yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ全集』CD4枚組み。希望。勇気。意志。と言うことでベートーヴェン。

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Josef Suk,Beethoven Violin Sonata No.9 Kreutzer 1(1/2)

               

新聞の宣伝コピーに

    【国難にこそ、学ぶべきことがある。
     学ぶ姿勢こそが、
     未来への一歩となる。
     だから、あきらめちゃいけない。
     ・・・】

というコトバがあった。著者の言葉なのか、売らんかなの宣伝コピーのコトバなのか分からないが印象に残った言葉だった。

地震津波による信じ難い、コトバを失う惨状(激震・大津波を誘引とする福島原発災害も)をまえに、この言葉が胸に響いてきたのだった。今は評論家、マスメディア等々の(したり顔、まえまえから分かっていた風の)傲慢の非難指弾の言葉より、大自然の驚異、災害、失敗の事実から学ぶ姿勢こそが大事・・・と思われる。

原発反対を、ここぞとばかり唱えるも好い。けれど科学技術開発の一筋縄ではいかない裏も表もあることを忘れないでおきたいものだ。エネルギー源の油(化石燃料)も、水もほとんど持たない(資源に恵まれていない)開発途上国、中進国にとって産業興国のためのエネルギー問題は切実な課題であることを忘れてはならない。未だ太陽ほかの自然エネルギーの利用手立ての現実性に乏しいただ今現在、何か具体的代替案があるのだろうか。提示、提供できなければ,これらエネルギー貧困国の産業興国への希求をいかに救抜出来うるのか。数多ある、油(化石燃料)、水等基礎資源の乏しい国々。エネルギー問題が足かせとなっている。それらは、おおむね経済格差に喘ぐ貧困国(途上国)であることを忘れるべきではない・・・と思うのだが。
今回の原発技術への疑念、不信から、米国の垂れ流してきたドルがまたしても既存エネルギー源の油(化石燃料)への投機に拍車がかかることだろう。もっとも苦しむのはだれか?いうまでもないだろう。

国策としてのエネルギー政策の裏にあるドロドロのリアリズムの直視も、また大事なことと思われる。わが国の太平洋戦争突入へのトリガーが何であったか?・・・。たぶん今でも事情はさして変わっていない。

4/16追記――

イメージ 2BRICS>ブラジル、ロシア、インド、中国、南ア、首脳会議4/14共同宣言




ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ全集』

ディスク:1
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調op.12-1
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調op.12-2
3. ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調op.12-3

ディスク:2
1. ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調op.23
2. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op.24「春」
3. ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調op.30-1

ディスク:3
1. ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2
2. ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調op.30-3

ディスク:4
1. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」
2. ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調op.96