加古隆『映像音楽作品集』『アニヴァーサリー』。この泣かせる抒情、ロマンティシズム。
この泣かせる抒情、ロマンティシズム。魅力ですね。加古隆(かこ たかし、1947 - )。
【1969年 - 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
1970年 - NHK毎日音楽コンクール(現「日本音楽コンクール」)作曲部門入賞。
1971年 - 東京藝術大学大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院作曲科に留学し、オリヴィエ・メシアンに師事。】
1970年 - NHK毎日音楽コンクール(現「日本音楽コンクール」)作曲部門入賞。
1971年 - 東京藝術大学大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院作曲科に留学し、オリヴィエ・メシアンに師事。】
エリートです。
これほどの音楽家。てっきりもう既に何らかの記事を投稿しているとさかのぼってみたけれど見あたらない。
ところが、わがフリージャズジャンルの書庫で投稿記事を検索したところ、以下にあった。
【http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60487912.html 富樫雅彦+加古隆デュオ『ヴァレンシアValencia』(1980)。リリカルでかつウォーム。知的に抑制された洗練のピアノとのデュオ。音楽することの親愛の時が流れる。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/52182010.html 富樫雅彦『VOICE FROM YONDERかなたからの声』(1978)。ほどよい情緒性に本来性を聴いて、遅まきながらの哀悼としたい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/50114724.html サックスの高木元輝が素晴らしい。フリーパフォーマーの初々しさと、現代音楽の才みせる加古隆日本デビューアルバム『パリ日本館コンサート』(1974)。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/50050072.html トータルセリー以降の現代音楽の研鑽蓄積が師メシアン発掘した複雑なリズムを伴って轟然と即興疾駆するさまは壮観ですらある加古隆と豊住芳三郎とのデュオ『パッサージュ・PASSAGE』(1976)。】
師【メシアンは折に触れて、「加古君、あなたが日本人であることは、とてつもない財産なのです」と語っていた。そしてこの言葉が、西欧風の曲を主に書いていた加古に、自分の生まれ育った国である日本に目を向けさせるきっかけとなった。】(WIKI)
まわり道してたどり着き、花ひらいたニッポンを感じさせる「泣かせる抒情、ロマンティシズム」
『Scene 映像音楽作品集1992-2001』
1. 映画「大河の一滴」::大河の一滴-序章
2. 大河の一滴
3. 黄昏のワルツ
4. 青の地平
5. 映画「式日」::関係 心、描くもの
6. 映画「式日」::内界 心、止めるもの
7. パリは燃えているか
8. NHKスペシャル「映像の世紀」::最後の海戦
9. 曠野のアリア
10. 映画「月の虹」::追跡
11. ジブラルタルの風
12. 映画「未来の想い出」::未来の想い出
13. 一つの予感
14. 風の旅びと
2. 大河の一滴
3. 黄昏のワルツ
4. 青の地平
5. 映画「式日」::関係 心、描くもの
6. 映画「式日」::内界 心、止めるもの
7. パリは燃えているか
8. NHKスペシャル「映像の世紀」::最後の海戦
9. 曠野のアリア
10. 映画「月の虹」::追跡
11. ジブラルタルの風
12. 映画「未来の想い出」::未来の想い出
13. 一つの予感
14. 風の旅びと
『アニヴァーサリー』