yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『黛敏郎 Music With Sculpture ほか』。右翼(国粋)的であろうが、なかろうがいいものはいいと認めよう。右のほうから時流に抗ったのも勇気のあることで・・・。

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TOSHIRO MAYUZUMI: Concerto for Percussion and Wind Ensemble

              

とり上げたアルバム内容とは関係のない投稿になってしまうのだけれど、どれも動画音源のひとつもなく、かといって他に手持ちのアルバムとてなく、やむなくといったしだい。あえて言えば、黛 敏郎(まゆずみ としろう、1929 - 1997)の名が見えたのに便乗してといったところだろうか。政治的言動が、それも右翼的?なそれが災いしてか、没後、取り上げられること少ない。残念なことだ。右翼(国粋)的であろうが、なかろうがいいものはいいと認めよう。右のほうから時流に抗ったのも勇気のあることで・・・。ただいま、空気に流されてかっこよく、おもねるがごとく発言している文化人たちの腰の据わらない姿を見るにつけ。3月11日以降の新聞をすべて、古紙回収に出さず手元に置いている。彼ら(文化人、ジャーナリストたち)のエエカゲンさ、良心!の軽さを検証するために。







黛敏郎、関連投稿記事――

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/53974354.html 黛敏郎の『トーンプレロマス55・黛敏郎管楽作品集』(1999)。雄々しく力感溢れる益荒男の響く、豊麗、壮大にして明快な世界、そのエネルギーの造形と<男性>性。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/47803002.html ≪「顧みられぬ非凡の作曲家」≫ 黛敏郎、没後10年に思う。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/52344119.html 黛敏郎作品ほか、高橋悠治演奏の『ピアノの変換』(1969)。現代音楽の創造営為は決して失われた数十年ではない。いまや大事にしたい現代音楽の古典。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/35098622.html ヘテロフォニックに奏でる不協音のアモルファスな勁い精神の響く現代雅楽 黛敏郎『昭和天平楽』(1970)


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/33850107.html モダニズム(電子・音響開発)と日本的心性・余情(鐘、読経)との出会いにうねる精神の発露を聴く黛敏郎の『涅槃交響曲』(1959)





『Penderecki: Pittsburgh Overture, Mayuzumi: Music With Sculpture, Williams: Sinfonietta Of Wind Ensemble』
Eastman Wind Ensemble

Tracklist :
A1. Krzysztof Penderecki –
Pittsburgh Overture 10:45

A2. Toshiro Mayuzumi –
Music With Sculpture 4:21

B1. John T. Williams –
Sinfonietta For Wind Ensemble
B1.1 Satz: Lento Assai 7:50
B1.2 Satz: Lento 3:24
B1.3 Satz: Molto Allegro 3:47



Toshiro Mayuzumi: Symphonic Mood (1950), Bacchanale (1954) 黛敏郎 饗宴