yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ルガーノ・フェスティヴァルのアルゲリッチ&フレンズ』(CD3枚組)。 音楽の歓び。指をくわえてそのアンサンブルの凄味と深さ、豊かさに感嘆。

Chopin. Introduction and Polonaise brillante in C Op. 3 - Alla polacca (Argerich & Capuçon) :Martha Argerich & Gautier Capuçon. Live Lugano 2009. 音楽の歓び。クラシック音楽の、とりわけ室内楽。生きたアンサンブル。指をくわえてその凄味と深さ…

タンゴ歌手・藤沢嵐子逝く。戦後手探りで、何もないところからタンゴへ身を投じた本格の名タンゴ歌手・藤沢嵐子。

Yira Yira - RANKO FUJISAWA ジーラ・ジーラ 藤沢嵐子 きょう新聞の訃報記事にタンゴ歌手・藤沢嵐子の名があった。タンゴ好きということもあって、すぐ反応した。時代は確実に世代交代しているのだ。さびしくなる。 近親者のみのしめやかなお別れだったそう…

ウィン・バロック「森の道を歩く子ども」。写真一葉。

「森の道を歩く子ども Child on Forest Road」(1958) 盆休みのあいだの仕事場の新聞受けに配達されて、読まずに机に置いたままになっていたのを今日パラパラと目を通していて、昨日どうよう目に留まった写真一葉。ウィン・バロック Wynn Bullock (1902 – 1…

マイケル・ヴァレンヴァルト。写真一葉『Forest Floor』。

Michael Vahrenwald 『Forest Floor』 きょうたまたま購読紙のなかで出会った写真一葉に目が留まった。写真展『Forest Floor』よりとあった。 生け花よりよほど魅せる。写真画像の力なんでしようが。 http://motusfort.com/ マイケル・ヴァレンヴァルト Mich…

クロノスクァルテット『アーリー・ミュージック』。なんと豊かな音に満ちていることだろう。スピリチュアルで愉しいアルバムだった。

Kronos Quartet - Swedish traditional.:Tusen Tankar (A Thousand Thoughts) 「過去は発明されなければならない。未来は改訂されなければならない。その2つの行為が現在を作る。発見は決して終わらない」(ジョン・ケージ) なんと豊かな音に満ちているこ…

映画『少年H』。焼け出された、生活を支えるミシンの再起の縫い音。<生きねば>と、その音づれに込み上げるものあり涙した。

もういい加減にしてくれと言いたくなる<陽>攻めの猛暑に干天の慈雨といったところでしょうか。すこしはほっと一息の雨の朝。きょう一日ぐらいはこのまま曇天少雨であって欲しい。 節電というより電力消費をケチって、クーラー使用は一階のリビングダイニン…

残暑お見舞い申し上げます。

この暑さ・・・、干からびて空っ穴。 いつまで続くのでしょうか、このあつさ!。 暑いと思うだけで、気力が萎える。今日も仕事か・・・う~ん、まったくもう。 残暑お見舞い申し上げます。 こんどは<水>だそうで・・・。

ブルックナー『ミサ曲第3番』。猛暑のダラケタ夏期休暇のさなかということもあり?鑑賞中寝てしまうこと3度!。長い!。しかし、良さはじんわりと・・・。

Anton Bruckner, Große Messe Nr. 3 f-Moll. Sergiu Celibidache 「親の意見と冷酒はあとで効く」 と、先人のことばではじめはしたが、じんわりと良さがわかってくると言うがためだけのことで、あまり適切なことばの引用選択ではなさそうだ。 ネット図書館で…

『ジョン・ケージ・ショック Vol.1』『ジョン・ケージ・ショック Vol.3』。半世紀前の音楽史的出来事であります。貶すもよし、嘲けり笑うもよし。驚がく讃嘆するもよし。

John Cage: Variations II (1961) 不思議のざわめき、存在的郷愁のノイズ世界を聴くジョン・ケージ 『VARIATIONS Ⅱ』 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/30520446.html Jackson Pollock 1962年秋初来日した際のライヴ音源集のよし。半世紀前の音楽史的…

図々しく団欒を要求するわがコマッタ犬。近況。

先日、テレビでたまたま『天才!志村どうぶつ園』で見かけた、ベッキー育てる捨て犬の顔といい容姿が、わがコマッタ犬とそっくりなのに、思わず連れ合いが、この種の顔って雑種犬の究極の顔なの?うちの「ゆき」ちゃんとよう似ているわぁ・・・とつぶやいた。…

『グレン・グールド・ザルツブルク・リサイタル1959』。天才を超えた、音楽史的世界文化遺産。天馬空をゆく<自由奔放>。じつに爽快である。

数年越しでのネット図書館所蔵アルバムの借受。なぜかタイミングが悪くなかなか借りること叶わなかったアルバム。グレン・グールド(Glenn Herbert Gould, 1932 - 1982)27才のヨーロッパ演奏ツアー(初めてだったはず)でのライヴ録音もの。その伝聞、歴…

『グールド・プレイズ・R.シュトラウス』。演奏そのものの好さ云々より、珍しさが目玉の…といった趣のアルバムといっていいのでしょう。

Strauss : Burleske for piano and orchestra (Hélène Grimaud) アルバム音源のグールドものは貼り付け不可です。 グールドのリヒャルト・シュトラウスへの讃仰は以下のことばで示されよう。すでに投稿記事で引用しているのだけれど。再掲。 「彼はとにもか…