yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブクステフーデ『いかに美しきかな,暁の明星は~オルガン名曲集(鈴木雅明)』。またまた2度目の投稿となってしまった。

Buxtehude Prelude in G minor, BuxWV149 by Ton Koopman 投稿音源のものではありません。 先ほどネット検索したところ4月19日の放送だった。仕事帰りの自動車の中でたまたま出くわし聴いたブクステフーデ(もちろん演奏後の曲紹介アナウンスでそれを知っ…

メディアの脳ミソはたぶんこんなのでしょう。み~んなお見通し。あなたがたはエライ!。まわりがみんな阿呆にみえることでしょう。だがしかし・・・冷静な認識も。

メディアの脳ミソはたぶんこんなのでしょう。そうですそうですとも、み~んなお見通し。あなたがたはエライ!。まわりがみんな阿呆にみえることでしょう。こう、チャチャのひとつもいれたくなる。(この画像は新聞宣伝広告のものです。中身のほどは知りませ…

穐吉敏子&ルータバキン『ヴィンテージVINTAGE』。夫婦の熟成したデュオパフォーマンス。でも、熟成もいいけれど、もう少し若いころであればなー。

LEW TABACKIN Burghausen 2000 投稿音源のものではありません。 ネット図書館で借りた穐吉敏子と夫君(再婚)のルー・タバキン LEW TABACKINのテナーおよびフルートとのデュオアルバム。コンボではない渋さがアルバムタイトル通り『ヴィンテージVINTAGE』な趣…

伊福部昭の芸術5『楽  協奏風交響曲/協奏風狂詩曲』。落語『寿限無』の「パイポ パイポ パイポのシューリンガン」に聞こえてしょうがない心的高揚もたらす執拗な拘りのオスティナート。

伊福部昭 『ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲』(1941) 第1楽章 黛敏郎、芥川也寸志、松村禎三ら多くの俊秀作曲家を薫陶した?民族派の作曲家であり教育者の伊福部 昭(いふくべ あきら、1914 - 2006)。この作曲家のアルバムがネット図書館で所蔵されて…

町の図書館の廃棄リサイクル本「特集・小村雪岱を知っていますか?」(2010・2)。新内の唄が、三絃が聞こえてきそうな風情。いいです。好きです。この情緒。

新内流し連れ弾き 春 新内勝一郎 SHINNAI KATSUICHIRO SHINNAI NAGASHI 日曜日慣例となっている図書館通い。出歩くのはせいぜいが町の図書館だけという、きわめてツマラン休暇のすごし方だ。ま、金を使わなくて済むという、それだけのことで・・・。分相応の…

『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲|R.シュトラウス:ドン・キホーテ』。親しみやすい旋律をもち愛される名曲、傑作中の傑作であることは断じて否定はしないけれど・・・。

A.Dvořák- Cello Concerto in B minor: 1. Allegro (1/2):Mischa Maisky, Cello/Conductor, Leonard Bernstein/Israel Philharmonic Orchestra はや半世紀近い光陰、中・高校生のころには抵抗なくというより、大いなる共感のもと、このドボルザークや、チ…

ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15』。若さと躍動感に満ちたすがすがしい爽快のベートーヴェン。何のことはない!、すでにこのポリーニの盤を投稿していたのだった・・・。

Beethoven - Piano Concerto No. 1 3rd movt – Zimerman 残念ながら投稿のポリーニの動画音源はありません。 「私の芸術の中では、神は他の何者よりも私に近くいる。・・・音楽はいっさいの哲学よりもさらに高い啓示である。一度私の音楽を理解した者は、他…

湯浅譲二『現代オーケストラの音響空間』(rec.1975,1977)。う~ん、すんばらしい~!オーケストラ作品です。もっと聴いてくれ~と言い募りたくなる作曲家であり、作品だ。

Yoji Yuasa: Projection (1962) 残念ながら投稿音源はありません ≪・・・人は青空の無限の深みを見つめる時、宇宙との一体感、またそれに対する畏怖の念、またそこに安らぎと言った一種の宗教的世界への入口が見えるかも知れない。それは、私にとって音楽が…

ウィリアム・シューマン『交響曲第8番、ほか』。米国の堅実なというか、保守的な作風の曲。ツマラナイ!クダランと一顧だにせず唾棄するほどの拙さでもない。ただ、はっきり言って革新の斬新はない。

William Schuman: Sinfonia No.7 (1960) Mov.1 e 2 投稿のSymphony No. 8 (1962)はみあたらない。 William Schuman 米国の、堅実なというか保守的な作風の曲をお収めたアルバム。しかしネットのアルバム情報検索にはヒットしなかった。それなりの作品という…

シュトックハウゼン、ベリオ『ピアノ作品集』(1970)。精神が起っている。冷たく厳しい抽象性ゆえにすばらしい。そうした魅惑の美学世界(も!)ある。

Stockhausen Klavierstuck XI (1/2) :Performed by Aloys Kontarsky 残念ながら投稿音源は見あたりません。 今から30数年前といえば、当然なことながらネットもなく、情報ないままに手に入る限りの音源を選択の余地なしに手にしたものだった。はたして店…

