『荒木経惟 往生写集』。専修念仏の極楽往生のごとくひたすらに撮る、半世紀の写業。
大きな企画写真展が催れていたこともあってか、家人が図書館で借りてきた週刊誌の2誌ともに写真家アラーキーこと荒木 経惟(あらき のぶよし、1940 - )の対談記事が載せられていた。で、さっそくネット図書館で蔵書検索したところ、それらの企画展に併せて刊行されたという『往生写集』の所蔵されているを知り借りてきた。
【「荒木経惟 往生写集」展にあわせて刊行された写真集。第1回太陽賞受賞作「さっちん」や「センチメンタルな旅・冬の旅」「チロ愛死」などの名高い作品から、最新作「8月」「去年の戦後」「道路」まで、荒木が50年にわたって見つめてきた生と死のすべてを収録。】(ネットブックレヴューより)
この冊子に収められている、俗界のそこはかとなく生死漂う写真の数々の良さもさることながら、アラーキー・荒木経惟の発散する写真家としてのエネルギッシュなさまと人となりが、ほほえましくも感動的につたわる動画の在るを知り、投稿となった。ご覧あれ・・・(とうの動画が削除されてしまえば、ほとんど意味のない記事となってしまうのだけれど。)