yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

フリージャズ<欧・米>

米国フリージャズの巨人セシル・テイラーに、日本のノーベル賞と称される京都賞(京セラ・稲盛財団)を授与。

Cecil Taylor - Free Improvisation #3 (1981) つい最近、我が国を代表する現代音楽作曲家の諸井誠、それに三善晃のたてつづけの訃報を知り、時代は確実に世代交代の歩みを自然の節理として歴史に刻んでいるのを知らされたのだったけれど、そんな中、たまた…

『チック・コリア&ハービー・ハンコック・デュオ・ライヴ』(1978)。インテリジェンスと遊び心の横溢したすばらしいフォーハンド(four hands)のピアノデュオパフォーマンス。

Chick Corea and Herbie Hancock 02 Ostinato (from bartok:mikrokosmos for two pianos,four hands) 町の図書館で借り受けたアルバムなのだけれど、先日≪チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション VOL.1』(1971)。数ヶ月で空中分解した<サー…

『コルトレーン・フォー・ラヴァーズ』。コルトレーンのバラード集。臨場感をもって個々の楽器の肉声がより鮮明に歌い生きてくる音量で聴くべし・・・。

John Coltrane - I Want To Talk About You – 1962 投稿音源のものではありません。 きのう投稿したチック・コリアのソロアルバムといっしょに町の図書館で借り受けたのがコルトレーンのバラード集『コルトレーン・フォー・ラヴァーズ Coltrane for Lovers』…

チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション VOL.1』(1971)。数ヶ月で空中分解した<サークル circle>と同時期のピアノソロ。

音源:Picture8&11 http://www.youtube.com/watch?v=ulTOakYongM&feature=youtu.be&noredirect=1 Herbie Hancock and Chick Corea (1978) 投稿音源ではありません。 チック・コリア(Chick Corea、本名:Armando Anthony Corea、1941 - )といえば、「リタ…

マイケル・J・スミス 『Totality』(VPA118,1974)。ジャズと現代音楽をセンシティヴに架橋する<脱領域>なこころみ。

Tender Are Your Eyes いつものことですが、まいど気まぐれなアルバム選択でゴザイマス。たぶん?ほとんどご存知ないかも・・・マイケル・J・スミス Michael Joseph Smithの未投稿のピアノソロアルバム。米国を出自とするが、ほとんどをヨーロッパを根城とし…

ジャッキー・マクリーン『The Jackie Mac Attack – Live』(1993)。1991年という時期で、かつ60才を迎えてこのバリバリ・・・ハードバップ。ウ~ンでございました。

Jackie McLean - Attack Live (Full).wmv 先日投稿したコルトレーンと同じく町の図書館で一緒に借りてきたのがジャッキー・マクリーン(Jackie McLean、1931 -2006)のアルバム。はてジャッキー・マクリーン?。どんなだったっけ・・・と思いつつ手に取った…

ジョン・ルイス&ハンク・ジョーンズ『ピアノ・プレイハウス』。しっとりと落ち着いて寡黙に佇む風情の、滋味溢れるシンプルなピアノパフォーマンスが魅力。もう秋です・・・。

ミリヤナ きょうもジャズ。秋にふさわしい?しっとりと落ち着いて寡黙に佇む風情の、滋味溢れるシンプルなピアノパフォーマンスが魅力のアルバム。ジョン・ルイスの『ピアノ・プレイハウス』。シンプルな音楽性がこれまた輝くハンク・ジョーンズ(Henry "Hank…

コルトレーン『ライヴ・イン・ヨーロッパ '61』。海賊盤。エリック・ドルフィー参加する「マイ・フェイヴァリット・シングス」。

MY FAVORITE THINGS ’61 一昨日≪『コルトレーン/ライヴ・イン・ジャパン』。1966年。46年前すでになんていうことをやっていたんだろう・・・。≫とタイトルしてCD4枚組みのアルバムを投稿したその流れで、きょうもコルトレーン。 であるけれど、熱…

『コルトレーン/ライヴ・イン・ジャパン』。1966年。46年前すでになんていうことをやっていたんだろう・・・。

アフロブルー ジョン・コルトレーンAFRO BLUE(M.Santamaria)John Coltrane 5tet Live Rec. 最近ジャズめいてると云うほどではないけれど、というよりネット図書館にしろ、町の図書館にしろ、借り受けるチョイスの幅が限られてきていることに起因しているだけ…

ミシェル・カミロ『オン・ファイア On Fire』(1989) 。ただたんに、受けのためのラテンジャズでないところが一味違います。感嘆のピアニズム、テクニックを伴う遊(すさ)び。ジャズが踊っています。

Michel Camilo - On Fire (Horacio Hernandez and Anthony Jackson) ミシェル・カミロ(Michel Camilo, 1954-)。≪ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のジャズピアニスト≫(WIKI)。 以下投稿してはや1年もたつのだ。 【 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhd…

Paul Van Gysegem sextet『Aorta』(1971) 。ノスタルジアと思い入れのせいもあるのかもしれないが、68・9年から72・3年はフリージャズ、即興演奏の豊穣の時代だった。

