yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『コルトレーン・フォー・ラヴァーズ』。コルトレーンのバラード集。臨場感をもって個々の楽器の肉声がより鮮明に歌い生きてくる音量で聴くべし・・・。

John Coltrane - I Want To Talk About You – 1962 投稿音源のものではありません。 きのう投稿したチック・コリアのソロアルバムといっしょに町の図書館で借り受けたのがコルトレーンのバラード集『コルトレーン・フォー・ラヴァーズ Coltrane for Lovers』…

チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション VOL.1』(1971)。数ヶ月で空中分解した<サークル circle>と同時期のピアノソロ。

音源:Picture8&11 http://www.youtube.com/watch?v=ulTOakYongM&feature=youtu.be&noredirect=1 Herbie Hancock and Chick Corea (1978) 投稿音源ではありません。 チック・コリア(Chick Corea、本名:Armando Anthony Corea、1941 - )といえば、「リタ…

ブラームス『クラリネット・ソナタ第1番&第2番、他』。しみじみとした感性を歌い上げるにふさわしいまろやかな音色。クラリネット。

Brahms Clarinet Sonata in F Minor, Op. 120, No. 1 投稿音源のものではありません。 きのう≪ブラームスピ『アノ三重奏曲第1番&第2番&第3番、ホルン三重奏曲』。秋の静夜に聴くにふさわしいブラームスの室内楽。≫と投稿したさい、だいぶ以前の投稿記事…

ブラームスピ『アノ三重奏曲第1番&第2番&第3番、ホルン三重奏曲』。秋の静夜に聴くにふさわしいブラームスの室内楽。

BRAHMS Piano Trio no.1, op.8.wmv 投稿音源(スーク・トリオ)のものではありません。 ブラームスのピアノ・トリオって未だ聴いてなかった、いや投稿してなかったのかと、拙ブログ内を覗いてみたところ、どうやら見当たらない。ということもあるのだけれど…

STEVE SCHOLBE『Mnemonists – Biota』。生命は畢竟、雑音、ノイズか?

Mnemonists – Biota おおむかし、知人から頂いたカセットテープに入っていた音源。おもてには STEVE SCHOLBE、「Mnemonists – Biota」とだけ記されているのみ。(この分野は疎くてどうもよくわかりません)もうひとつ片面には BIANCHI の「Mectpyo Bakterium…

マイケル・J・スミス 『Totality』(VPA118,1974)。ジャズと現代音楽をセンシティヴに架橋する<脱領域>なこころみ。

Tender Are Your Eyes いつものことですが、まいど気まぐれなアルバム選択でゴザイマス。たぶん?ほとんどご存知ないかも・・・マイケル・J・スミス Michael Joseph Smithの未投稿のピアノソロアルバム。米国を出自とするが、ほとんどをヨーロッパを根城とし…

フレデリック・ディーリアス『管弦楽曲集』。自我があまり前に出てこず、基調は激することなく緩やか、うつくしく牧歌的、ひねもすのたりのたりかな・・・そんな風情です。

Delius - Irmelin Prelude フレデリック・ディーリアス(Frederick Delius, 1862 - 1934)。英国を出自とする作曲家だけれど、両親はドイツ人。それに、若きより米国、フランスに居住し、彼の地で生涯を終えている。 春先に、 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhd…

ボフスラフ・マルティヌー『交響曲第3番(1944年)&第6番<交響的幻想曲>(1953)』。とりわけ第6番<交響的幻想曲>は洗練のハーモニクスで重厚に奏でられるのには感嘆。洗練の保守。

B. Martinů - Symphony No.6 ('Fantaisies symphoniques'), H.343 (Live) 投稿音源のものではありません。 過日ラジオから流れていて印象に残った曲(と言っても途中から、しかもきれぎれに聴いた程度なのだけれど)があった。あとで番組内容をネット検索した…

ジャッキー・マクリーン『The Jackie Mac Attack – Live』(1993)。1991年という時期で、かつ60才を迎えてこのバリバリ・・・ハードバップ。ウ~ンでございました。

Jackie McLean - Attack Live (Full).wmv 先日投稿したコルトレーンと同じく町の図書館で一緒に借りてきたのがジャッキー・マクリーン(Jackie McLean、1931 -2006)のアルバム。はてジャッキー・マクリーン?。どんなだったっけ・・・と思いつつ手に取った…

