yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

J・S・バッハ

バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」。ヴァイオリンヴァージョン!いかが?

「神様とぼくたちはしっかり結びついているんだね。 ぼくたちは救われたいし、 神様はぼくたちを助けたいし。」(『子供の神秘生活―生と死、神・宇宙をめぐる証言』より) 神と人。永遠のすれ違い。そりゃそうかも。「神は、我々を人間にするために、何らか…

バッハ『平均律クラヴィーア曲集第2巻』。こんなに心優しいバッハがあるか?。

Bach - Valery Afanassiev (1995) Clavier bien tempéré - part III こんなに心優しいバッハがあるか?。先日に引きつづいてのヴァレリー・アファナシエフのバッハ。『平均律クラヴィーア曲集第2巻』。 【・・・地上の人間として、あなたはずっと天国に近い…

バッハ『平均律クラヴィーア曲集第1巻』。ワレリー・アファナシエフのバッハ。親しみをもたらすロマンティックな潤いのあるバッハ。

Bach - Valery Afanassiev (1995) Clavier bien tempéré - part I - BWV 846 857 バッハへのオマージュ I あなたのどんなフーガも 蔵書館だ。 あなたのどんな1ページも 「特性のない男」のように途方もなく大きい。 一枚の白紙だけが あなたの音楽を表すこと…

アルゲリッチ 『バッハ:ピアノ作品集』。明確、ドライなバッハ。どうしても我が耳タコのグールドと比較してしまう・・・。

J S Bach Partita no 2 BWV 826 (c) By Martha Argerich HQ きのうもアルゲリッチだった。最近、このアルゲリッチをよく聴く。でも、ことこのバッハに関しては、我が耳タコのグールドと比較してしまう(ドシロウトの悪癖?)せいか…あまり私の好みのバッハで…

『J・S・バッハオルガン作品集(Ⅰ)』。かつて勝ち誇るヨーロッパだね~。

BWV 538 - Toccata und Fuge in d-moll - Karl Richter 1/2 人種的偏見でもなんでもないのだけれど、すくなからずの、いわれのない?白人・ヨーロッパの優越意識。これはどこから来るのか。たぶんに、ヨーロッパ諸国による、富の収奪、その蓄積となった植民…

バッハ『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』。過剰から遠く穏やかに中庸を徳する女性ピアニスト、タチアナ・ニコラーエワのバッハ。

Bach, J.S., WTC Book 2 No.14 In F Sharp Minor.mp4:Tatiana Nikolayeva 3日前、≪http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63841268.html バッハ『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』。俄然グールドを聴きたくなった。≫と投稿した、その続編。と言っても紡ぐ言葉…

バッハ『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』。俄然グールドを聴きたくなった。

BAch - Tatiana Nikolayeva - Well Tempered Clavier BWV 849-851 - 02 蒼穹の静寂に始めなく終わりなく解き放たれ拡がりゆくバッハのフーガ。『平均律クラヴィーア曲集』第1巻より。ネット図書館で借りたタチアナ・ニコラーエワ(Tatiana Petrovna Nikolay…

バッハ『リュート作品全集』。安らぎをおぼえる、包みこむが如くのふくよかな弦の響き。いやがおうにもバッハにあってこそ・・・。

BACH - LAUTE SUITEAK - JUNGHÄNEL.avi 包みこむが如くのふくよかな弦の響きに安らぎをおぼえるバッハのリュート音楽。メリハリのある華麗な近代ギターとはニュアンスの違いを感じさせ、それが魅力といえるのでしょう。とりわけそれがバッハ作品となると・・…

ヨハン・セバスチャン・バッハ『マタイ受難曲』。会社への行きかえり・・・。言うことも何もない・・・。

Bach - St. Matthew Passion BWV 244 (Karl Richter, 1971) - 13/22 憐れみたまえ、わが神よ、 したたり落つるわが涙ゆえに。 こを見たまえ、心も目も 汝の御前にいたく泣くなり。 憐れみたまえ、憐れみたまえ! 会社への行きかえり、おもむくまま車のなかで…

吉田秀和『私の好きな曲』(ちくま文庫)。著者の言う別格的存在であり作品のバッハ『ミサ曲 ロ短調 BWV 232』。

Bach - Mass in B minor BWV 232 (Richter) 【バッハは、バッハの作品は、私にとっては、ヨーロッパ音楽のアルファーでありオメガである。いや、始まり――というより土台であり、また、その最高の究極である。私にとっては、音楽をきくということは、特にそれ…

吉野直子のハープ演奏による、J.S.バッハ『パルティータ第1番 他』。眠りに就く前の、きょう一日の慰安に寄り添うハープのバッハ。

Naoko Yoshino Bach English Suite 2 on harp ① Prelude (吉野直子 バッハ) 幾日かまえ、朝の自動車通勤徒上ラジオから流れていたバッハの「ゴールトベルク」が流れていた。それもハープの独奏で。シンプルで頃合の音量で耳に煩わしくもなく流れてゆくハー…

