yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

明田川荘之『エロチカル・ピアノ・ソロ&グロテスク・ピアノ・トリオ』(AD-1LP ・1975)。ダラー・ブランドの影響モロのピアノ・ソロパフォーマンスが聴こえてきます。愉しい、ゴキゲン。

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Dear Old Stockholm - Shoji Aketagawa Trio

              
              投稿音源のものではありません。
今、こうしている間も福島第一原子力発電所で決死にして不眠不休の作業が行われているであろうと思うと心が痛む。既にテレビなどで東電或いは原子力発電所推進派の人達の責任を問う向きがあるが、まだ事の責任を云々する時期ではない。今は現場で行われているであろう「必死」の努力を国民全体で支え、復輿の最大の妨げであるこの原発事故をすみやかに収め、日本国民のみならず近隣諸国の人々の心を一定の安心まで導くことが第一だからだ。(さだまさし・「僕らが問われていること」、日経夕刊より)
まさに、これを見識という。


さて、本題の音楽記事。
ほんと、本人が言っているように、ダラー・ブランド Dollar Brandの影響モロのピアノ・ソロパフォーマンスが聴こえてきます。アケタズ・ディスクAD-1ということで、本人名義の自主レーベルのファーストアルバムなのでしょう。1975年3月、アケタイメージ 2の店LIVEとのこと。明田川荘之(あけたがわしょうじ、1950 -)。本人曰く天才アケタ。“このレコードは、佳作。僕は、天才。ちょっと気軽に聴くレコードじゃない。人間修練の聖書みたいなレコード。理解に苦しめば、まだ人間未熟だと思いなさい・・・”と中入れ直筆(印刷ですが)ライナーノートで宣っております。タイトルは『アケタズ・エロチカル・ピアノ・ソロ&グロテスク・ピアノ・トリオ』。
ま、ここまでダラー・ブランドスタイルをなぞり、押し通したのもご立派。臆面なくとは言わない。わたしもダラー・ブランドは好きなジャズメンの一人だから。





明田川荘之『エロチカル・ピアノ・ソロ&グロテスク・ピアノ・トリオ』(AD-1LP ・1975)

A-1.カリファ
A-2.この悲しみをこの大地に踏みしめて
A-3.フリー
A-4.ラドソン
A-5.ノモウタ

B-1.テーマ・フォー・トモサン
B-2.ワルツ・フォー・フー(明田川荘之トリオ、山崎弘(b)、宮坂孝(dr))