アート・アンサンブル・オブ・シカゴのサックス、ジョセフ･ジャーマンの『As If It Were The Seasons』(1968)。アンサンブルオブ・シカゴ前史を聴くことになるセカンドアルバム。

Joseph Jarman - Non-Cognitive Aspects of the City

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　投稿音源のものではありません。（１stアルバムより）

たしかに、商業主義から一線を画したジャズムーヴメントここにありといいたくなるパフォーマンスが収められている。それと、多楽器主義、表現主義的サウンド造形のパフォーマンスにはアート・アンサンブル・オブ・シカゴ前史を聴くことになる。そうした意味でもドキュメント価値はあるといえよう。ブラックアフリカの矜持と悲しみ、音楽（ジャズ）することの自由とよろこびがエネルギッシュに猛然と疾走するコレクティヴパフォーマンスは今聴いても魅力的だ。きょうのアルバムは、浄土真宗の仏教徒で合気道五段位者でもあるらしいジョセフ･ジャーマンJoseph Jarman(１937‐)のセカンドアルバム「As If It Were The Seasons」(Delmark・1968)。

ジョセフ･ジャーマン Joseph Jarman 『As If It Were The Seasons』(Delmark・1968)

Tracklist：
A1. As If It Were The Seasons
A2. Song To Make The Sun Come Up

B. Song For Christopher
Trumpet, Bells, Gong, Percussion – John Jackson (24)
Piano, Oboe, Bells, Gong, Percussion – Richard Abrams*
Trombone, Bells, Gong, Percussion – Lester Lashley
Flute, Bells, Gong, Percussion – Joel Brandon
Saxophone [Tenor], Bells, Gong, Percussion – Fred Anderson, John Stubblefield
19:59

Credits：
Bass, Cello, Strings [Koto], Bells, Gong, Percussion – Charles Clark (3)
Drums, Bells, Gong, Percussion – Thurman Barker
Saxophone [Alto, Soprano], Bassoon, Recorder, Whistle, Bells, Gong, Percussion – Joseph Jarman
Voice, Bells, Gong, Percussion – Sherri Scott

Notes：
Part of the A.A.C.M. Jazz Series.
Total playing time for side A is 19:20.

アート・アンサンブル・オブ・シカゴ関連投稿記事――

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