2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
これをもって連塾シリーズ完結なんだそうで。 松岡正剛『フラジャイルな闘い 日本の行方 (連塾・方法日本・Ⅲ)』。 ネット図書館でタイミングよく借り受けることができたので読んだ。 このシリーズはすでに以下を投稿している。 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhd…
Schönberg: Verklärte Nacht - Mehta/WPh(2009Live) 浄夜 二人の人間が葉の落ちた寒々とした林苑のなかを歩んでいる、 月は歩みをともにし、彼らは月に見入る。 月は高い樫の木の上にかかり、 一片の雲さえこの天の光を曇らさずにいる、 その光のなかに黒い…
音楽の始原を聴くかのごとくの、技巧から解き放たれたそのさやさやとしたシンプル極まりない響き、透き通った絶対孤独のような静やかさの、その響きからケージの曲であることは分かるのだが・・・。岩城宏之指揮!。
ジョン・ケージ、UNKNOWN きょうも、一昨日の≪ジョン・ケージ『シクスティーン・ダンス Sixteen Dances』(1951)。岩城宏之が指揮し、一柳慧がピアノを受け持つ・・・。わが国のケージ受容の姿?。≫に引きつづいて、古いカセットテープに録られていたエアーチ…
De Falla, Nights in the Gardens of Spain, Noches en los Jardines de España 投稿音源のもの(ラローチャ)は貼り付け不可です。 一般的にいって、スペインの作曲家といえばグラナドス(1867 - 1916)であり、アルベニス、でありファリャ、それにモンポウ。…
16ダンス 昨日に引きつづき今日もエアーチェック音源から。ジョン・ケージの『シクスティーン・ダンス Sixteen Dances』(1951)。 Sixteen Dances: No. 1 (Anger) Sixteen Dances: No. 2 (Interlude) Sixteen Dances: No. 3 (Humor) Sixteen Dances: No. 4 …
5つの試み 音質悪く後半7-8分カット うん?梅津 和時に佐藤允彦、中川昌三、佐藤春樹・・・。それにペーター・コヴァルト、ギュンター・ソマー、ピエール・ファーブル、ハンス・ライヘル、おまけに?レオ・スミス等々ドイツ(ヨーロッパ)フリージャズの…
画像外の左側本棚にもほぼ同数の38・10号リール。 いよいよ、わがコンピュータに寿命が尽きつつあるのか、最近、作業中よくフリーズする。 この記事も、さて保存しようかとクリック。しかしいっこうに反応しない。砂時計のまま待つことしばしで強制終了…
12 Fantasias No.2 TELEMANN - Twelve Fantasias For Flute Solo 2/12 - Flute: J.P. Rampal (LP 1972) 音楽ブログを綴っていながら何たる粗雑、いや粗末な音楽知識なんだろう。まったく難儀なことでゴザイマス。というのは、ネット図書館で借り受けた、きょ…
MUAK「巫楽(ムアク)」 【 1967年突如、KCIA(韓国中央情報局)によって、ベルリンの自宅より拉致され、韓国(当時は朴政権)に強制連行、投獄監禁される。死刑の求刑がされるも、多くの 作曲家や文化人の尽力により、1969年解放される。】 ≪http://blogs.y…
Il ritorno degli snovidenia まあ、なかなかにお宝なんてないようで。ここ最近、埃の被った古いエアーチェックもののカセットテープからピックアップして投稿しているのだけれど・・・。きょうも、一昨々日のルチャーノ・ベリオの『二重奏曲』に引きつづい…
左岸 「音楽は抽象的な音の構成であって、何も意味しない――すなわち、それ自体以外の何者も表現しない」という、絶対音楽を信奉唱える「形式主義者は、音楽は抽象的な音構成体自体以外の何ものでもなく、それ以上解釈の余地などない、と主張するかもしれない…
Jaqueline Du Pre - Jacqueline's Tears (Jacques Offenbach) いまさら、新しい才能・・・とやらを追いかける好奇心も、熱気も持てない年齢ということもあるけれど、それより知的怠惰といっていいのだろう。音楽雑誌ひとつ読まない。その道を生業としている…
二重奏曲 昨日に引きつづき30年近くも前の古いカセットテープに収まっていたエアーチェック音源からの投稿。拙ブログに専用書庫を設けているイタリアの作曲家ルチャーノ・ベリオの『二重奏曲』(ナヴィゲーターのアナウンスではそうなのだけれど・・・)。 …
ラーラ・レクイエム ゾクゾクするような色めく官能性、その音色の色彩感、緊張感を湛えた点描的音響世界・・・。私の好きなイタリアの作曲家、シルヴァーノ・ブッソッティ(Sylvano Bussotti、1931 - )。 きょうも引きつづき埃のかぶった古いカセットテープ…
すごい雨降りだった ディドント・イット・レイン(すごい雨降りだった) Didn’t It Rain なんとも、すごい雨降りだった、子供たちよ、 すごい雨降りだった、おお、わが主よ。 すごかった、おお。すごかった、おお。 すごかった。おお、わが主よ、すごい雨降…
