yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宮城県石巻市を出自とする作家・辺見 庸は問う。3・11以降「・・・悼み、悲しむ姿勢とは対極にある、・・・言葉を、今日受けいれる自由な空気があるか。」

きょうの日経夕刊のコラムで作家の辺見 庸(へんみ よう、1944 - 、本名:辺見秀逸)が「3・11 内面の深みでとらえる」との見出しで、述べている(というよりは応答聞き書きだけれど)その内容に、大いに共感するところあり、コピペで、きょうの投稿とし…

ルネ・フレミング『美しい夕暮れ~ナイト・ソングス』。≪歌曲が面白くないのか、おもしろい歌曲がない≫のか。

Renee Fleming "Ne poi, krasavitsa, pri mne" Rachmaninov 投稿音源のものではありません。 ≪歌うな、美しい女よ Ne poi, krasavitsa≫ 歌うな、美しい女よ、私の前で 悲しいグルジヤの歌を- その歌は私に思い起こさせる、 異国の生活と遠い岸辺を。 ああ、…

松田理奈『ドルチェ・リナ~モーツァルト:2つのヴァイオリン・ソナタ他~(初回限定盤)(DVD付)』。そうだ、次ぎはモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを出来うる限り多く聴くことを目標に定めることとしよう

Mozart - Sonata in E minor, K.304 (300c) - I. Allegro 投稿音源のものではありません。 松田理奈?誰だそりゃ、聞いたことないな~ (音楽雑誌等はまったく読まないので、新しい知識は皆無です。たんにケチというだけで・・・。) と、いままで町の図書館に…

武田徹『原発報道とメディア』(講談新書)。ゼロリスク(=絶対安全)を求めてゼロトレランス(=徹底的不寛容)に至る心的機制が、何を社会的情勢に生み出しつつあるのか、もはや言うまでもないことと思われる。

武田徹『原発報道とメディア』(講談新書)。町の図書館の新刊所蔵棚にあったので、借りたはいいけれど、先に投稿した「吉田茂―ポピュリズム(大衆迎合)に背を向けて」の読書に時間を割いていて、コンパクトな新書なのに読みきれず、きょうが返却期限というこ…

バルトーク『弦楽四重奏曲全集』。アルバン・ベルク四重奏団で聴きなおす。やはりすばらしい第1番の第1楽章「レント」。ロマン主義的な瑞々しい精神のほとばしり、柔軟性と緊張感をともなっての重層的な弦楽の響き

Béla Bartók - String Quartet No. 1, I 投稿音源のものではありません。 世評、バルトークの弦楽四重奏パフォーマンスの最高峰といわれているアルバン・ベルク弦楽四重奏団のCDアルバムをネット図書館で借り受け鑑賞した。じつは、すでにバルトークの6曲…

Paul Rutherford / Paul Lovens – 『DUO』(1978)。冷え寂びの感性が、かのイギリスにてかくも見事にアヴァンギャルドフリージャズに精華している。どうした背景ゆえなのか

Iskra 1903 - On Tour 1 (Donaueshingen 1972) 投稿音源のものではありません。 とことん内的世界に沈殿するデュオパフォーマンス。わたしゃ、こんなのが大好きでして。Paul Rutherford(Trombone) / Paul Lovens(Percussion) – 『DUO』(Po Torch Records…

カラヤンと若きグレン・グールドの『コンサート・イン・ベルリン1957~ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番|シベリウス:交響曲第5番』。

Glenn Gould and Karajan - Beethoven Piano Concerto No. 3 Mvt. 1 ( part 1 ) こんな音源が残されていたんですね。カラヤンと若きグレン・グールドのベートーヴェン『ピアノ協奏曲第3番』。もちろん、カラヤンのほうが24歳も年長で、すでにその名声確た…

昨日、きょうの23・24日は地蔵盆。祈るより、いわば子どものまつり。

http://www.d1.dion.ne.jp/~itaru_/jizou5.htm 石仏フォトギャラリーより まんが日本昔ばなし 「みちびき地蔵」 昨日、きょうの23・24日は地蔵盆の日で、わが生地(田舎ではありません、都会、町です。)でも、連綿ずっと行われております。いつ頃からか…

『20世紀の偉大なるピアニストたち~ディヌ・リパッティ』。それにしてもな~、こう古くさくキンキンと薄っぺらな音(録音が!、です)では愉しむどころではない。

Bach / Busoni / Dinu Lipatti, 1950: Nun komm der heiden Heiland (After BWV 659) 投稿音源のものではありません。 ≪20世紀の偉大なるピアニストたち~ディヌ・リパッティ≫ということなのだそうで、ネット図書館に所蔵されている(どうした経緯でか)のを知…

『鈴木英明作品集』。「現在(CD発売・1998年時点)大阪音楽大学教授で関西を代表する作曲家」のよし。

Hideaki Suzuki – Mokurei 投稿音源のものではありません。 ネット図書館の検索で『鈴木英明作品集』というものがリストにあった。<?>ということであったが、借受し鑑賞した。ネット検索してみたけれど、通販サイトおよび、同梱冊子で≪1939年静岡県生…

