yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

再々度の『ハイドン交響曲全集』VOL.5(CD4枚組)。今日の一曲「交響曲第60番」。

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Haydn: Symphony No. 58 (Christopher Hogwood)

       

ドラマチックに事象を物語りたがる情報過多の社会。情報喧噪の社会。3.11以降とみに・・・。否定ばかりじゃ、ろくなことはない。賢しらな否定的言辞の蔓延する落ち着きのない暗い世相。それで何か好転するとでもいうのだろうか。

で、ハイドンはいかが・・・・。

【 ハイドンをきくたびに思う。なんとすてきな音楽だろう、と。すっきりしていて、むだがない。どこをとってみても生き生きしている。いうことのすべてに、澄明な知性のうらづけが感じられ、しかもちっとも冷たいところがない。うそがない。誇張がない。それでいて、ユーモアがある。ユーモアがあるのは、この音楽が知的で、感情におぼれる危険に陥らずにいるからだが、それと同じくらい、心情のこまやかさがあるからでもある。・・・】(吉田秀和

だいぶまえに『ハイドン交響曲全集』VOL.5(CD4枚組)よりは以下投稿しているのだけれど。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63048798.htmlハイドン交響曲全集』VOL.5(CD4枚組)より1曲。副題を<薄馬鹿>にもつ「交響曲第60番」。ドタバタ劇を原作とする劇判音楽のよし。そのせいか、他作品とすこし趣が違っていて興味深く聴ける1曲。

再々度の『ハイドン交響曲全集』VOL.5(CD4枚組)より、きょうの1曲は『交響曲第58番』。【すっきりしていて、むだがない。どこをとってみても生き生きしている。・・・】
イイデゴザイマス。