yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2014-01-01から1年間の記事一覧

テイラー・スウィフト『レッド』。キャピキャピしたポップで爽快な若い娘の歌、歌声。

Taylor Swift - Red (歌詞・日本語訳) 今年は26日が御用納めという、何ともせわしない年。アベノミクスの何の恩恵にも与れない身には、追われるほどの仕事もなくさっさと戸を閉めるがよろしかろうと、なさけなく侘びしく年の瀬を迎えている。 わが慣例の年…

『吉田拓郎 ベスト・セレクション』。演歌だね・・・。

吉田拓郎 今日までそして明日から 吉田拓郎(1946-)。同世代として、やはり懐かしい。あ~70年代・・・懐メロです。 と言っても、当方、好みの音楽ジャンルとは少し逸れていたこともあって、思い入れと言うほどのものはないのだけれど。だから?今、アンチ…

フォーレ『夜想曲』。聴くほどに味わい深い。

Eric Heidsieck plays Gabriel Fauré, Nocturnes n. 1-2-3-4-5, enregistrés en 1960-62 たしかにね、華麗なサロン向きの音楽じゃない。ショパンじゃない。対するはココロ。内面に向けられている。内省的。「優しくデリケート・・・高貴なリリシズム」「穏や…

まあなんとロマンチックな美しい曲だこと。「ヴィエニャフスキ・ヴァイオリン協奏曲」

Henryk Wieniawski Violin Concerto No.1, Op.14 https://www.youtube.com/watch?v=zdq3Gg9EQEo 過日、通勤途上のカーラジオから流れていた、まあなんとロマンチックな美しい曲だことと感じ入って聴いていた曲があった。以下だった。 【「バイオリン協奏曲 …

リッカルド・シャイーの『ベートーヴェン:交響曲全集』CD5枚組。

Ludwig Van Beethoven Riccardo Chailly Symphony no 4 in B Flat Beethoven - Symphony n°4 - Philharmonia / Klemperer リッカルド・シャイー(Riccardo Chailly, 1953 - )の指揮するベートーヴェン。出自がイタリアだからと言うんでないが、エネルギッシ…

錦秋の候。

錦秋というにはほど遠い、ごくごく近場のモミジの紅葉。わが庭のモミジです。 このモミジ。倍以上の幹の太さにまで成長したのはいいのだけれど、これ以上大きくならないでね…始末に困る・・・と思わせる昨今です。 連休のこの日々、天候も比較的よく、行楽地…

加古隆『映像音楽作品集』『アニヴァーサリー』。この泣かせる抒情、ロマンティシズム。

パリは燃えているか 兵士たちの戦い 名場面で綴る 加古隆high quality この泣かせる抒情、ロマンティシズム。魅力ですね。加古隆(かこ たかし、1947 - )。 【1969年 - 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。 1970年 - NHK毎日音楽コンクール(現「日本音楽コン…

スメタナ「ふるさとから」。ノスタルジックな蓄音機!から流れてくるのにふさわしい

Smetana " Z domoviny" part 1 Josef Suk & Jan Panenka Smetana " Z domoviny" part 2 Josef Suk & Jan Panenka セピア色を帯びるエートスの記憶回想。育んできた土の匂いがあたたかくココロをつつむ。まさしくノスタルジックな蓄音機!から流れてくるのに…

「元気です」

東山魁夷「行く秋」(1990) 純 元気です / 曲:吉田拓郎「元気です」 ずいぶんブログ投稿をご無沙汰している。でも、いちおう元気です。ラジオから吉田 拓郎(よしだ たくろう、1946 - )の「元気です」が流れていた。またぼちぼちと・・・それだけなんです…

そこはかとなく懐かしい・・・。

Martyn Bennett - Blackbird 聴いている間に、なんだか懐かしさを感じさせる音楽。ふしぎですね。ラジオから流れていて、いっしゅん沖縄を想ったのだった。スコットランドのケルト音楽の由。スコットランド民謡には、どこか日本人の感性と通底するものをかん…