『吉田茂―ポピュリズム(大衆迎合)に背を向けて』(講談社・北康利著)。

やっと菅首相退陣。福島・原発事故をうけ、おもねるごとく脱原発を表明?!。いや、あれは(政府のではなく)わたし個人の意見、見解です、とトーンダウン。ポリシーもへったくれもない。急場しのぎの思いつき。時勢の流れに乗っかっているだけ。その菅首相…

『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY ダイジェスト(インストゥルメンタル編) 』。

Sone taw myaing(Classical) - Burmese(ビルマ<ミャンマー>) Harp version きのうに引きつづき町の図書館で借り受けてきた『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY ダイジェスト(インストゥルメンタル編) 』。あんのじょう海外サイトには曲目リストに、ローマ字…

『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY ダイジェスト(ヴォーカル編) 』偽りなく正真正銘のダイジェスト盤。収録曲のリストは日本語のみ。このネット時代どういうこと?

Amina Alaoui - Amours ou trop tard me suis pris 投稿音源のものではありません。 町の図書館で借り受けてきたアルバム。こんなの今まで所蔵されてなかったと思うのだけれど。『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY ダイジェスト(ヴォーカル編) 』。偽りなく正…

中川昌三『クロス・ウインド― In A Sentimental Mood』(1993)。佐藤允彦のアレンジがキラリと光る。

オルフェのサンバ 中川昌三&国府弘子 UPG‐0247 投稿音源のものではありません。 ネット図書館で佐藤允彦を検索し、取り寄せ借り受けたのだけれど・・・。中川昌三なるフルーティストのアルバムだった。クラシック(現代音楽)畑(クラシックネーム(昌…

Gumpert-Sommer-Duo『Jetzt Geht's Kloss!』(FMP 0620・1979)。武骨な東ドイツの、シュリッペンバッハとハン・ベニンクといったところだろうか?短絡に過ぎるか

Baby Sommer Ulrich Gumpert Swing for Two 投稿音源時代のアグレッシヴな動画は見当たりません。 一昨日の≪Synopsis『Auf Der Elbe Schwimmt Ein Rosa Krokodil』(FMP 0240・1975)。70年代社会主義圏東ドイツのアヴァンギャルドフリー。アイスラーの過…

奈良国立博物館『天竺へ・・・三蔵法師3万キロの旅』。まあ~、だけど疲れました。「全12巻・全長総計190メートル」の大絵巻。仏法、求法へのこの尋常ならざる情熱。すごいものです。

"天竺へー三蔵法師3万キロの旅"特別展 奈良 きのう15日も、先日の奈良県立万葉会館の絵画展と同じく、ご招待と言うことで頂いたチケットを手に、折角のことだからとまとまった暑中休暇中のこともあり、おにぎりと冷茶をそそくさと用意して、連れ合いに引き…

Synopsis『Auf Der Elbe Schwimmt Ein Rosa Krokodil』(FMP 0240・1975)。70年代社会主義圏東ドイツのアヴァンギャルドフリー。アイスラーの過激化

Gunther Sommer, Clusone part 1 投稿音源・70年代はありません。 自由主義圏西ドイツと社会主義圏東ドイツとドイツが二分されていた頃、かたやの東ドイツ、つまりはドイツ民主共和国(ドイツみんしゅきょうわこく、独: Deutsche Demokratische Republik; …

奈良県立万葉文化館の『現代の日本画・中島千波×畠中光享』展と、広大な鬱蒼とした樹木に覆われた景観もつ橿原神宮参詣。

酷い暑さに家でゴロゴロしていても暑中休暇のカラダ安めの静養にもならぬと、連れ合いに有効期限が16日までとせかされ、新聞販売店から頂いたご招待サービスチケットを手に、奈良県立万葉文化館で催されている『現代の日本画・中島千波×畠中光享』展へと車…

Malfatti-Wittwer『Thrumblin'』(1976)。3日つづけてのトローンボーン・デュオ。すばらしい集中力。いいアルバムだ(脳がマッサージされ、ココチ好い)。

Harry Miller / Radu Malfatti 2/2 The Audient Stood On Its Foot (1977) 残念ながら投稿音源ではありません。 さて、盆休みといったって、ご先祖さま(双方の二親)の墓参りをするわけでもなく、どういう赤い糸のひきあい(もつれ?)か、連れあいも、チャリ…

ポール・ラザフォード『The Gentle Harm Of The Bourgeois』。ヨーロッパ・フリージャズ史の不朽の傑作にその名を刻んでいるトローンボーン奏者・ポール・ラザフォードのソロ。

Iskra 1903 - On Tour 2 (Bremen 1972) 投稿音源のものはありません。 きのう≪Christmann - Schönenberg - Duo 『Remarks』(FMP 0260・1975)。シュトックハウゼンと行動共にしていたHarald Bojé がシンセで参加。≫を投稿したのだったけれど、メインはトロ…

