yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ダッラピッコラ、カスティリオーニ、ゲゼック『作品集』。

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Castiglioni- Cangianti

           
           投稿音源のものではありません。

南ア・サッカーワールドカップの試合をテレビでみていると、もうこんな時間だ・・・。韓国対アルゼンチンを見ていたのだけれど、いつの間にやら4点も取られ負けているといった感じだ。実力差?。なにが実力(差)かよくわからないけれど。個の力?そんな簡単な問題ですかね。だけど、きのうのチリといいスイスといい、ポルトガルコートジボワールといい、初戦勝ち点をめぐってのあのド迫力。たまりませんね~といったところだ。で、きょうもアルバム紹介のみでお茶を濁すことになる。

【十二音技法・・・を用いて作曲をした最初のイタリア人であり、イタリアで最初の支持者であり、より叙情的・調的なスタイルを可能とするセリー音楽の技法を発展させた人物】として音楽史上にその名が刻まれているルイージ・ダッラピッコラ(Luigi Dallapiccola, 1904 - 1975)と、同じイタリアの作曲家ニッコロ・カスティリオーニNiccolò Castiglioni (1932 – 71996)。それにフランスの先日取り上げた早世で惜しまれたジヤン・ピエール・ゲゼックJean-Pierre Guezec(1934-71)の3人の曲が収められたアルバム。
きょうの、覚えていて欲しい作曲家はニッコロ・カスティリオーニ。音色感覚の優れた作曲家、この才能を忘れてはなりません。いい作曲家です。もちろん、きょうのアルバムでも『Gyro(旋回)・合唱と9つの楽器のための』(1963)はその鋭敏繊細な音色感覚で出色。



Luigi Dallapiccola:
「Canti di Prigionia囚われ人の歌」(1938-41)
a-1 1.Preghiera di Maria Stuarda 12:36
a-2 2.Invocazione di Boezio 4:30
a-3 3.Congedo di Giolamo Savonarola 9:33

Niccolò Castiglioni:
b-1 「Gyro(旋回)・合唱と9つの楽器のための」(1963) 9:55

Jean-Pierre Guezec:
b-2 「Reliefs polychromes多色のレリーフ(12人の独唱者のために)」(1969) 9:43





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Luigi Dallapiccola - Canti di prigionia(1938-41) for chorus and ensemble - I. Preghiera di Maria Stuarda (1/2) Luigi