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バッハ『マニフィカート(Magnificat) 「我が心、主を崇め」・ニ長調 BWV243<クリスマス晩課のためのマリヤの讃歌>』。「基調は明るい」宗教曲だ。生誕を祝うのだから当然といや当然なのだが。

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Johann Sebastian Bach Magnificat BWV 243 dir. Nikolaus Harnoncourt

               
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               「マニフィカト」(BWV243a) (ルカ1;47-55)

               1. 合唱
               私の魂は主をあがめます。

               2.アリア(S)
               私の霊は私の救い主なる神を
               喜びたたえます。

               A.コラール
               「天のかなたから私は来ました、
               新しい良いしらせを持ってきました。
               良いしらせはたくさんあります、
               歌と言葉でそれをお伝えしましょう。」
                        (M.Luther作のコラール1535の第1節)

               3.アリア(S)
               それは主の下女の低さに目をとめて下さった
               からです。ごらんなさい、今から後、私を幸
               いな女と讃えるでしょう。

               4.合唱
               すべての人の子たちは。

               5.アリア(B)
               主が私に大いなることをなさったからです。
               主は力強く、そのみ名は聖です。

               B.合唱
               喜べ、歓呼せよ、
               ベツレヘムで見つかったのは
               かわいらしいイェスさま、この方は
               あなたたちの喜びと歓喜となる定めです。

               6.アリア(二重唱、A,T)
               その憐れみは代々に限りなく
               主を畏れる人々と共にあります。

               7. 合唱
               主はみ腕によって力を振るい、
               その心の思いの高ぶる者を打ち散らします。

               C.合唱
               「いと高きところには栄光、神にあれ、
               地には平和、人々には主の喜びがあるように」
                              (ルカ2;14)

               8. アリア(T)
               主は権力ある者をその座から引き下ろし、
               低い者を高く上げられます。

               9. アリア(A)
               飢えた人を良いもので満たし、
               富める者を空腹のまま去らせます。

               D.アリア(二重唱、S,B)
               エッサイの株に花が咲き(イザヤ11;1)
               私たちのインマヌエルが現れた。(イザヤ;14)
               彼は人間の姿となり
               愛らしいみどり子となられた。
               アレルヤ
 
               10.三重唱(S,S,A)
               主はその憐れみを忘れず、
               しもべイスラエルを助け起こされる。

               11.合唱
               私たちの先祖に語られた通りに、
               アブラハムとその子孫にたいして永遠に。

               12.合唱
               栄光、父に
               栄光、み子に
               栄光、聖霊に!
               初めにあったように、今も、いつも
               代々限りなく。
               アーメン

               (バッハ教会カンタータ日本語対訳一覧表より引用)


11月に入るや、ショップでクリスマスソングが流されていた。毎年のことといえなんたるこっちゃ、ムムムと心のうち。キリスト教を信仰するわけでもないのに、なんとなくクリスマス。エエカゲンなものです(私自身、宗教思想としては興味を持ちはしますが)。消費社会に組み込まれた、プレゼント、贈答、贈与、施しの勧めでもあるか?。

ところで今更でありますが、クリスマス?とはということで、WIKIを覗いた。

クリスマスは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日である。「神の子が人となって生まれて来た事」を祝うことが本質である。】

ということで、そのクリスマス(イエス・キリストの降誕(誕生))を祝う聖歌がきょう投稿するバッハの『マニフィカート(Magnificat) 「我が心、主を崇め」・ニ長調 BWV243<クリスマス晩課のためのマリヤの讃歌>』。
町の図書館で借りてきた。マニフィカート(Magnificat)とは≪新約聖書ルカによる福音書」第1章のマリア賛歌から歌詞をとったキリスト教聖歌≫のよし。
クリスマスソングが巷で喧しいということに誘われての選択ということではなく、たんに投稿していないバッハのアルバムがあったのに気づいただけなのだけれど。かの有名な「クリスマス・オラトリオ BWV248 」は≪ヨハン・セバスチァン・バッハ『クリスマス・オラトリオ BWV248 』(CD3枚組)。基調は明るい。救世主の降誕を、もろびとこぞってよろこび祝う歌なのだから当然のことだけれど。≫とタイトルして以前投稿していたけれど、きょう投稿する『マニフィカート・ニ長調 BWV243<クリスマス晩課のためのマリヤの讃歌>』はなぜか投稿するに至ってなかったようなのだ。

これも、長調の「基調は明るい」宗教曲だ。生誕を祝うのだから当然といや当然なのだけれど。






バッハ『マニフィカート(Magnificat) 「我が心、主を崇め」・ニ長調 BWV243<クリスマス晩課のためのマリヤの讃歌>』。