yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カラヤンの『ストラヴィンスキー管弦楽集』。珍品もののカラヤンの「春の祭典」。

Suzanne Farrell, Peter Martins - Balanchine's "Apollo" 3年以上も前にすでに≪http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60371890.html ストラヴィンスキー『ミューズの神を司るアポロ APOLLON MUSAGETE』(1947年版)。まさしく≪抑制の効いた厳粛さ≫の支配…

スロベニアを産とするオーストラリアの作曲家ボジダル・コスの「バイオリン協奏曲」。情報不足でこちらが知らないだけで・・・。

Božidar Kos - Viola concerto, I. movement 過日、現代音楽の番組で「音の現在(いま)~オーストラリアの管弦楽作品」とタイトルされ(このことは放送後のアナウンスで知った)放送されていた。途中からのスイッチオンだったのだけれど、そのときたまたま…

バルトーク『バレエ<木製王子>、舞踏組曲 Sz77 』。リヒャルトシュトラウスの豊麗の影。知的であり続けようとする生真面目なバルトーク。

Béla Bartók - The Wooden Prince, I-II バルトーク(Bartók Béla Viktor János ,1881 - 1945)とストラヴィンスキー(Igor Fyodorovitch Stravinsky、1882 - 1971)、この20世紀を代表する作曲家のバレエ音楽。さすがバルトークと言わしめるパッションに…

シチェドリン 『ピアノ協奏曲第5番』(1999)とストラヴィンスキー『火の鳥(1919年版)』。

Denis Matsuev. R.Shchedrin piano concert №5 III.Allegro assai. ストラヴィンスキー『火の鳥(1919年版)』と、シチェドリン(Rodion Konstantinovich Shchedrin, 1932 - )の『ピアノ協奏曲第5番』(1999)のカップリングされたアルバムをネット図書館で借り…

アントナン・アルトーへのオマージュ?ミュージック・コンクレート、アーティフィッシャルの雄、ピエール・アンリの『Fragments pour Artaud 』(1970)。

Pierre Henry: Fragments pour Artaud (1970) こんなのがYOUTUBE動画サイトにあった。ミュージック・コンクレートの雄、ピエール・アンリのもの。題して『Fragments pour Artaud 』(1970)。 なんと稀代の演劇家、詩人のアントナン・アルトー(Antonin…

シュニトケ『交響曲第2番「聖フローリアン」』。語りえぬ神に対峙する深甚な祈りの音楽精神・・・を聴くことだろう。

Alfred Schnittke: Sinfonia n.2 "St. Florian" (1979/1980) I. Rexitando (Kyrie) II. Maestoso (Gloria) III. Moderato (Credo) IV. Pesante (Crucifixus) - Coda: agitato (Et resurrexit) - Maestoso V. Andante (Sanctus) VI. Andante (Agnus dei) ここ…

ショスタコーヴィチ『協奏曲全集』CD3枚組。線的リニアーな、気恥ずかしい口三味線的貧相な分かりやすさ、臆面のなさから解放された傑作「ヴァイオリン協奏曲 第1番」。

Shostakovich: Violin Concerto No.1 - Repin&Gergiev/WPh(2006Live) 投稿アルバム音源のものではありません。 ネット図書館で借りたショスタコーヴィチ『協奏曲全集』。CD3枚に収められたピアノ、ヴァイオリン、チェロの各々の協奏曲2曲ずつ。もっとも…

ワルツって、どうしてこうもかなしく響くのか。

Dmitri Shostakovich - Waltz No. 2 幸せにおびえる・・・。幸せすぎてなんだかこわい・・・。幸不幸、となりあわせとはよく言ったものだ。 「別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る」 とは、中島みゆきでした。 ワルツって、どうしてこうもかなし…

とり戻そう、音楽を聴く悦び・・・。

Vincenzo Bellin Callas sings La Sonnambula:Vincenzo Bellin あ~なんとかならないのかな~とつぶやきながら聴くでもなく・・・、聴いていたオペラ放送。 こりゃ国産だな~と思って聴いていたらあんのじょうだった。この如何ともしがたい彼我の差。これ以…

リリ・ブーランジェ『詩編 第130編』。う~ん、これは!。いい出会いでした。

Lili Boulanger: Psaume 130, Du fond de l'abîme (1917) きょう仕事帰りの車の中で、頭の部分だけ、それも時間にして数分にしか過ぎなかったのだけれど、聴く巡り会わせをもったフランスの女性作曲家リリ・ブーランジェ(Marie-Juliette Olga Lili Boulange…

ストラヴィンスキー『春の祭典』初演から今年は100年・・・。

Bernd Alois Zimmermann (1918-1970): Sinfonia in un movimento (1951, rev. 1953) -- NDR Sinfonieorchester diretta da Günter Wand 20世紀音楽史上最大のエポックメイキングな出来事のひとつ、ストラヴィンスキーの『春の祭典』のセンセーショナルな初…

ショスタコーヴィチ『ピアノ作品集』。なかなかに、ナイーブでリリカルな作曲家のいい意味での資質が、静かに聞こえてくる。

Maria Yudina plays Shostakovich Sonata No. 2 in B minor op.61 投稿音源のものではありません。 風邪からいくぶん体力をもちなおして、少しは<気>も晴れてきつつあると言いたいけれど、じつは、この月は仕事(ルーティン)上もっともウットオシイひと月…

風邪は万病の元。すべからく<気>を奪ってしまう。もう4日もこうしたカッタルイ気力のわかぬ日をすごしている。

高熱で悪寒をともない節々が痛むといった風邪の典型的な症状が、これといってあるわけではないのに、なんとなくカッタルク気力がわかない。すぐリクライニングシートに体を横たえボーっとして目を閉じうつらうつらと半日以上を過ごしている。(寝返りままなら…