yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカー日本代表・岡田ジャパン、惜しくもPK戦で敗れ16強にとどまる。だけど決勝トーナメント進出はリッパ。大いに愉しませてくれました。おめでとう。お疲れさまでした。

南ア・サッカーワールドカップ、史上初の8強を目指しての日本代表・岡田ジャパン、惜しくもPK戦で敗れる。就寝は2時過ぎ。睡眠不足もあるけれど、気分的になんだか疲れております。だけど、よくやりました。いま少しの試合内容だったけれど・・・、これ…

エサ=ペッカ・サロネン『ヒーリックス|ピアノ協奏曲|ディコトミー』(2009)。複層的なうねりを伴ったそのマッシヴな響きは巧みに高揚感へと導き、聴くものを飽きさせずみごと。

Esa-Pekka Salonen - Helix for orchestra – Gergiev きょうも先日に引き続いてのネット図書館借受のアルバムの鑑賞。久しぶりに検索条件に「現代音楽」と打ち込んでみたところ、ヒットしたのがフィンランドのエサ=ペッカ・サロネン(Esa-Pekka Salonen, 19…

南ア・サッカー・ワールドカップ、トーナメント初戦ドイツ対イングランド戦。あの世紀のミスジャッジ。あまりにもお粗末。観続ける気も失せた。

きのうの、トーナメント初戦いきなりのドイツ対イングランド戦。観ましたか。あの世紀のミスジャッジ。ビデオ・リプレイで繰り返された「幻」!の得点シーン。どれだけの報奨をもらっているのか知らないけれど、それ相当の対価を得るプロの審判のはず。国内…

林光「交響曲ト調」(1953)、入野義朗「小管弦楽のためのシンフォニエッタ」(1953)ほか。いまだ、戦争の傷跡残る時代のもので、日本の復興期、戦後解き放たれた音楽精神の結実といったところなのだろう。

林光 / 少年 (dir. 大島渚 1969) 投稿音源のものではありません。 ネット図書館の検索で、ひさしぶりに「現代音楽」と文字を打ち込んでみた。で、ヒットしたのが、今日取り上げる『林 光:交響曲ト調、他 本名徹次&オーケストラ・ニッポニカ』。つい直近ま…

ショスタコーヴィチ『チェロ協奏曲第1番、チェロ・ソナタop.40』。

Shafran & Shostakovich play Shostakovich Cello Sonata 1mov op.40 投稿音源のものではありません。 中・高時代、はじまってまもなくのFM放送から流れてくるショスタコーヴィチの交響曲第5番にはいたく感激した記憶がある。その前進的力強さ、高揚感に…

ピエール・アンリ『Investigations』(1959)。≪人工・擬自然の≫電子音の森(フォレスト)。音そのものへと自らを同定し、そこに生き、アーティフィッシャルな音楽世界を作りあげんとする意志。

Essai son HISTOIRE NATURELLE (pierre henry) Notre Dame de la gloriette, 17h43, 20/10/09 投稿音源のものではありません。 岡田ジャパン、アウエーでサッカー・ワールドカップの決勝トーナメント進出。この快挙を素直に喜びたい。よくやってくれました。…

ツトム・ヤマシタ『LISTEN TO THE FUTURE~懐しき未来』。その意図や善し。しかしあまりにも甘すぎる。

京都・大徳寺の「音禅法要」 読経×石楽器で禅を世界に!/ Buddist & Music 『懐しき未来』。何だかチンケで、イメージ喚起力の乏しいありふれたタイトル。その中身のほどが察せられるようなアルバムなのだけれど、なにせ、かつて若くして天才的打楽器奏者の…

『能-謡曲-「千手せんじゅ」、人間国宝・観世静夫(八世・観世銕之亟)』。謡曲のあの奇体な?抑揚発声は何なのか。

宝生流 辰巳孝弥(謡)、大倉流 上田敦史(小鼓) 投稿音源のものではありません。 2年ほど前に≪『日本の囃子~能楽囃子』。能とは、能音楽とはこの声、掛け声ではないのか。イヨー、イヤー、オー、ハッ、ホッ・・・。≫とタイトルして投稿している。能という…

チャイコフスキー『ロココ風の主題による変奏曲ほか』。ヒナステラに目覚める。鑑賞の楽しみが一つ増えた。

Ginastera, Pampeana N°2 - Cello Octet Conjunto Iberio 投稿音源のものではありません。 Alberto Evaristo Ginastera 投稿は、きのうに引き続いての、わが町の図書館に新しく所蔵されたCDアルバムから。そこにはチャイコフスキーの「ロココ風の主題によ…

エドワード・エルガー『交響曲第1番、序曲≪南国にて≫(アラッシオ)』。その優れた旋律性と豊かなオーケストレーション≪管弦楽法の点では、しばしばリヒャルト・シュトラウスの様式に匹敵する云われるている。≫

