yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

シューマン『花の曲Blumenstuck, Op. 19』。え?こんなに美しい愛らしい曲があったの・・・と。

Richter live in Stockholm - Schumann: Blumenstück op 19 投稿音源のものではありません。 いま日本で開催されているU20女子サッカー・ワールドカップ。そのベスト4を賭けてのヤングなでしこの対韓国戦のテレビ中継を観終わったばかり。わがヤングなで…

フランク『ヴァイオリン・ソナタ/シマノフスキ:神話、他』 。フランス印象派の影響濃厚な時代的清新の響きはする。しかし軽々に影響で済ませる体のものか?

Karol Szymanowski, Mythes (Op.30), Narcisse - Kaja Danczowska i Krystian Zimermann 「神話は本来、『なぜ』に答えるものではなく、『どこから』に答えるものである」(ケレーニィ) ここ最近、よき印象おぼえたポーランドの作曲家 シマノフスキ(Karol …

シマノフスキ『弦楽四重奏曲第1番・第2番/ウエーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章』。厳しい叙情を奏でるシマノフスキの「弦楽四重奏曲第1番」。歴史が培った音楽感性と堅固な精神・・・。

Karol Szymanowski - String Quartet C Major Op. 37 I: Lento Assai. Allegro Moderato 投稿音源のものではありません。 1917年の秋、ボリシェヴィキの一団がシマノフスキ家を急襲し、美術品は略奪され、カロルのピアノはおもしろ半分に池に投げ込まれ…

繰りかえすいとなみに一つとして同じ音のない自然の音。<脳をマッサージする音楽>のヒーリング編。

【癒し系】自然音 せせらぎ 長め "Babbling Brook Sound Meditation" 朝夕に、というより明け方というべきか、いくぶんの秋の気配が・・・。それにしてもいつまでも暑い夏でゴザイマスデス。 ほんらいは、拙ブログの書庫「YOUTUBEの館」へ投稿すべき…

ラヴェル『歌曲集〈シェエラザード〉、ほか』。ラヴェルに「シェエラザード」?。オリエンタリズムの香気漂ううつくしい歌曲。

Renée Fleming - Shéhérazade, New York 2003 投稿音源のものではありません。 シェエラザード 詩:トリスタン・クラングゾール 第1曲:アジア ASIE アジア、アジア、アジア、 乳母の物語に登場する古い夢の国、 不思議な森の皇后のように 幻想が眠る国。 ア…

グレン・グールド没後30年、生誕80年とか・・・。

Glenn Gould BWV 974 Adagio 火曜日からこの金曜日まで4回にわたりFMラジオでグレン・グールド(Glenn Herbert Gould, 1932 - 1982)没後30年、生誕80年<グレン・グールド変奏曲~名盤を通して知る大ピアニスト~> と題して放送されていた。自動車…

シューマン『謝肉祭&ピアノソナタ第1番』。キーシンの弾く「ピアノソナタ第1番」。そうか、シューマン!か・・・。

Evgeny Kissin - Schumann Sonata No.1 in F-sharp minor, Op.11 過日、あ~、美しい曲だなあ~と口ごちた、そのラジオから流れていた曲はシューマンの「ピアノソナタ第1番」だった。そうかシューマンか・・・。そしてピアニストはエフゲニー・キーシン Evge…

シマノフスキ「仮面劇 作品34」(1915-16)。シマノフスキねえ~。楽しみが増えました。ドビュッシーにない美学・・・剛さ。

Karol Szymanowski - Masques, Op. 34 (1915-16) [Garrick Ohlsson] (2/2) , Movement II: Tantris le bouffon, Movement III: Sérénade de Don Juan きょうたまたまラジオから流れていたピアノ曲。その前にドビュッシーの歌曲がきれぎれに耳に届いていたの…