Christmann - Schönenberg - Duo 『Remarks』(FMP 0260・1975)。シュトックハウゼンと行動共にしていたHarald Bojé がシンセで参加。

all along the line 2853 残念ながら投稿アルバム音源時代の動画は見当たりません。 しばらく投稿間遠うになっているヨーロッパフリーから一枚。メンバーにクレディットされている名前が目に留まったので、レコード棚から取り出してきた。現代音楽の傑物、シ…

『主よ、人の望みの喜びよ~マイヤー・プレイズ・バッハ』 。オーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーのバッハ作品ばかりの演奏集。

Albrecht Mayer: Voices of Bach さきほど、サッカー日韓親善試合、わが代表の3-0という完勝。それも、香川選手の2ゴール、本田選手の1ゴールと、これ以上言うことなしの結果で気分良く終了。気分は最高。ぜひとも、この勢いでワールドカップブラジル大…

セクシーなラインがなんとも言えず繊細で・・・ルーシー・リーの花器。

3年近くまえに≪女流陶芸家、ルーシー・リーLucie Rie(1887 - 1979)。繊細で優美、それに気品。何かゾクゾクします。≫とタイトルして投稿しているのだけれど。連れ合いが、こんな本がリサイクルコーナー(図書館蔵書の廃本)の棚にあったよ~、ともって帰…

ハイドン『ピアノソナタ第40番&41番&44番&48番&52番』。これっといって魅力的に胸に響いてくる曲は多くない。だけど、ハイドン!?。腐っても、とは畏れおおくて言えはしないけれど・・・。

Haydn: Piano Sonata No.40 in G (Hamelin) 投稿音源のリヒテルではありません。 ところで、ハイドンのピアノソナタは≪疑問視や偽作、消失作もこれに含めば、全65曲存在する≫(WIKI)のだそうだけれど、いったい名曲というか、親しまれている曲ってど…

ブラームス『交響曲第4番』。あ~ぁ、愛おしく哀しみを呼び起この旋律。これはどこから来ているのだろう。その文化に生きる人には愛すべきフレーズでもあるのだろうか。浅学のわたしには分からないが。

HQ【Kleiber】Brahms : Symphony No. 4 mvt 1【クライバー:ブラームス/交響曲第4番】 投稿音源のものではありません。 あ~ぁ、この親しみの旋律。これはどこから来ているのだろう。その文化に生きる人には愛すべきフレーズでもあるのだろうか。浅学のわた…

いまこそ原理的思考の強靭を・・・。

エル・アナツイ「預言者たち」(1993) ――吉本隆明<科学に後戻りはない>【「8.15からの眼差し」―震災5ヶ月】日経より 事故によって原発 廃絶論がでているが。―― 「原発をやめる、という選択は考えられない。原子力の問題は、原理的には人間の皮膚や硬…

ハイドン『アンダンテと変奏曲/ピアノ・ソナタ第49番/ベートーヴェン;同第3番』。ヴェデルニコフで聴く。たまたまだけれど。

Anatoly Vedernikov plays Beethoven Sonata in F minor, op. 2, no. 1 (1/3) 残念ながら投稿音源のものはありません。 ヴェデルニコフ?ふ~ん何者。ネット図書館で借り受けたアルバム。「ヴェデルニコフの芸術(15)」とある。シリーズものの一枚のようだ。…

Louis Sclavis 『WorkShop de Lyon』(MOVE 123・1975)。70年代遅れをとっていたフランス・フリージャズ。Louis Sclavisね~横井一江著作に促され再聴。

Aki Takase , Louis Sclavis - Kawaraban, Schöne Edelsteine - Jazzdor Straßurg-Berlin 2010 残念ながら投稿アルバム音源はありません。 きょうの投稿アルバムも、せんじつの≪横井一江著『アヴァンギャルド・ジャズ―ヨーロッパ・フリーの軌跡』(未知谷・2…

シュニトケ『三重奏曲 / 弦楽三重奏曲 / ベルク(シュニトケ編):メヌエット / カノン ロストロポーヴィチ(vc、指揮)クレーメル(vn)他』。とことん不協和音でございます。この沈鬱。

Alfred Schnittke - String Trio, I (1/2) とことん不協和音でございます。この沈鬱。これでなくては現代音楽じゃないといった風情。これを嫌う方々はもちろん現代音楽を鬱陶しくツマラナイと遠ざける。ま、ごもっともではございます。が、こうした、世の大…

ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集、第1~16番』(VOL.1)。日の出とともに迎える爽やかな朝。ココロ改むる清澄な恩寵の朝という情趣の「第6番ニ長調<朝>」。

Symphony No. 6 in D major Le Matin Menuetto ま、一回くらいは聴いておくか、ていどのアルバム選択で・・・。わが町の図書館には、どういうわけでか知らないが、アンタル・ドラティによる、ヨーゼフ・ハイドンの『交響曲全集』が全巻(総計CD33枚)そ…