Elgar: Symphony no.1 – Adagio 昨日、いつものように町の図書館へ散歩がてら出向き、そこで、たぶん再発の廉価盤と思われる新入荷(所蔵)のCDが棚に並べてあった。サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar、1857 - 1934)の『交…

ヨーゼフ・ハイドン『ミサ曲第9番「ネルソン・ミサ」、テ・デウム、ミサ曲第10番「テレジア・ミサ」』。いやに明るい、いや明るすぎる宗教!曲であることよ。神に対しても、祈りに対しても明るいんだハイドンは。

Haydn - Missa in Angustiis "Nelsonmass": 1 – Kyrie 投稿音源のものではありません。 「空虚なる明るさ」・・・「ハイドン晩年のミサ曲は、発表当時、どうも明るすぎる、という理由でこれを批判する人が少なくなかった・・・」(解説・岩井宏之)。やはりね~…

美術家・大竹伸朗のノイズ。遠隔演奏ノイズバンド ≪ダブ平 & ニューシャネル≫。

まず、自分の作ったものを自分が一番理解してると考えるのは、作家の奢りだと思うんですね。実は本人がいちばんわかってないかもしれない。絵の見方ひとつとっても、もし絵から1mmの近さでも焦点が合うなら、光の見え方とか全然違うだろうし、自分の絵だって…

八重山上布作家 新垣幸子さん。うん?!この繊細清冽。

日々の仕入れる知識が新聞からだけといった、甚だだらけきった知的懶惰にあって、うん?!これは・・・と、目にとまった記事からのきょうの投稿。日本経済新聞の<文化>欄に、【織物 八重山の色に染まれ・・・「故郷・石垣島に伝わる幻の技法、復活の立役者…

ダッラピッコラ、カスティリオーニ、ゲゼック『作品集』。

Castiglioni- Cangianti 投稿音源のものではありません。 南ア・サッカーワールドカップの試合をテレビでみていると、もうこんな時間だ・・・。韓国対アルゼンチンを見ていたのだけれど、いつの間にやら4点も取られ負けているといった感じだ。実力差?。なに…

佐藤允彦・ランドゥーガ『KAM NABI(神奈備)』(1972)。新奇でエスニックな雰囲気に満ちたポップ(しかし実験的)な感じの強いアルバム。

添付解説書なしのため、やむなく画像はアルバム裏面です。 http://sound.jp/randooga/jl/jl9212.html ランドゥーガとは? 【KAM NABI≪神奈備(かむなび・かんなび・かみなび)とは、神霊(神や御霊)が神留る(かんずまる)場所としての御霊代(みたましろ)…

NEW JAZZ SYNDICATE 『DON’T PLAY THAT SENTIMENTAL(new jazz syndicate2)』(1977)。

庄田次郎新宿路上ライブ20090118 http://www.ne.jp/asahi/miz/njs/profile.htm New Jazz Syndicate とは きのうに引きつづいてワールドカップサッカーの話から。取りあえずの、と云っては大変失礼な話と思われるが、わが岡田ジャパンの歴史的快挙(国外大会…

ボブ・デゲン『Celebrations』('68)。≪簡潔で、品のある曲風、透明感のあるピアノタッチ≫ほどよい先進性。けれど・・・。

さあ、いよいよ南ア・サッカー・ワールドカップの日本の初戦、それも予選リーグ突破へ重要な意味合いを持つ対カメルーン戦がはじまる。テレビにかじりついて応援しなくちゃ・・・と、気もそぞろ。ブログ投稿も、きょうはやっつけだ。 2年以上前に≪ボブ・デゲン…

ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集、第45~55番』投稿第3弾。ネガティヴ感情しめやかに流れるマイナー調のワタクシ好みの作品第49番の「受難」ほか。

Haydn Symphony #49 in F minor 'La Passione' きょうは、ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集』の投稿第3弾。やはり?飛び飛びにしか聴いておりません(聴けません)。なにせ膨大な数(≪104曲+数曲≫)!なもので・・・。で、どれから聴くかとなるとどうして…

クルターク/バートウィッスル/グリゼ『作品集』。

Gerard Grisey: "Modulations" (1976-77) Part Four of "Les espaces acoustiques" フランスでの戦後の大きな現代音楽の潮流として記憶されるべきスペクトル楽派(École spectrale すぺくとるがくは)の創始者のひとりジェラール・グリゼー(Gérard Grisey, …

佐藤允彦・ランドゥーガ『まほろば』(1993)。祭囃子から雅楽もろもろまで、まことにファンキーで賑々しくジャズる、すごくご機嫌、まさにハレにハレまくり、乗りに乗りまくるアルバムだ。

New World Concept w/ Wayne Shorter & Alex Acuna - Tanokuro-Bushi 投稿音源のものではありません。 サアー、いよいよ南アフリカ・サッカー・ワールドカップが始まる。当面、サッカー・ファンにはブログ投稿に差し障りのあるだろうテレビ観戦に時間をとられ…