バッハ『オルガン作品全集第8巻ーオルガン小曲集(オルゲル・ビュヒライン) BWV599-644』。ず~っと祈り続けてこのざまだ。悲しいね。。

J. S. Bach - Chorale-Prelude "Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ われ汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ" BWV 639:From Orgel-Büchlein Ton Koopman, Organ 「神様とぼくたちはしっかり結びついているんだね。 ぼくたちは救われたいし、 神様はぼくたち…

バッハ『マニフィカト|復活祭オラトリオ』。クリスチャンでなくともクリスマス。なんでもいいんです、無節操にクリスマス。という空気に煽られての宗教曲投稿と言う事ではないのですが。

Salvador Dali:Christ of Saint John of Cross J.S. Bach - Easter Oratorio, BWV 249 《急ぎ走りて、いざ来れ》 復活節オラトリオ(BWV249) 合唱 来るのだ、急ぎ、走って、飛ぶような足取りで、 イエスの葬られた洞に行け 笑いと戯れが 心に満ちる、 わたし…

バッハ『オルガン作品全集(2)』(CD2枚組)。壮大なオルガン作品とは趣の違った総じて穏やかな敬虔、祈りの風情をもつオルガン・コラール(Choral)集。

J.S. Bach - Chorale 'Wachet auf, ruft uns die Stimme' BWV 645 きょうもバッハ。ネット図書館にて借り受けた『オルガン作品全集(2)』(CD2枚組)。バッハ晩年の境地か、≪全会衆によって歌われるための賛美歌≫といった性格のものゆえか、壮大なオルガン…

バッハ『フーガの技法』《グレン・グールド・エディション41》。聴いているうちに胸が熱くなる・・・。バッハの音楽精神にか?演奏を超えたグールドにか?

Johann Sebastian Bach Kunst der Fuge Bwv 1080 contrapunctus n° 6 e n° 9:Glenn Gould Organ グールドのオルガン!。それも≪対位法的芸術の極みをなす最晩年の傑作である≫と評されているバッハ「フーガの技法BWV1080」のオルガンパフォーマンス。天…

バッハ『マニフィカート(Magnificat) 「我が心、主を崇め」・ニ長調 BWV243<クリスマス晩課のためのマリヤの讃歌>』。「基調は明るい」宗教曲だ。生誕を祝うのだから当然といや当然なのだが。

Johann Sebastian Bach Magnificat BWV 243 dir. Nikolaus Harnoncourt 投稿音源のものではありません。 「マニフィカト」(BWV243a) (ルカ1;47-55) 1. 合唱 私の魂は主をあがめます。 2.アリア(S) 私の霊は私の救い主なる神を 喜びたたえます。 A.コラール …

バッハ『カンタータ第106・118・198番』。バッハの大きな臨時収入源でもあった世俗的な機会(葬儀、追悼用)のカンタータ作品。質とはなんら関係ない。バッハも一族を養わなければならない親父です。

Actus Tragicus - BWV 106 - J S Bach:Ton Koopman 1.ソナティナ 2.a.合唱 神の時こそ最善の時 我らは神の中に生き、動き、存在する」 神が望まれるかぎり。[使徒17;28] 神にあって死すべき時に私たちは死ぬ、 神の定められた時に。 b.テノール ああ主よ…

バッハ『カンタータ全集第5巻』(CD4枚組)。世俗カンタータ集。世俗だからといって別にハメをはずしているわけではございません。崩れはしません。節度を保って端正。

JS Bach Cantata BWV 202 Concerto Amsterdam ここ直近、バッハのカンタータ作品集を以下2稿投稿している。 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62927718.html バッハ『カンタータ全集(2)』(CD3枚組)。な~んも紡ぎだすことばはございません。ただその…

シトコヴェツキー編曲『ゴールトベルク変奏曲(弦楽合奏版)』。やさしくつつみ込む響きの弦楽による「ゴールトベルク」。これもまたいい。気分よくこころ静穏にして床につくことができる・・・。

Bach - Goldberg Variations, BWV 988 (for string ensemble):Transcription for Strings by Dmitry Sitkovetsky / NES Chamber Orchestra シトコヴェツキー(Dmitry Sitkovetsky ,1954 - )?。ストコフスキー(Leopold Antoni Stanislaw Boleslawowicz St…

バッハ『カンタータ全集(3)』(CD3枚組)。≪「人間を超え、音楽を超える」(礒山雅)≫バッハ。ひたすらその音楽に身を委ねる。

Karl Richter - Cantata "Christen, ätzet diesen Tag"「キリスト者よ,この日を銘記せよ」, BWV 63 - Johann Sebastian Bach (1/7) 投稿音源のものではありません。 愛する神よ、哀れな私たちは、いったい何者なのですか? あなたから離反し、あなたを見捨て…