酔芙蓉とともに秋の気配。

わが庭木の酔芙蓉が咲きはじめると秋の気配を感じさせます。花言葉は「幸せの再来」「心変わり」だとか。 朝咲きはじめは白く、その花が午後夕方になると光に酔ったごとくピンク色に変わる。 たしかにそう言いたくなることでしょう。 一時期、根元が腐り、も…

サン=サーンス「クラリネット・ソナタ 変ホ長調 作品167」。染み入る簡潔澄明な響き。

Saint Saens clarinet sonata 作曲家の死の年に書かれたからというのではないが、その過剰を避けた簡潔澄明な響きは染み入るものがあった。車中ラジオから流れていて印象した作品、サン=サーンス(1835-1921)の『クラリネットソナタ(Sonate pour clarinet…

『日本映画〈黄金時代〉~名作サントラ音楽集~』。はや?半世紀前の日本映画の熱気。

からみ合い(1962)(小林正樹監督/音楽:武満徹) 60年代の【日本映画〈黄金時代〉】。たしかにそうでした。テレビ時代の来る前の娯楽のない時代といやあそうだったですが。出入り口は通勤の満員電車並みの混雑。立ち見どころか通路に座ってまでも観てまし…

『ハイドン交響曲全集』VOL.6(4枚組)より。愛すべき名品、イギリス交響曲「76番」。

Haydn Symphony No 76 E flat major NDR Orchestra Gunter Wand きょうも『ハイドン交響曲全集』VOL.6より。 つい先日 【http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/64640881.html 再度の『ハイドン交響曲全集』VOL.6(4枚組)。やはり「交響曲第72番ニ長…

バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」。ヴァイオリンヴァージョン!いかが?

「神様とぼくたちはしっかり結びついているんだね。 ぼくたちは救われたいし、 神様はぼくたちを助けたいし。」(『子供の神秘生活―生と死、神・宇宙をめぐる証言』より) 神と人。永遠のすれ違い。そりゃそうかも。「神は、我々を人間にするために、何らか…

再度の『ハイドン交響曲全集』VOL.6(4枚組)。やはり「交響曲第72番ニ長調」。なんと、18世紀以後の初演は第2次世界大戦直後!。

Haydn: Symphony No. 72 (Christopher Hogwood) 2年半ほどまえに http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63055906.html 『ハイドン交響曲全集』VOL.6(4枚組)のなかから印象に残った1曲。「交響曲第72番ニ長調」。「さて、愉しんでいただけましたかな・…

再々度の『ハイドン交響曲全集』VOL.5(CD4枚組)。今日の一曲「交響曲第60番」。

Haydn: Symphony No. 58 (Christopher Hogwood) ドラマチックに事象を物語りたがる情報過多の社会。情報喧噪の社会。3.11以降とみに・・・。否定ばかりじゃ、ろくなことはない。賢しらな否定的言辞の蔓延する落ち着きのない暗い世相。それで何か好転する…

『タルティーニ/テレマン/ファッシュ/ハイドン/フンメル:トランペット協奏曲集』

GIUSEPPE TARTINI- CONCERTO EN RE MAJEUR POUR TROMPETTE 投稿アルバムの音源ではありません。 まったく金土日は雨と風で西日本は大荒れでした。お盆休みで予定を組まれていた方々にはウラメシイ台風であったことでしょう。はな金(いまどき死語?)の夜、…

『フランス・オーボエ名曲集』。きょうはこの一曲。サン=サーンスの「白鳥の歌」とされているうちの一曲「オーボエ・ソナタop.166」

Maurice Bourgue / Saint-Saëns : Oboe Sonata in D major (Pf.Ichiro Nodaira) 投稿アルバム音源のものではありません。 落ち着いた古典的形式がもつあじわいで、静やかに音楽を聴くよろこびとともにココロに安堵もたらすサン=サーンス(Charles Camille Sa…

『ハイドン交響曲全集』VOL.4(CD4枚組)。なんということだ「51番」!もまったく好いではないか。いいかげんだなあ。シロウトはそのときどきの気分で聴く、判断する・・・。数寄だけではなあァ・・・。

Joseph Haydn - Symphony No. 51 in B flat major, Hoboken I/51 オ~なんとというべきか、やはりというべきか、【・・・この作品は、1771年-1774年の間に、革命的な考え方の持ち主としてハイドンの名声を高めた独創的な交響曲である。・・・】との…

