yuki-midorinomoriの日記

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マックス・ブルッフ『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲、ロマンツェ、コル・ニドライ』心むせび泣く哀切きわまる旋律。弦の響き。ブルッフのきわまる叙情、ロマンを奏でる弦は心を捉えてみごとだ。

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Bruch romanza viola op 85 Marco Traverso viola

              
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そんなに遠くではないと記憶するが、ラジオから流れていたヴァイオリンの音色が美しく、これは何?と、曲の終わりの曲目紹介のアナウンスに聞き耳をたてた。放送は以下だった。

【「ビオラ管弦楽のためのロマンス 作品85」  ブルッフ作曲
                       (8分27秒)
               (ビオラジャニーヌ・ヤンセン
                              
「バイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26」 ブルッフ作曲
                      (23分40秒)
             (バイオリン)ジャニーヌ・ヤンセン
                              
       (管弦楽ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
                (指揮)リッカルド・シャイー
            <ユニバーサル UCCD-1178>】

このブルッフ(Max Christian Friedrich Bruch, 1838 - 1920)の「ビオラ管弦楽のためのロマンス 作品85」に魅せられたのだった。またしても、あの別嬪さんのジャニーヌ・ヤンセンが絡んでいたのだ。さっそく、ネット図書館所蔵CDを検索したが当のアルバムは無かった。しかし、名手ユーリ・バシュメットのものが所蔵されていたので借り受けた。

心むせび泣く哀切な旋律。弦の響き。ブルッフの極まる叙情、ロマンを奏でる弦は心を捉えてみごとだ。まったく泣かせるメロディーであることよ。傑作「ヴァイオリン協奏曲」といい「ビオラ管弦楽のためのロマンス」、「ヴィオラ管弦楽のための協奏曲」といい「コル・ニドライ」といい・・・。







ウォルトンヴィオラ協奏曲|ブルッフ:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲|ロマンツェ|コル・ニドライ』
WALTON: VIOLA CONCERTO|BRUCH: VIOLIN & VIOLA CONCERTO
(VA)ユーリ・バシュメット

1. ウィリアム・ウォルトンヴィオラ協奏曲(CONCERTO FOR VIOLA AND ORCHESTRA)

2. マックス・ブルッフ:ヴァイオリン,ヴィオラ管弦楽のための協奏曲op.88(CONCERTO FOR VIOLIN AND VIOLA WITH ORCHESTRA, OP.88)

3. マックス・ブルッフ:ロマンツェop.85(ヴィオラ管弦楽のための)(ROMANCE, OP.85 FOR VIOLA AND ORCHESTRA)

4. マックス・ブルッフ:コル・ニドライop.47(ヴィオラ管弦楽のための|原曲:チェロと管弦楽のための)(KOL NIDREI, OP.47)




Max Bruch - Double Concerto for violin and viola Op.88 mov. I



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