NUMMER 86 IS EEN KERRYGERECHT きのう投稿したジョセフ・ジャーマン『Song For』(DL-410/1967)に並んで棚に置かれていた未投稿アルバムの一枚が Paul Van Gysegem sextet『Aorta』(GER 27/1971)。意味は「大動脈」とのことですが・・・。 フリージャズで脳…

ジョセフ・ジャーマン『Song For』(DL-410/1967)。アート・アンサンブル・オブ・シカゴ前史。60年代の熱い混沌・・・。燃えてきます。武骨がいい。

little fox run ちょいと遠ざかっていた硬派のフリージャズ。アート・アンサンブル・オブ・シカゴの創設時からのメンバーの一人ジョセフ・ジャーマン Joseph Jarman(1937-)のファーストアルバム『Song For』(DL-410/1967)。 45年前の意気燃えるブラック…

『Sonny Rollins With The Modern Jazz Quartet』。60年前の1951年収録。天性の歌心でハツラツ快調です。こんなこたぁ言うも恥ずかしく、いまさら・・・ですが。

Sonny Rollins - The Modern Jazz Quartet 1953 ~ Almost Like Being In Love Sonny Rollins & The Modern Jazz Quartet.(貼り付け不可) http://www.youtube.com/watch?v=xHX5nGzNFVI 一昨日投稿したのはハクエイ・キム Hakuei Kim『トライソニーク』だった…

ギュンター・ゾンマー『The Old Song』(FMP –0170、1973)。いくぶんの大衆志向があるとはいえ、やはり骨っぽいドイツ・フリー。しっかりしています。

Aus Teutschen Landen 10日ほどまえに、エアーチェック音源≪「ベルント・コンラーツ 五つの試み」。うん?梅津 和時?佐藤允彦?。今は昔、こんなのが「現代の音楽」という番組で採り上げられていたのだ。フリージャズは元気だった。≫を投稿したのだったが…

「ベルント・コンラーツ 五つの試み」。うん?梅津 和時?佐藤允彦?。今は昔、こんなのが「現代の音楽」という番組で採り上げられていたのだ。フリージャズは元気だった。

5つの試み 音質悪く後半7-8分カット うん?梅津 和時に佐藤允彦、中川昌三、佐藤春樹・・・。それにペーター・コヴァルト、ギュンター・ソマー、ピエール・ファーブル、ハンス・ライヘル、おまけに?レオ・スミス等々ドイツ(ヨーロッパ)フリージャズの…

ハンベニンク&ミシャメンゲルベルク『Coincidents』(ICP 018・1976)。カセットテープ!。ガレージ?で録音ってなものでしょうか。

ハンベニンク&ミシャメンゲルベルク(1) カセットテープでリリースされたICP(Instant Composers Pool)の音源。 ハンベニンクとミシャ・メンゲルベルクのデュオ・パフォマンス。『Han Bennink, Misha Mengelberg* ‎– Coincidents』(1976)。 さて、ど…

ホレス・シルヴァー『エッセンシャル・ブルー・クラシック・オブ・ホレス・シルヴァー・コンピレーション BY 野崎良太(Jazztronik)』。その昔学生時代、巷でよく流れていました。

Horace Silver "Song For My Father" (1964) ≪ハンプトン・ホーズ『ザ・トリオ Vol. 2』(1955)。ウ~ン、ジャズだね~。幸せなジャズの時代だった。≫と昨日投稿した、そのアルバムと同時にネット図書館で借り受けたもう一枚が、きょうのホレス・シルヴァ…

ハンプトン・ホーズ『ザ・トリオ Vol. 2』(1955)。ウ~ン、ジャズだね~。幸せなジャズの時代だった。

ブルース・フォー・ジャック 1週間ほど前にラジオから流れていたジャズに気をよくした。以下だった 【 「ラップ・ユア・トラブルズ・イン・ドリーム」 (ハンプトン・ホーズ・カルテット) (9分20秒) <CONTEMPORARY OJCCD-713>…

ICP 『Tentet, Tetterettet』(ICP 020・1977 )フリージャズのこわもて。クソマジメも良いですが、こうしたアソビもなけりゃね。

Tetterettet ≪ミッシェル・ヴァイスヴィッツ『CRACKLE』(1978)。ハンドメイドシンセサイザーが奏でる愉しいといえば謂えなくもなく、バカバカしいとこれまた謂えなくもない。何かね?これはといった感じ。<数寄>。≫とタイトルし、投稿したのは4年近く前だ…

ダラー・ブランド(のち改めAbdullah Ibrahim)『African Piano』。自然・アフリカの大地との交感に、情感たっぷりとハートフルなジャズピアノパフォーマンス。

Bro Joe from Kilimanjaro - Abdullah Ibrahim (Dollar Brand) http://www.youtube.com/watch?v=0UKRXzCW2PE 残念ながら<UMG>さんとやらの著作権所有主張のため、貼り付け不可です。そのくせ動画サイトからの削除を要請しない姑息さ・・・。起稿前から…

