうすることしかできない二人の間柄だから
まるでおまえのため息が聞こえるようだ
まるでおまえの泣く声が聞こえるようだ
やさしくオレを抱いてくれたときにも
あらゆる魅力を駆使して
落ち着いた振舞いを見せていた時にも
瞳には冷たい視線を宿していた
おまえには何の意味もなかったのか
すべて虚しいことだったのか
オレはただのおバカさんだったのか
喜びは苦しみでしかなかったのか
オレを自由にしてくれたと言うのか
朝になれば
オレは目をさまし
悪い夢を見ていたと思うのだろうか
お願いだ
おまえの男になりたいんだ
まるでおまえのため息が聞こえるようだ
まるでおまえのため息が聞こえるようだ
やさしくオレを抱いてくれたとき
おまえの微笑みが見えた
どこまでも広がるようなおまえの微笑みだった
それでも瞳には冷たい視線を宿していた




これも聴きたい――
rolling stones hearts for sale steel wheels album
http://www.youtube.com/watch?v=ppUFbGQVBcQ