バッハ『無伴奏チェロ組曲 全曲』。心穏やかに、心鎮めるべく今晩はセバスチャン・バッハの無伴奏チェロ。

Bach - Cello Suite No.6 ii-Allemande その時々に政策を選択する政治家や官僚は、どのような政策が実現可能なのか、選択の幅がどれほど広いのか、知ることができない。何が可能で何が不可能なのかがわからないまま、前も後ろもわからない霧に包まれたなかで…

ニュー・ジャズ・シンジケイト『フォワード・サスペンスFORWARD SASUPENSE』(1977)。法政大学学生連盟・事業委員会のメンバーによる「三枚組み・自主制作レコード」。

もう5年以上もまえに≪NEW JAZZ SYNDICATE今いずこ≫と投稿し、二作目を去年の6月に≪NEW JAZZ SYNDICATE 『DON’T PLAY THAT SENTIMENTAL(new jazz syndicate2)』(1977)。≫投稿したのだった。で、三作目目は・・・と投稿するのが躊躇われ今日に至った。なにせ「三…

リゲティほか『現代合唱作品集』(1969)。時代を象徴するクラスター手法による音響(感性)志向の合唱作品集。

Persephone, Aglepta, Mellnäs, Περσεφόνη, Veranian 投稿アルバムのものではありません。 きょうのアルバムは、41年前!にグラモフォンから6枚組みで出されたボックスセット(アヴァンギャルド Avantgarde boxset)からの一枚。イギリスのデヴィッド・ベ…

ジャック・カーシル『Black Suite』 (Rec.1969、1971)。長き学究、教師生活を活動の中断にもつフランス系ブラック・アフリカの、インテリジェントな曲趣をもつフリージャズ

Frank Wright - The LadyPersonnel : Jacques Coursil (tp), Arthur Jones (as), Frank Wright (ts), Steve Tintweiss (b), Muhammad Ali (d) 適当な紹介動画音源見当たらず・・・。 フリージャズ・トランペッターのジャック・カーシルJacques Coursil。生ま…

アート・アンサンブル・オブ・シカゴのサックス、ジョセフ・ジャーマンの『As If It Were The Seasons』(1968)。アンサンブルオブ・シカゴ前史を聴くことになるセカンドアルバム。

Joseph Jarman - Non-Cognitive Aspects of the City 投稿音源のものではありません。(1stアルバムより) たしかに、商業主義から一線を画したジャズムーヴメントここにありといいたくなるパフォーマンスが収められている。それと、多楽器主義、表現主義的…

ジョーン・キャロル『現代の独白』。ストラヴィンスキーが日本の歌(短歌)を元歌にもつ抒情詩を歌曲にしている。

Igor Stravinsky: Three Japanese Lyrics (1913) I. Akahito II. Mazatsumi III. Tsaraiuki / Evelyn Lear, soprano; Columbia Symphony, cond. Robert Craft. Art by Tensho Shubun. 投稿音源のものではありません。 Lgor Strawinsky: Drei japanische Lied…

山本剛トリオ『LIVE AT THE MISTY』(1974)。あ~ジャズ!。

TSUYOSHI YAMAMOTO - AUTUMN IN SEATTLE 投稿音源のものではありません。 動画音源が見当たらないので躊躇したのだけれど、投稿するものが手持ちに何もないということもあり、ふんぎった。ジャズピアニスト・山本剛の『LIVE AT THE MISTY』(1…

キム・カシュカシャン『川よ~ヴィオラのための現代作品集』(2009)。中近東の音楽がもつ魂を揺さぶるメリスマが、祈りと嘆きをいや増す。

Betty Olivero * Neharót Neharót (1/2) 最近ことばが紡ぎだせない。なんだか落ち着かない精神状態のせいかもしれない。ジャーナリズム、メディアの極論、愚論、不見識(べつに私だけが正しいとも、見識あるとも思ってはいませんが)のごた混ぜ躁状態が気分…

シューベルト『作品集 Piano Works』。

Claudio Arrau plays Schubert Sonata D.894 : movement 1 - part 2 町の図書館には、どうした経緯でかクラウディオ・アラウ(Claudio Arrau León 1903 - 1991)のピアノ演奏集が所蔵され棚にズラリと並んで置かれており、ほとんど一応聴いてはいるのだけれど…

シューベルト「ピアノソナタ第13番 作品120、D664」。

Ingrid Haebler plays Schubert Sonata No.13, D.664 (I) シューベルト(Franz Peter Schubert,1797 - 1828)21歳(1819年)の時の作品「ピアノソナタ第13番 作品120、D664」。 子供は希望だ・・・。 「先生が明日を語ればついてきてくれます。」…