ブラックインテンション5 ≪石井 眞木『螺旋Ⅱ番<チェロ独奏のための>』(1970)。不確定要素を繰り込んでのパフォーマンスなのに、その風貌のような音楽となる。 ≫を半月ほど前に投稿しているのだけれど、きょうは埃をかぶって放置されていたカセット…
ハンベニンク&ミシャメンゲルベルク(1) カセットテープでリリースされたICP(Instant Composers Pool)の音源。 ハンベニンクとミシャ・メンゲルベルクのデュオ・パフォマンス。『Han Bennink, Misha Mengelberg* – Coincidents』(1976)。 さて、ど…
Beethoven Egmont Overture Op.84 by Harnoncourt, COE (2003) 【 伝統的な巨匠風の演奏を求める人には肌が合わない。でも、そこがアーノンクールの新しさであり面目躍如たるところ。】とは、通販サイトでの、きょうの(ネット図書館で借り受けた)アルバム…
Toru Takemitsu, Ceremonial An Autumn Ode 投稿の音源ではありません。 未だ聴いてないアルバムのはずと町の図書館で借りてきたのだけれど、なんのことはない、すでに3年ほど前に、ネット図書館で借り受け投稿しているではないか。難儀なことでゴザイマス…
愛国行進曲 見よ東海の空明けて 旭日(きょくじつ)高く輝けば 天地の正気潑溂(せいきはつらつ)と 希望は踊る大八洲(おおやしま) おお晴朗の朝雲に 聳(そび)ゆる富士の姿こそ 金甌(きんおう)無欠揺るぎなき わが日本の誇りなれ 起て一系の大君(おお…
Britten 3rd Suite for Cello part 1 投稿音源のものではありません。 2年前に≪ベンジャミン・ブリテン『チェロ作品集』。まず美学が違う。この不撓不羈の剄い精神。なまなかな叙情を排したその美意識から生み出される硬質、剛性の響き。≫とタイトルして、…
Maxim Vengerov - Ysaye Sonata No 3 and Ballade 燦然と屹立する至高のJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ。そしてそれを仰ぎ見つつ、その厳しさと境地をめざしたイザーイの無伴奏ヴァイオリンソナタ。どちらも精神性の極みだ。 ヴェンゲーロフ『J…
Leó, Weiner Serenade Op. 3 f-moll 2. Mvmt. 投稿音源のものではありません。 ハンガリーを出自とする名指揮者ゲオルグ・ショルティ(Sir Georg Solti, KBE, 1912 - 1997)のラストレコーディングということでネット図書館を利用して借り受けた。 【 6歳で…
Ralph Vaughan Williams - Sea Symphony (No. 1), (1903 - 1909) 投稿音源のものではありません。 おなじ、王を擁する海洋国、島国でありながら、このスケールの違い。海を壮麗壮大に歌い上げる精神性はやはり違う。海を渡り覇権を握り帝国を成した英国と、…
Maurizio Bianchi - Fetish Pinksha ここ最近、埃のかぶったエアーチェックもののカセットデッキの収録音源を投稿しているのだけれど、きょうもそうした類の音源投稿。ただし、これは5年ほど前にすでに≪イタリアが生んだ未来派の再来思わす、マグマ沸騰する…
Maria Callas - "Ebben ? ne andrò lontana" さようなら、ふるさとの家よ' - La Wally with translation さようなら、ふるさとの家よ:歌劇≪ワリー≫第1幕より(カタラーニ) それでは、遠くに行ってしまわねばなりません。 まるで、いけと、鐘が鳴っている…
いつも自動車での仕事の行き帰りに出会う国道筋のキティーちゃん。いや「テキトーなオッサン」のキティー。愛される国民的キャラクターのキティちゃんが、ここまで変身してご活躍かと。なんか、赤塚マンガ「天才バカボン」のパパを髣髴とさせるしょぼくれた…
「アジサイ観にいけへん~、無料やねんて」という連れ合いの言葉に誘われて」、住まいから近くということで奈良は学園前の大和文華館に出向き、今は盛りとアジサイ咲きほこる庭園散策と催しの「鉄斎の書画」鑑賞のひと時を ≪http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf6…
クセナキス KHOAI 2年ほど前に、≪アントワネット・フィッシャー『現代チェンバロ作品演奏集』(WERGO・1969)。バロック音楽の華麗繊細を響かせるもうひとつのメイン楽器チェンバロの独特の音色を現代に試みる。≫とタイトルして、バロック音楽の代表的…
Horace Silver "Song For My Father" (1964) ≪ハンプトン・ホーズ『ザ・トリオ Vol. 2』(1955)。ウ~ン、ジャズだね~。幸せなジャズの時代だった。≫と昨日投稿した、そのアルバムと同時にネット図書館で借り受けたもう一枚が、きょうのホレス・シルヴァ…