yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2011-01-01から1年間の記事一覧

『ハイドン交響曲全集』VOL.2。ネタ尽きました年の暮れ。何を聴いてもこのハツラツ。湿っぽくない。愉しんで聴ける曲ばかりだ。やせ細り、空疎になるばかりの流行りコトバ聞くよりはココロ落ちつく。

Haydn:Symphony n. 29 (Christopher Hogwood) ゆ く 年 や 坂 一 つ 無 き 中 央 区 真砂女 さて、墓参りもすませ、年賀状も年越えては様にならぬとギリギリ大晦日のきょう出してきた。あとは、きょうのこのブログを投稿して本年を締めくくることとなる。 行…

ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集、第17~32番』(VOL.2、CD4枚組)。深刻に考えることに疲れたらハイドン。ココロを中和するハイドン。音楽を聴いて愉しんでいただきやしょう・・・といわんばかり。

Haydn - Symphony 22 「哲学者」- mvt 1 ここのところ、ハイドンづいているようだ。1週間前に≪財団法人アフィニス文化財団『日本のオーケストラ』(2003/CD4枚組)。「ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第1番」あ~このハツラツ。屈託なく、と言っちゃハ…

フランク『オルガン作品集』(CD2枚組)。ココロ洗われる愛おしい旋律で魅せるフランクのオルガン音楽で心落ち着け、この1年を沈思振り返ろう。

César Franck~Prelude, Fugue and Variations Op.18 フランク(César-Auguste-Jean-Guillaume-Hubert Franck、1822 - 1890)を源とするオルガニスト=作曲家の流れは、パリ音楽院を中心として受け継がれ、≪フランス・オルガン交響楽派≫と呼ばれ、ヴィドール…

モーツァルト『ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488』。またしてもアダージョ。でも、えらくモダンな感じのするピアノ、アダージョだった。ポリーニか!。

マウリツィオ・ポリーニ Mozart - Klavierkonzert Nr.23 A Dur KV 488 (Pollini, Böhm) Mozart - Klavierkonzert Nr.23 A Dur KV 488 (Pollini, Böhm) 手っ取り早くアダージョ→ http://www.youtube.com/watch?v=wQdHaLM3Lkc&feature=related そうか、23番…

ハイドン『チェンバロ オルガン協奏曲集』。既に投稿済みのアルバムだった・・・。今は、このハイドンの屈託無い?スカッとした肯定的な明るさが、爽快さが魅力となっております。

J. Haydn - Harpsichord Concerto in D Major - 1. Allegro Vivace クリスマスが終わったと思ったら、もう仕事納めを迎える。この慌しさといったらない。祝日があるものだからよけいだ。ネット図書館の貸し出し受け渡しはきょうが最終。で、借り受けてきたの…

「一輪のばらが咲いて」。賛美歌。乗り遅れのとんまなサンタクロース。クリスマス過ぎてのアップロードとなってしまった。

紫のろうそくを3本、ピンクのを1本立てたアドベントリース Es ist ein Ros entsprungen. Thomanerchor Leipzig 讃美歌96番「エサイの根より」(中山昌樹訳) 1. エサイの根より 生いいでたる くすしき花は さきそめけり。 わが主イエスの うまれたまいし…

シベリウス&シューマン『ヴァイオリン協奏曲』。「天使から教えてもらった曲だ」(シューマン)。ヴァイオリンは哀しみをふりしぼり奏でられる。哀切。生きるってツライのだ・・・。

Schumann: Violin Concerto in D minor - Gidon Kremer (Live recording) 投稿音源のものではありません。 シューマン(Robert Alexander Schumann, 1810 - 1856)の「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」(遺作)は1853年の作曲。シューマン作曲した唯ひとつの…

ウォルトン『交響曲第2番/ヴィオラ協奏曲/ヨハネスバーグ祝祭序曲』。「保守的な作曲様式」であろうがここまですばらしい練成の音でシンフォニーされると感嘆のほかない。終楽章コーダの圧倒的な高揚感。聴くべし

William Walton - Symphony No. 2, Mvt. 3 先月、【 たまたま聞き流しのラジオから聴こえてきたシンフォニーのなんと力強く迫力のある作品だろうと印象したのを、あとでネット検索してみたら 【「交響曲 第2番」 ウォルトン作曲 (27分01秒) (管弦楽…

ハイドン『チェロ協奏曲第1番・第2番|協奏交響曲|アダージョ・カンタービレ』。屈託無い?スカッとした晴れやかさ・・・。これをハイドンの魅力と言ってしまっていいのかしら・・・。傑作だ。いまさらですが。

Steven Isserlis- Haydn Cello Concerto in C major; 1st Movement (Moderato) 「ハ長調のチェロ協奏曲(第1番)は、1961年になってから、チェコスロヴァキアの辺境にあるコロヴラート=クラコフスキー伯爵所有の城で発見された。これは今世紀の大発見…