アンソニー・ブラクストン『Saxophone Improvisations Series F』(1972)。この≪熱気≫。この時期溢れていたんだね。27才のときのソロパフォーマンス。

Anthony Braxton - To Composer John Cage :For Alto (1969) 投稿音源では有りません。 アンソニー・ブラクストン?誰?。という程度なのでしょうか。未だに日本語WIKIに項目をもたないシカゴ派フリー系ジャズの重鎮。英語WIKI(Anthony Braxton (bo…

『Spontaneous Music Ensemble – So, What Do You Think? 』(1973)。わかって欲しい、愉しんで欲しいの思いを込めてのきょうの再投稿。

Spontaneous Music Ensemble (London 1967) ジョン・スティーヴンス S.M.E 今からほぼちょうど6年前の3月23日に≪品格を聴くフリージャズ、ジョン・スティーヴンスの 『So, What Do You Think?』≫とタイトルして投稿していたのだった。きょうも、当時…

バリー・ガイ『The London Jazz Composers Orchestra, - Ode』(Incus・1972)。騒擾の坩堝というにふさわしい面白き時代であった。

Barry Guy ロンドン・コンポーザーズオーケストラ きょうもブログ開設間もない頃の6年以上前に≪煌めくThe London jazz composers orchestraのコレクティヴフリージャズ≫とタイトルして投稿したアルバムの再登場。音源を貼り付けて愉しむこととしよう。英国…

ブロッツマン・トリオ『BALLS』(FMP 0020・1970)。圧倒的な咆哮、雄叫び、悲鳴の情動に満ち満ちたフリージャズ。40年以上も前のスサビ・・・。

ブロッツマントリオ きのうに引きつづき、きょうもブログ開設間もない6年以上前に既に投稿しているアルバムの再登場。つまりは、動画音源サイトの普及充実の時代を迎えて、それでは音源を聴いていただこうとの心算での再投稿というわけです。文字だけでは伝…

英国フリージャズAMALGAM『Prayer For Peace』(TRA 196・1969)。「祈り」に相応しい精神性の高みを聴く。

Tales of Sadness 6年以上前のブログ開設間もないころに≪英国フリージャズ、AMALGAMの愛と祈りは、人を気高く崇高にさせる≫とタイトルして投稿しているアルバムの再登場。つまりは、思い出に残るアルバムであり、ジャズファンといっても、フリー系の…

『イスクラ Iskra 1903』(Incus3/4)。内へと向かう志向性で冷厳の美の世界を提示した<冷えさび>インプロヴィゼーションの世界。ウェーベルン!?。

Improvisation 1 さて≪内に向かう洗練された音楽性豊かなイギリス・ISKRAのフリージャズ≫とタイトルして投稿したのも、きのうの「NIPPLES」とおなじく、拙ブログ開設間もない2006年1月。ということはほぼ6年前のことだった。 昨日の、ラン…

ペーター・ブロッツマンらの『NIPPLES』(1969)。たぎるヨーロッパ・アヴァンギャルドフリー。1969年代、時代の高揚。

NIPPLES ≪1969年代の現代音楽とヨーロッパフリージャズ≫とタイトルして投稿したのは今から6年以上前の2005年10月だった。ドイツ・アヴァンギャルドフリージャズの雄!?ペーター・ブロッツマンのアルバム『NIPPLES』(1969)だった。一昨…

若きベニンク、ブロイカーの『ICP 001 New Acoustic Swing Duo』(1967)オランダよりする高らかなアヴァンギャルド・フリー宣言と言うにふさわしい歴史的傑作音源。

NEW ACOUSTIC SWING DUO:「Gamut」 6年近く前に≪ICP出立を祝う<001>ハン・ベニンクとクウィレム・ブロイカーの 『NEW ACOUSTIC SWING DUO』 (1967)≫と投稿したアルバムの再登場。ヨーロッパフリージャズの、オランダよりする高らかなアヴァンギャ…

ミシェル・カミロ 『スルー・マイ・アイズ THRU MY EYES』。すごいテクニシャン。見事なピアニズムに裏付けられたエンターテイメントラテンジャズ。たまにはいいもんだ。

Michel Camilo – Caribe 投稿音源のものではありません。 だいぶ前だけれど、新聞の文化欄のコンサート評で、きょう投稿のラテンジャズピアニスト、ミシェル・カミロ(Michel Camilo, 1954-)の存在を知った。≪ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のジャズピ…

ジョー・マクフィー『Trinity』(CJR-3,1972)。フリーキーに吼えまくるジョー・マクフィーの熱きパワー全開のソロがききもの。調性を無くした現代音楽の風趣を加味した実験性で好感。熱演。

JOE McPHEE - Nation Time 残念ながら投稿アルバム音源はありません。 一昨々日のジャズアルバム、≪ウィントン・ケリー『ケリー・アット・ミッドナイト』(1960)≫に引きつづいて、きょうもジャズ。せっかくレコード・カートリッジを新品交換したのだからとい…