フォーレ、デュリュフレ『レクイエム』。グレゴリオ聖歌をベースとしたデュリュフレの「レクイエム」のほうが好みです・・・。

♫ Duruflé, Requiem: Introit & Kyrie (organ version) ♪ 投稿音源のものではありません。 第1曲入祭誦 INTROIT 主よ、永遠の安息を彼らに与え、 永遠の光を彼らの上に照らし給え。 神よ、シオンではあなたに賛美の歌が歌われ、 エルサレムでは誓いが捧げら…

アサヒビール大山崎山荘美術館へ。贅を尽くした山荘と庭園。常設所蔵展示のモネの「睡蓮」などなど。近くなのに・・・、やっと行ってきました。

アサヒビール大山崎山荘美術館 大阪の人間は、酷い暑さへのボヤキに、「くそ暑い」とよく言いますが、まさにここ最近の暑さといったら・・・まったく堪らない。わが、クーラーなしの納戸の部屋で音楽聴いたり、コンピュータを打ち込んだりなんぞ出来たものじ…

『伊福部 昭 全歌曲/藍川由美』。伊福部昭の歌曲。オスティナートで民俗の昂揚ほとばしる交響楽とはちがって、ゆったりとして、リリシズムとロマンティシズムにウルッとさせる優しく魅力的な旋律に満ちた歌曲。

因幡万葉の歌五首 因幡万葉の歌五首(1994) 新(あらた)しき 年の始の初春の 今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと) 春の野に 霞みたなびきうら悲し この夕かげに 鶯鳴くも 春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に 出で立つ娘子(おとめ) さ夜ふけて 暁月…

『舞 ― 伊福部昭の芸術3 舞踊音楽の世界』.。どこの「サロメ」?北海道か?と言いたくなる。やはりニッポンです、これは。

Akira Ifukube: Salome(1948/1987)伊福部昭 舞踊曲「サロメ」 投稿音源のものではなく演奏会用作品『舞踊曲「サロメ」』(1987) 夏のお休みは昨日で終わったのだけれど、音楽は相変わらず土俗・民俗派の頑固一徹伊福部ブシがつづく。ネット図書館で借り受…

『響-伊福部昭 交響楽の世界』。土俗派の真骨頂、頑固一徹伊福部ブシで盆休みの締めくくり。

日本組曲(1934/91)・盆踊 「メフィストと作曲家」 ――三浦淳史 札幌の北三条通りに「ネヴオ」という喫茶店があって、ぼくたち学生は、そこのクラシック・レコードのコレクションと毎月の新譜紹介をあてこんで、1杯のコーヒーで、時計の針が午前の方角を示し…

奈良県立美術館の『近代の日本画~人物・花鳥・風景~』と入江泰吉写真館(奈良市写真美術館)『入江泰吉 神宿る大和』。蒸し暑さで疲れました・・・。でも芸術の一日。連休のなか一日ぐらいはね。

お盆休みと言ったところでお墓参りするでもなく (毎月の親の命日には連れ合いともども仏壇前でお寺さんにお経をあげてもらい手を合わせているということを名分に) ・・・。まさに記録的大雨警報ズバリのすさまじい落雷と雨の中、出勤の娘が出て行ったあと、…

『譚 ― 伊福部昭の芸術1 初期管弦楽』。「自己に忠実であれば、必然的に作曲家は民族的であること以外に、ありようはない」・・・この信念、この一徹。

日本狂詩曲 (1935) 第2楽章「祭」 「伊福部くん、どう、今度、早坂って男と会ってみない?」 「どんな人ですか?」 「君と同じ年齢で、北中の出身だよ。今は日の丸舞踊団でピアノを弾いてるそうだ。早坂くんは作曲もやっててね。金魚を見ても楽想が湧いてく…

『黒澤明と早坂文雄<風のように侍は>』(西村雄一郎・筑摩書房)

The Seven Samurai – Suite :Soundtrack From The Akira Kurosawa's Film "The Seven Samurai" (1954) Composed By Fumio Hayasaka 風のように侍は 大地の上を吹きすぎる ・ ・・ 昨日見し人今日は無し 今日見る人も明日あらじ 明日とも知らぬ我なれど 今日…