財団法人アフィニス文化財団『日本のオーケストラ』(2003/CD4枚組)。「ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第1番」あ~このハツラツ。屈託なく、と言っちゃハイドンを軽んずるようで語弊のあるやもしれないが。

J. Haydn - Symphony No. 1 in D major - 1. Presto 町の図書館で借りてきたはいいけれど、4年以上も前に借りてきて以下投稿していたのだった。 ≪財団法人アフィニス文化財団から出されたCD4枚組み『日本のオーケストラ』(2003)。≫ その投稿時は以…

ベートーベン「ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 作品28」。音楽は身構えて鑑賞するより、ふとした時なにげなく耳に入ってくる音楽ほど美しく心に届くようだ。

Arrau - Beethoven sonata no.15 op.28 "Pastorale" (II) - Andante いつも言っていることだけれど音楽は身構えて鑑賞するより、ふとした時なにげなく耳に入ってくる音楽ほど美しく心に届くようだ。先日も、ラジオでそうした出会いをもった。うん?シューベ…

メシアン『オルガン作品全集』CD6枚組の続稿。やはり弩シロウトにはパワー全開で天上より音塊迸り音圧に身を晒す大音響のものがすこぶる快感だ。

Messiaen - L'ascension Part 3:「キリストの栄光を自らのものとした魂の歓喜の高まり]Transports De Joie D'une Âme Devant La Gloire Du Christ Qui Est La Sienne, Played by Olivier Latry on the organ of Notre Dame de Paris パリ・ノートルダム大…

プロコフィエフ,レスピーギ,ラヴェル,コープランド『アパラチアの春/亡き王女のためパヴァーヌほか』。同じ<春>とつくダンスでも健康な明るさ・・・「アパラチアの春」。

Martha Graham's Appalachian Spring Part 1/4 10日ほど前に、一市民寄贈という、町の図書館所蔵アルバムが棚に並べられていたので借り受け≪ハイドン『弦楽四重奏曲集(2)』。意外に?「第66番ト長調Op.64-4」がすばらしかった。愛らしく親しみやす…

メシアン『オルガン作品全集』(CD6枚組)。神に面と向き合うことは決してない。つねにお隠れである。それは聴こえて、来る。

Olivier Messiaen - Apparition de l'église éternelle(永遠の教会の出現) パリ・ノートルダム大聖堂 3年前の大晦日に≪オリヴィエ・メシアンの自作自演『オルガン名曲集』(1969)7枚組み。わが除夜の鐘より、ひとまず先に神と共なる祈りの教会オルガンで…

ホロヴィッツ『ラフマニノフ: ピアノ・ソナタ第2』。何ナノコレ、このほとばしるパッションは・・・すごいピアノ。

Rachmaninoff Sonata 2 Horowitz 1968 (1/2) きのうに引き続き、きょうも、過日ラジオから流れていた音楽をたまたま耳にしての印象の記。何ナノコレ、このほとばしるパッションは・・・すごいピアノと驚いたのだった。その放送内容をネット検索したところ以…

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ。

Francesco Tristano – Jeita だいぶ前のことだけれど、ラジオから流れていて、その存在を知ったフランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(Francesco Tristano Schlimé、1981 - )。トリスターノといえば盲目のジャズピアニストにレニー・トリスターノ(Lenny …

ジョン・ケージ「竜安寺」。トロンボーンと打楽器。まさしく禅寺石庭、枯山水の風韻に満ちたシンプルの極み。禅の感得。技あり1本、山水画墨絵の世界。これには感心しました。

http://www.etcetera-records.com/index.php?245 John Cage - Ryoanji (for bass trombone and percussion obligato) この前の日曜日、NHK・FMの定時番組「現代の音楽」を、開始にすこし遅れてスイッチオンしたところ、うん?接触悪くてノイズがスピー…

グレン・グールド『モーツァルト ピアノソナタ集』。快足際だつグールドモーツァルト。好き嫌い半ばするだろうことは承知のうえで、これもありかと愉しませるからグレン・グールドの独特は憎めない。

mozart piano sonata no.15 k.545 GLENN GOULD やっぱりレコードよりCDのほうが便利がいい。まさに文字通りコンパクトで扱いやすい。レコードを裏返したり、針を落としたりなどのめんどくささがないだけよろしい。音質云々などあまり気にならないというよ…

メンデルスゾーン『交響曲第4番「イタリア」・第5番「宗教改革」』。改革はスピードと情熱とばかりに、推進力をもって輪郭くっきりと謳いあげられてゆく。ロマンティックに高揚する精神。

Mendelssohn: symphony No.5 in D major, op.107 "Reformation" - Koopman/RSO(2006Live) 投稿音源のものではありません。 直接的にすぎてどぎまぎする。音楽の標題としてはあまりふさわしくはないのではと思わないでもない『宗教改革』。正式には『交響曲第…