『ポエム』。やはりヴァイオリンは歌ですね~詩です。

Respighi "Poema Autunnale" Julia Fischer きょうのこのアルバムは、先日来のショーソンの作品をネット図書館検索していてたまたま手にしたもの。「詩曲 作品25」が収められていたというより、好きな作曲家のひとりレスピーギの、まだ耳にしたことのない「…

ショーソン『愛と海の詩 Op.19』。詩と管弦楽・・・詩の意味がわかれば音楽の興も増す。

いま思えば、ラジオから流れていた曲 【「愛と海の詩」 ショーソン作曲 (27分38秒) (メゾ・ソプラノ)スーザン・グレイアム (管弦楽)BBC交響楽団 (指揮)ヤン・パスカル・トルトゥリエ <Warenr Classics WPCS-11878>…

ショーソン『愛と海の詩 Op.19』。色彩あふれ、その織りなす流麗な美しさと余情。

Irma Kolassi: Poème de l'amour et de la mer by Ernest Chausson 放送・アルバム音源は以下 ?b>Susan Graham: The complete "Poème de l'amour et de la mer Op. 19" (Chausson) https://www.youtube.com/watch?v=KhWG2gsFPyg 世界共通とはいかないのでし…

再々度の『ハイドン交響曲全集VOL.3』(4枚組)。「交響曲第33番」もよろし。

Haydn: Symphony No. 33 (Christopher Hogwood) 熱帯夜の寝苦しさを扇風機のそよ風モードでどうにかこうにかしのぎ、爽やかとはいいかねる朝を鳥のさえずりのうちに迎え、日課のコマッタ犬に連れられ!散歩。 たしかにそうです。このコマッタ犬が去年我が家…

サッカーワールドカップ・ブラジル大会。ドイツが優勝。祝…よろこぶメルケル。もちろんこぞって国民も。

一か月にわたるサッカーワールドカップ・ブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じた。順当な?ところでしょうか。まずはドイツ代表の優勝おめでとう(我が代表は、一勝もできず早々の不甲斐ないリーグ敗退で終わってしまったが・・・)。 あさの4時のキック…

『荒木経惟 往生写集』。専修念仏の極楽往生のごとくひたすらに撮る、半世紀の写業。

豊田市美術館 「荒木経惟 往生写集―顔・空景・道」展 荒木経惟 オープニング・トーク 2014年6月29日まで開催 大きな企画写真展が催れていたこともあってか、家人が図書館で借りてきた週刊誌の2誌ともに写真家アラーキーこと荒木 経惟(あらき のぶよし、194…

ハイドン交響曲全集VOL.2(CD4枚)第17番~32番。これぞのハイドン 第30番「ハレルヤ」と第31番の「ホルン信号」。

Haydn: Symphony No. 31 "Hornsignal" (Christopher Hogwood) Haydn Symphony No. 30 "Alleluja" 台風一過のと言っていいのでしょうか、きょう土曜日の朝はいい天気。夏なのに爽やかとさえいえる心地いい風があいさつもなく静かに窓をとおり過ぎていきます。…

ベームとポリーニのベートーベン。「ピアノ協奏曲 第4番」。これがすごいピアノ。

Pollini / Böhm, Beethoven Piano Concerto No.4 Op.58 先日ラジオから流れていたピアノ。仕事中たまたま耳にしただけのことなんだけれど。これがすごいピアノだった。衒うことのないみずみずしくクリアーなピアノ・・・。誰だこれは!。 以下だった。 【「…

ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集、第1~16番』(VOL.1)。推すべきは第13番。ココロはクリア、音楽は愉しい・・・。

TEOC - Symphony No. 013 - Franz Joseph Haydn | Full Length 21 Minutes in HQ 3年近く前に http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62667860.html ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集、第1~16番』(VOL.1)。日の出とともに迎える爽やかな朝。ココロ改…

『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(水野和夫)

【「国の借金」、最大の1024兆円 13年度末 財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券をあわせた「国の借金」が2013年度末で過去最大の1024兆9568億円になったと発表した。医療や介護といった社会保障費や国債の利払い費などを税収や税外収入でまかないきれ…