yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

プロコフィエフ,レスピーギ,ラヴェル,コープランド『アパラチアの春/亡き王女のためパヴァーヌほか』。同じ<春>とつくダンスでも健康な明るさ・・・「アパラチアの春」。

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Martha Graham's Appalachian Spring Part 1/4

                

10日ほど前に、一市民寄贈という、町の図書館所蔵アルバムが棚に並べられていたので借り受け≪ハイドン『弦楽四重奏曲集(2)』。意外に?「第66番ト長調Op.64-4」がすばらしかった。愛らしく親しみやすい旋律で最後まで聴かせる。≫とタイトルして投稿した。
で、きょうもその寄贈されたアルバムのうちの一枚からの投稿。タダで鑑賞させてもらえるのだから文句を言っちゃバチが当たるというものだろうが、「プロコフィエフ,レスピーギ,ラヴェル,コープランド」・・・。どういう曲選択か?いかなるネライ、意図あっての選択か?。どうもよくわからない。なにかキーワードがあるのでしょうか。

それはともかく、プロコフィエフの溌剌とした『交響曲第1番ニ長調op.25「古典交響曲」』。初めて聴きました。≪「もしもハイドンが今でも生きていたら書いたであろう作品」として作曲したので、「古典交響曲」と名付けた。≫(WIKI)のだそうで、たしかに軽快。しかし形式感は整ってスッキリ。あまり好きな作曲家ではないのだけれど、さすが~とは思います。

で、コープランド。おなじく一市民寄贈アルバムを鑑賞し≪アーロン・コープランド管弦楽のための≪コノテーションズ≫ほか』。ファンファーレと太鼓の好きな作曲家だね~。アメリカン開拓ノスタルジー。西部劇だね。≫とタイトルして過日投稿したのだった。

それと2年以上前には≪アーロン・コープランド『市民のためのファンファーレ ~コープランド管弦楽名曲集』星条旗の最もよく似合う国民主義的作曲家。≫と投稿しているのだけれど、きょうは、そこでは記事にしなかったバレー音楽「パラチアの春」をメインに聴こう。モダンダンスのマーサ・グラハム(英: Martha Graham 1894 - 1991)と、舞台セットのイサム・ノグチということで知られた代表作。≪アメリカ開拓民達が新しいファームハウスを建てた後の春の祝典≫をテーマとするとのこと。

同じ<春>とつくダンスでもストラヴィンスキーの「春の祭典」とはずいぶんと趣が違う。文化の爛熟、退廃、世紀末のヨーロッパと、開拓労働と信仰篤き民の前向きで健康な明るさ・・・。






プロコフィエフ,レスピーギ,ラヴェル,コープランド『アパラチアの春/亡き王女のためパヴァーヌほか』

1. 交響曲第1番ニ長調op.25「古典交響曲」(プロコフィエフ)
2. リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲(レスピーギ)
3. 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
4. アパラチアの春~13楽器のためのオリジナル版(コープランド)




Sergei Prokofiev - Symphony No. 1 'Classical'