アルベルト・ヒナステラ『アルゼンチン舞曲集 作品2』。この強烈・・・。

Ginastera. Tres Danzas Argentinas Op. 2 - Sergio Tiempo 左の人物はマウリシオ・カーゲルなんですが・・・。 やはり女子はつよい・・・。オリンピック日韓対決。サッカー男子U23は完璧な敗北(きれいな<パス>サッカーだけでは勝てない相手とわかって…

ヴァン・モリソン「トュペロ・ハニー」。味のあるヴォーカルだね~。きょうもU23男子の三位決定戦に備え・・・早寝。

Van Morrison - Tupelo Honey you can take all the tea in China Put it in a big brown bag for me Sail right around all the seven oceans Drop it straight into the deep blue sea She's as sweet as Tupelo honey She's an angel of the first degre…

モーツァルト『ピアノ三重奏曲全集』。オリンピックサッカー、ナデシコのあす(10日)未明3時45分キックオフにそなえて、モーツアルトピアノ三重奏曲を聴きながら気分を落ち着けて・・・早々にオヤスミです。

Mozart - (1st mvt) Piano trio in B flat, K. 254 - Allegro assai 投稿音源のものではありません。 さあ、あす(10日)未明3時45分キックオフ。いうまでもなくロンドンオリンピック女子サッカー決勝戦。わがナデシコ対米国。願ってもない世界最強の相手…

アレンスキー『ピアノ三重奏曲第1&2』 。アレンスキー?。甘くセンチメント、泣きの旋律。悪くはないですが・・・。いやいいですよ。

Koudriakov, Maro, Yo - Arensky / Piano Trio no.1 D minor 1/4 二日つづけてのオリンピック・サッカーの深夜テレビ観戦。連れ合いともどものハラハラドキドキの応援、疲れました。結果はナデシコの決勝進出。U23男子の準決勝の敗退。歓喜と落胆。まさし…

フンメル『“美しいミンカ”の主題によるアダージョ、変奏曲とロンド』とベートーベン『カカドゥ変奏曲』。こんなのあったの?。いい曲です。

Hummel - Trio for Flute, Cello and Piano, Op. 78 過日、ラジオから流れていたのをたまたま耳にしたモーツァルト、ベートヴェンと所縁のある、同時代ではむしろベートーヴェンより人気があったと云われているヨハン・ネポムク・フンメル(Johan Nepomuk Hum…

モーツァルト『フルート協奏曲』。女子なでしこ、U23男子サッカー、共なる勝利ベスト4の歓びを味わいつつ・・・。

Mozart - Flute Concerto No. 1 in G major (K. 313) By Emmanuel Pahud soloist (Full HD) 投稿音源のものではありません。 やはり、オリンピック。4年に一度のビッグイベント。とりわけナデシコと、U23男子のサッカーとなると見逃すわけにはいかない。…

カリビアン・ポリフォニーCARIBBEAN POLYPHONY~ベネズエラ極彩色コーラスの魅力【オルフェオン・ウニベルシタリオ】。

エル・ガバン~ポプリ・デ・ラス・プレーナス 帰宅後、晩酌しながらの夕食のあいだ、ロンドンオリンピックの競技をテレビ観戦。やはりついつい釘付けになってしまう(たかがスポーツ、メダル争いなんて・・・、スポーツナショナリズム・・・ウンヌンカンヌン。…

リヒャルト・ワーグナー『使徒の愛餐(ワーグナー秘曲集)』。男声合唱がすばらしく官能的で魅力あります。

RICHARD WAGNER "Das Liebesmahl der Apostel" 過日、ラジオから流れていて、これはいいと好印象。けれど、ネット図書館には所蔵されておらず、で、動画音源サイトを覗いたところ、アップロードされていたので、それを貼り付けてともにたのしもうという趣向…