グノー、サン=サーンス『コラール・ミサ、ミサ曲OP.4』。サン=サーンスの「アニュス・デイ 神の小羊]」の静穏の祈り・・・。沁みてきます。秋です。

サン=サーンス・ミサ曲 アニュス・デイ 9カ月ほどまえに、≪グノー「聖セシールの荘厳ミサ曲から」。こんなに美しい清廉な祈りのミサ曲があったのか。スピリチュアルな旋律の美しさと、清廉な祈りの崇高さ。≫とタイトルして投稿したのだけれど、ネット図書館…

ジョン・ルイス&ハンク・ジョーンズ『ピアノ・プレイハウス』。しっとりと落ち着いて寡黙に佇む風情の、滋味溢れるシンプルなピアノパフォーマンスが魅力。もう秋です・・・。

ミリヤナ きょうもジャズ。秋にふさわしい?しっとりと落ち着いて寡黙に佇む風情の、滋味溢れるシンプルなピアノパフォーマンスが魅力のアルバム。ジョン・ルイスの『ピアノ・プレイハウス』。シンプルな音楽性がこれまた輝くハンク・ジョーンズ(Henry "Hank…

コルトレーン『ライヴ・イン・ヨーロッパ '61』。海賊盤。エリック・ドルフィー参加する「マイ・フェイヴァリット・シングス」。

MY FAVORITE THINGS ’61 一昨日≪『コルトレーン/ライヴ・イン・ジャパン』。1966年。46年前すでになんていうことをやっていたんだろう・・・。≫とタイトルしてCD4枚組みのアルバムを投稿したその流れで、きょうもコルトレーン。 であるけれど、熱…

山下洋輔『ディライトフル・コントラスト』。表現自在。けれどヤマシタヨウスケの音楽性はいかなる場合でも唯一無比。

ディア・M 【 最近は、自分の中にあるありとあらゆる表現の種類を楽しむ心境になっています。・・・ 】(同梱解説書) たしかに、表現自在。けれどヤマシタヨウスケの音楽性はいかなる場合でも唯一無比であるといっておこう。室内楽とのパフォーマンスに、え…

『コルトレーン/ライヴ・イン・ジャパン』。1966年。46年前すでになんていうことをやっていたんだろう・・・。

アフロブルー ジョン・コルトレーンAFRO BLUE(M.Santamaria)John Coltrane 5tet Live Rec. 最近ジャズめいてると云うほどではないけれど、というよりネット図書館にしろ、町の図書館にしろ、借り受けるチョイスの幅が限られてきていることに起因しているだけ…

『マリヤ・グリンベルクの芸術4』。マボロシの?なんてどうでもいいことで、愛すべき民族的旋律にその魅力をもつリャードフを聴きたかっただけで・・・。

ポーランド風の主題による変奏曲 そもそもが、ロシアの作曲家のリャードフ(Anatoly Konstantinovich Lyadov , 1855 - 1914)の名がネット図書館の所蔵リストにあったので、そのアルバムを借り受けただけで、演奏する女性ピアニストのマリヤ・イズライレヴナ…

ミシェル・カミロ『オン・ファイア On Fire』(1989) 。ただたんに、受けのためのラテンジャズでないところが一味違います。感嘆のピアニズム、テクニックを伴う遊(すさ)び。ジャズが踊っています。

Michel Camilo - On Fire (Horacio Hernandez and Anthony Jackson) ミシェル・カミロ(Michel Camilo, 1954-)。≪ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のジャズピアニスト≫(WIKI)。 以下投稿してはや1年もたつのだ。 【 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhd…

バルトーク『交響詩<コッシュート>、3つの村の風景ほか』。21才の作品、交響詩『コシュートSz.21』 (1903年)はリヒャルト・シュトラウスばりだ。けれどのびやかな若き音楽精神の横溢する開放的作品

交響詩「コッシュート」 バルトークのピアノ作品を直近たて続けに投稿したこともあり、まだ聴いていない(といっても山ほどあるのだけれど)作品は・・・と、ネット検索してチョイスしたのがきょうの『3つの村の風景、管弦楽のための協奏曲ほか』を収録した…

プロコフィエフ『カンタータ<アレクサンドル・ネフスキー>作品78、ほか』。大地が響く・・・ロシアだね~。エモーショナルで民族趣芬々の分かりやすい響きがストレートに親しみをもって魅せている。