ヨーゼフ・ハイドン『ハープシコード、オルガン協奏曲集』。何がそんなにシアワセなの、どーしてと言いたくなります・・・。これがいいのでしょう。

Joseph Haydn: Organ Concerto in C Major, Part1 投稿音源のものではありません。 きょうも、ネット図書館で借り受けたハイドン。べつにこの曲でなくてはと言うわけではなく、少しはハイドンを聴くというお勉強的選択。「チェンバロ(ハープシコード)協奏…

ゲゼック、リゲティ、ブークレシュリエフ3人。おしなべてクラスター・音群処理の時代的潮流を示すもの。

André Boucourechliev 投稿音源のものではありません。 レコードの副題はトゥールーズ・アヴァンギャルドToulouse Avant Gardeとなっている。これは、収録されている作曲家の出自やら、活動場所等に由来するといったものではなく、当オーケストラがフランス…

佐藤允彦ピアノソロ『アポストロフィー』(1982)。音の豊満さ、ダイナミズム、濁りのないクリアーな美しさ、メリハリのみごとさ、・・・これらを帰結するピアニズムの秀抜はもう感嘆のほかない。

Alice in Wonderland - Masahiko Sato 投稿音源のものではありません 【ソロは「ひとりだから気楽だろう」と思われがちだが、実態は大いに違う。45分間を全くのインプロヴァズでソロをするのは、大変難しいことだ。ひとたびイマジネーションが壁に突き当た…

フレッド・ヴァン・ホーヴ(ペーター・ブロッツマントリオの最高揚期)ピアニスト。、ピアノソロアルバム『Live at the university』(Vogel 004-S,1974)。

Brötzmann / van Hove / Bennink - Einheitslied (1974/02/04) 投稿音源のものではありません きょうは、フリージャズ。ヨーロッパフリージャズの立役者のひとりペーター・ブロッツマンと隆盛極めたトリオの一員として活躍したベルギーを出自とするピアニス…

ベリオ、ヴァレーズはともかく、その詩情もつ優美。優れて美質な音色感覚の紅一点ベッツイ・ジョラスを推しておこう。

Jolas: Quartet for Clarinet and String Trio (1997) 投稿音源のものではありません。 現代音楽の女性作曲家としていま直ぐに思い浮かぶのは、つとに知られているロシア(旧ソ連)のソフィア・グヴァイドゥーリナ、それに幾分若返ってフィンランドのカイヤ・…

ヘンデル『オルガン協奏曲選集』。バッハのように重くはない、かといって軽いというわけではない。厳粛な宗教的雰囲気とともにココロ穏やかにしてくれる、それらストレートにシアワセな音効に身を浸す。

Orgelconcerten Händel Opus IV no 4 (Marie Claire Alain & Orchestre de chambre Jean Francois Paillard) バッハのように重くはない、かといって軽いというわけではない。ヘンデルのオルガン作品。バッハは父であり、ヘンデルは母とも呼ばれることもある…

アントワネット・フィッシャー『現代チェンバロ作品演奏集』(WERGO・1969)。バロック音楽の華麗繊細を響かせるもうひとつのメイン楽器チェンバロの独特の音色を現代に試みる。

Continuum for harpsichord - Györgi Ligeti 投稿音源のものではありません。 http://www.youtube.com/watch?v=rksW__R37oc G. Ligeti: Continuum für cembalo (A. Vischer) 先日は、≪ゲルト・ツァハー 『オルガン名演集』。地響きあげ天地轟きわたるパイプ…

アルバン・ベルク『初期の7つの歌(1928年管弦楽版)』ほか。感動を与える原質は変わることなく、たしかにわが心を揺さぶるようだ。幾度聴いても凄い。この官能的なまでの美しさ。

Renee Fleming- Proms 2007, Berg: Seven Early Songs-3 ナイチンゲール Die Nachtigall それはナイチンゲールが 一晩中うたったためだった、 あたりにひびき渡る その甘い歌声に誘われて、 ばらが咲き出でたのだった。 あの子は今までお転婆娘だった、 それ…

ヨーゼフ・ハイドン『ピアノ三重奏曲集』。陽気とは云わないけれど気分を暗く落ち込ませないハイドンと言っておこうか。精神の中庸。

Joseph Haydn - Piano Trio in F major - Allegro molto – 2 きょうもハイドン。別に入れ込んでいるわけではない。前々から云っているように、チーとはハイドンを聴かなくてはということで・・・。今まで、なんとなく通り過ぎていた作曲家ハイドン。どうして…

ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集』。第17番から31番までの巻きを借り受け鑑賞。この健康さ、明るさ、かっちりした古典的形式感、ほんに貴方は幸せものだと言いたくなる。

Haydn: Symphony No.26 - Welser-Möst/BRSO(2010Live) ハイドンをチートは勉強?しなくてはと、先日の≪ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集』。第90番から98番までの巻きを鑑賞。≪104曲+数曲≫!冗談でしょうと・・・何がそうまでさせたのか。≫にひきつづ…