バッハ『カンタータ全集(2)』(CD3枚組)。な~んも紡ぎだすことばはございません。ただその音楽に身をまかせるだけ。これほど心地よく穏やかなときはない。

J. S. Bach - Cantata "Mein Herze Schwimmt Im Blut" BWV 199 (1/3) ≪約200曲の教会カンタータ(毎日曜日の礼拝にあわせて年間50~60曲ほど必要となるカンタータ)(本来は5年分:約250曲で約50曲が既に紛失)≫と≪宗教的な題材によらない約20曲の世俗カンタ…

バッハ『ブランデンブルク協奏曲、ほか』。もうこのパフォーマンスの右に出るものはないとまで私には鮮烈な出会いをもたらしたカール・リヒターのバッハ。私には、ピアノのグレン・グールドと相同。

Bach - Brandenburg Concerto No. 3 in G major BWV 1048 - 1. Allegro - 2. Adagio ブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルードヴィヒ殿下に捧げたてまつる。殿下、2年前(?une couple d’anneees)御下命により殿下の御前にて演奏申し上げる光栄に浴し…

バッハ『音楽の捧げもの』。リヒターの厳格高貴のバッハには敬虔のひと文字がふさわしい。恩寵としての『音楽の捧げもの』。

"Musikalisches Opfer", in Do minore, BWV 1079 (12/16) 投稿音源のカール・リヒターのものはありません。 「国王陛下 ここに謹んでひとつの音楽の捧げものを陛下の御前に捧げ奉ります。この最も高貴な部分は陛下の高きみ手より出たものでございます。先般…

J.S.バッハ『フーガの技法The Art Of Fugue BWV1080』。まさに構造フーガが魅せる目くるめく生成する豊穣壮麗な音楽の世界の現前荘厳はことばを奪う。

Bach - Art of Fugue - Cont XIV – Munchinger 「セバスティアン・バッハの音楽が偉大なのは・・・ 芸術につきまとうあらゆる教条的なもの・・・ 美意識にありがちな軽薄で退廃的な先入観を超越していることだ。 それは、時代に従属しないことで、時代を豊か…

バッハ『フルート・ソナタ集』。フルートの音色は、優美にしてココロの起伏激情をなだめ心穏やかにする音効ある音色ではあるのだけれど。

JS Bach Sonata BWV 1033 Rampal Flute Lacroix Cembalo Savall Viola da Gamba フルート(Flute)のもつ音色の一般的なイメージはソフトであると言っていいのでしょう。ちょっと澄ました風情。だからか、女性が好む?(楽器)・・・、これは思い込みかもしれない…

『主よ、人の望みの喜びよ~マイヤー・プレイズ・バッハ』 。オーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーのバッハ作品ばかりの演奏集。

Albrecht Mayer: Voices of Bach さきほど、サッカー日韓親善試合、わが代表の3-0という完勝。それも、香川選手の2ゴール、本田選手の1ゴールと、これ以上言うことなしの結果で気分良く終了。気分は最高。ぜひとも、この勢いでワールドカップブラジル大…

バッハ『イギリス組曲第2・4・5番』。わたしの好みのバッハはきのうのグールドと、このマレイ・ペライア。バランスのとれた美しさは心やすまる。このふたりは際だってクリヤーでうつくしい。

Murray Perahia ≪固着したグールド脳が聴くグレン・グールド『イギリス組曲』2枚組みとウラジーミル・フェルツマンのバッハ。≫とタイトルし投稿したのは4年近くまえのことだった。で、きょうはネット図書館の検索で、たまたま遭遇したマレイ・ペライアの『…

バッハ『管弦楽組曲(全4曲)|ブランデンブルク協奏曲(全6曲)』。カザルス指揮マールボロ音楽祭管弦楽団で聴く。

Bach- 管弦楽組曲第2番Bm 序曲 ビッグネイムというだけで聴いてはいささかの気落ちを味わせられるといった類のアルバムです…と言って大丈夫?かしら。背後から石つぶてがと・・・身がすくむ。切れ味などございません。もっともカザルスのバッハには必要の…

J.S.バッハ『2声・3声のインヴェンション』。きょうはアンドラーシュ・シフで。わが耳タコのグールド解釈とはやはりずいぶんと違う。けれど、最初に感じた違和感が、なんでもないように心を馴化する。

Andras Schiff plays BACH:Invention BWV 772-786 あきのこない音楽。4年ちかく前に≪ヨハン・セバスチャン・バッハ『インヴェンションとシンフォニア・二声と三声のインヴェンション』。ともかく擦り切れるほど聴いている、飽きの来ない、嫌味のない、鼻に…

バッハ『カンタータ名唱集』。神に漸近せしバッハのカンタータ。

Bach - Cantata No. 8, "Doch weichet ihr tollen" 第4曲「消え失せろ、愚かで空しい心労よ!」 カンタータ第8番 「いとしい神よ、私はいつ死ぬのですか」BWV8 第4曲「消え失せろ、愚かで空しい心労よ!」 消えうせろ、愚かで空しい心労よ! イエスが私を呼ば…