Sergey Prokofiev - Alexander Nevsky 投稿音源のものではありません ⑧ めざめよ、ロシア人民 立てよ ロシアの民 栄えある戦いに いざ立て 自由の民 守れ わが大地 行け 雄々しく戦え 尊き国のため 家と祖国守れ いざ立て ロシアの民 いざ立て ロシアの民(以…

アントン・ライヒャ『ホルン&クラリネット五重奏曲』。ベートーヴェン、ハイドンつながり。まことに品あり滋味でございます。この滋味=地味さが音楽史の後景に退かされた因であるのだろうか。

クラリネット五重奏曲op.89 (1/4) アントン・ライヒャ?ネット図書館のリスト検索で目にしたのだけれど。なんか聴いたことのある名前だなぁ、とおもいつつWIKIを覗いたところベートーヴェンとは浅からぬ縁のある作曲家(「同じ楽団でヴィオラ奏者だっ…

『モーツァルト・アルバム~トルコ行進曲』。いまやセピア色に染まった、わが子のピアノ教習、発表会のノスタルジックな想いが呼び起こされる・・・。

ピアノのための小品~8つのメヌエットK.315g第1番~8番 当初は、“こどものためのモーツァルト”とする予定でおりました。(スタニスラフ・ブーニン) 先日の≪バルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)。「子供のために・・・」、「ピアノの初歩・…

チャイコフスキー『弦楽六重奏曲ニ長調 op.70「フィレンツェの想い出」、ほか』。ロマンティックでセンチメント。野暮ったさなんのその。まさに愛されるチャイコフスキー、ここにありデス。

Pyotr Tchaikovsky - Souvenir de Florence 投稿音源のものではありません。 過日ラジオから流れていた印象的な曲(といっても後半部分をきれぎれに聴いただけなんだけれど)が以下のチャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky、1840 - 1893)の曲だった。…

バルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)。ひきつづき3稿目。Vol.4より「2つの悲歌op.8b,Sz44」。お~っと、こりゃあドビュッシーじゃございませんか!。

Samson François plays Bartok 2 Elegies, Op.8b No.1 Grave.wmv 投稿音源のものではありません。 お~っと、こりゃあドビュッシーじゃございませんか!。きょうも先日から投稿つづいているバルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)から。VOL.4より…

バルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)。Vol.2より、印象に残った3分未満の小品。バルトークの、神経質でエキセントリック、強迫的ともいえる執拗さが無いぶん穏やかに聴いてられる。

György Sándor plays Bartók Three Hungarian Folksongs from the Csík District 死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。(チャールズ・チャプリン) 一昨日のバルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)の2稿目。だからそのCDから…

Basil Kirchin 『Worlds Within Worlds』 (HELP 18/1974)。手作りの?ミュージック・コンクレート。

Basil Kirchin - Emergence pt 1 先日投稿したジョセフ・ジャーマンや、Paul Van Gysegem のアルバムを棚からピックアップしたときに、これ何?とばかりに手にしたアルバムが、きょう投稿するBasil Kirchin (1927 - 2005) の『Worlds Within Worlds』(1974)…

バルトーク『ピアノ独奏曲集』(CD4枚組)。「子供のために・・・」、「ピアノの初歩・・・」。無心無垢のピアノを聴く思いだ。

Bartók - For Children Sz.42 (Anda). 投稿音源のものではありません。 バルトーク『ピアノ独奏曲集』。CD4枚組。ネット図書館の所蔵検索で目にとまり借り受けた。最初の「子供のためにSz42」と「ピアノの初歩Sz53」ほか、いくらかを聴いただけなのだけれ…

モーツァルト『弦楽五重奏曲第1番~第6番 / ホルン五重奏曲変ホ長調 アマデウスSQ』(CD3枚組)。5番ニ長調 K.593。死の前年。厳しい状況のなか・・・このような背景を抜きにしても・・・。

Amadeus Quartet plays Mozart String quintet KV 593 過日ラジオで途中からだけれど、たまたま耳にした曲が印象深かった。ほんとう、ごく数分の最終章を聴いただけなのだけれど。のち、その放送詳細をとネットで検索したところ以下だった。 【 「弦楽五重奏…

上原ひろみトリオ『ヴォイス』。「弾いている」を超えたものに魅せられる。

Hiromi Plays "I Got Rhythm" by George Gershwin (8/4/2010) 投稿音源ではありません。 週一回休日には散歩がてら町の図書館へ出向くのだけれど、たまにはジャンルの違う所蔵棚を覗いてみるものだ。先日のハクエイ・キムもそうだったけれど、いつから棚に置…