西村朗合唱作品集『まぼろしの薔薇』。「伝統的な調性感、和声感に基づく合唱曲」(西村 朗・同梱解説より)。ロマンティシズムにあふれ、美しい合唱作品。

合唱曲「ばらのあしおと」 さほど興味のある分野でない、ふだん進んで聴くということのない合唱曲作品集。実験的というわけではないけれど、ネオロマンティストとしてのその音響造形への傑出は、尾高賞受賞のその回数をみても衆目の認めるところと思われる、そ…

『マルティヌー,ツィンマーマン&R.シュトラウス:オーボエ協奏曲集』。言うまでもなく、R.シュトラウスが圧倒的。

Carlo Romano with R. Strauss Concerto in D major for Oboe 2nd mvt. Andante 投稿音源のものではありません。 ここ当分、東北震災関連のことどもをブログでは言葉にしたくない。未曾有の津波を引きがねとする原発災害をめぐっての、対応当事者たちへの無…

明田川荘之『エロチカル・ピアノ・ソロ&グロテスク・ピアノ・トリオ』(AD-1LP ・1975)。ダラー・ブランドの影響モロのピアノ・ソロパフォーマンスが聴こえてきます。愉しい、ゴキゲン。

Dear Old Stockholm - Shoji Aketagawa Trio 投稿音源のものではありません。 今、こうしている間も福島第一原子力発電所で決死にして不眠不休の作業が行われているであろうと思うと心が痛む。既にテレビなどで東電或いは原子力発電所推進派の人達の責任を問…

アンジェラ・ヒューイット Angela Hewitt。取り繕いや、衒い、ハッタリのない好い演奏だった。

J. S. Bach - Well-Tempered Clavier 2 : Prelude f#minor 以前、仕事を終えての帰宅途上、車中のラジオから流れていたピアノに感じ入り、アナウンスで、その名をアンジェラ・ヒューイット(Angela Hewitt, 1958 - )と胸に刻んだのだった。それをたよりに、…

ソフィア・グバイドゥーリナ『沈黙Silenzio/深い淵の底からDe profundis、ほか』。静かに激する、深く、はりつめた響きと音色。勁く撓む思索的な音楽造形。

Gubaidulina "深い淵の底から De Profundis" part 1 沈黙は何かが育っていく土壌である。 3年半ほどまえに≪民族性の遠い記憶を奏でるバヤン。宗教的でありノスタルジック、スピリチュアルな魅力。グバイドゥーリナ「Seven Words(for violoncello,bayan and…

公共広告機構ACジャパンの、ほんわかとたのしくなる『あいさつの魔法』。

ACジャパン CM あいさつの魔法1分フルバージョン 2010年度全国キャンペーン この時勢、スポンサーのCM自粛とかで、その空いた枠を埋めるべくしきりに流されている公共広告機構・【社団法人ACジャパン(エーシージャパン、ADVERTISING COUNCIL JAPAN)】の…

エリック・ドルフィー 『OUT TO LUNCH』(1964)。嘶くような、喋るような、そしてねちっこく歌い上げる、特長ある唯一無比の独特のプレイ。くねくねと捻じ曲がり突拍子で変則的な斬新の快感。

Eric Dolphy Out to Lunch(1/2) 昨日、≪エリック・ドルフィー 『Eric Dolphy In Europe Vol.1』(1961)。ヨーロッパへ行くとジャズマンは芸術家となるらしい。≫と投稿したのに引き続いて、きょうもエリック・ドルフィー。死(1964/6/29、36才)の…

エリック・ドルフィー 『Eric Dolphy In Europe Vol.1』(1961)。ヨーロッパへ行くとジャズマンは芸術家となるらしい。

ERIC DOLPHY, Glad To Be Unhappy 残念ながら投稿アルバムヴァージョンは動画にありません。 「器楽演奏に、人間の声のようなものをとり入れる場合、気をつけねばならないことがある。それは、暖かい人間性と、人間的な感情を、一緒にとり入れなければ意味が…

マックス・ブルッフ『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲、ロマンツェ、コル・ニドライ』心むせび泣く哀切きわまる旋律。弦の響き。ブルッフのきわまる叙情、ロマンを奏でる弦は心を捉えてみごとだ。

Bruch romanza viola op 85 Marco Traverso viola 投稿音源のものではありません。 そんなに遠くではないと記憶するが、ラジオから流れていたヴァイオリンの音色が美しく、これは何?と、曲の終わりの曲目紹介のアナウンスに聞き耳をたてた。放送は以下だっ…

ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ全集』CD4枚組み。希望。勇気。意志。と言うことでベートーヴェン。

Josef Suk,Beethoven Violin Sonata No.9 Kreutzer 1(1/2) 新聞の宣伝コピーに 【国難にこそ、学ぶべきことがある。 学ぶ姿勢こそが、 未来への一歩となる。 だから、あきらめちゃいけない。 ・・・】 というコトバがあった。著者の言葉なのか、売らんかなの…