シュワルツコップ『モーツァルト、リーダー&オペラ・アリア集』(2枚組)。

Elisabeth Schwarzkopf, どうしてあなたを忘れられよう Ch'io mi scordi di te, segunda parte.wmv ≪どうしてあなたを忘れられよう K.505≫ どうしてあなたを忘れられるでしょう? どうしてあなたは私に彼のものになれなんてお説教が できるのでしょう? …

中野剛志『TPP亡国論』。いま世に喧しいTPP。???といわけで・・・。

中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない! いま世に喧しいTPP(環太平洋経済連携定)???。なんなのこれというわけで本書、中野剛志『TPP亡国論』が町の図書館の新刊コーナーに並べられていたので借りてきて読んだ。目からう…

バッハ『オルガン作品全集第8巻ーオルガン小曲集(オルゲル・ビュヒライン) BWV599-644』。ず~っと祈り続けてこのざまだ。悲しいね。。

J. S. Bach - Chorale-Prelude "Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ われ汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ" BWV 639:From Orgel-Büchlein Ton Koopman, Organ 「神様とぼくたちはしっかり結びついているんだね。 ぼくたちは救われたいし、 神様はぼくたち…

マルカントワーヌ・シャルパンティエ『宗教作品集』。華麗にして壮麗。生気みなぎって元気な バロック音楽だこと。湿ったところがあまりない。

Charpentier: Te Deum – Prelude 「我は尊敬されるべき人たちには尊敬され、馬鹿には馬鹿にされた音楽家だった。だが後者のほうが優勢なため、我は賞賛よりもさげすまれることのほうが多かった。我が音楽は自分にとって小さな名誉、大きな重荷となった。だか…

ハイドン『弦楽四重奏曲集(2)』。意外に?「第66番ト長調Op.64-4」がすばらしかった。愛らしく親しみやすい旋律で最後まで聴かせる。

Minetti Quartet J. Haydn String Quartet op.64,4 "Allegro con brio" 投稿音源のものではありません。 「弦楽四重奏は4人の賢者による対話である」(ゲーテ) 一市民からの寄贈ということで、町の図書館の新所蔵コーナーに置かれていたハイドン『弦楽四重…

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453」。ラジオから流れていたピアノコンチェルト。うん?こりゃいいな~。

Mozart (3/3) - Piano Concerto in G, K. 453, III Allegretto - Concert for the Cure - Boston Conductor: Sir Simon Rattle, Pianist: Marc-André Hamelin 過日、ラジオから流れていたピアノコンチェルト。うん?こりゃいいな~。モーツァルトだろうけれ…

『バロック・トランペット協奏曲集』。バロック時代の精華。華やかで煌びやか、澄んだ音色で神を奏で歌ったトランペット音楽を鑑賞。

Alison Balsom Haydn Trumpet Concerto E flat Major Alison Balsom 投稿音源のものではありません。 去年の春≪ハイドンほか『トランペット協奏曲』。ココロは、バロック音楽のトランペットの音色とともにストレートに青く澄み切っています。≫とタイトルして…

バッハ『マニフィカト|復活祭オラトリオ』。クリスチャンでなくともクリスマス。なんでもいいんです、無節操にクリスマス。という空気に煽られての宗教曲投稿と言う事ではないのですが。

Salvador Dali:Christ of Saint John of Cross J.S. Bach - Easter Oratorio, BWV 249 《急ぎ走りて、いざ来れ》 復活節オラトリオ(BWV249) 合唱 来るのだ、急ぎ、走って、飛ぶような足取りで、 イエスの葬られた洞に行け 笑いと戯れが 心に満ちる、 わたし…

グレン・グールド『20世紀の偉大なるピアニストたち~グレン・グールド』(CD2枚組)。ロマンティスト、グールドのグールドテイストにあふれたピアニズムが堪能できる。

Glenn Gould plays William Byrd - First Pavan and Galliard 「あの変人は天才だ!」といったのは、音楽史上の高名な指揮者・ジョージ・セル(George Szell、1897 - 1970)だとか。まァ、動画音源等をみれば誰しもがうなずけることで。また弩シロウトの私な…

アーロン・コープランド『管弦楽のための≪コノテーションズ≫ほか』。ファンファーレと太鼓の好きな作曲家だね~。アメリカン開拓ノスタルジー。西部劇だね。

El Salon Mexico - Aaron Copland 投稿音源のものではありません。 「音楽はまず人びとから聴かれねばならぬ」(コープランド) アーロン・コープランド(Aaron Copland, 1900 - 1990)。ファンファーレと太鼓の好きな作曲家だね~。アメリカン開拓ノスタル…

モーツァルト『交響曲第25番・第29番・第31番・第33番~第36番・第38番~第41番』CD4枚組。交響曲第40番ト短調K.550「この曲からは天使の声がきこえる・・・」(シューベルト)。

Mozart - Symphony n°40 - Philharmonia / Klemperer 1956 おっとっと、USBメモリーを職場からもって帰ってくるのを忘れた。万事休す。なにを投稿しようかなと思案しつつ、バッグのポケットを覗いたら、あるべきはずのメモリーがない・・・。 オットー・クレ…