『ポエム』。やはりヴァイオリンは歌ですね~詩です。
Respighi "Poema Autunnale" Julia Fischer
きょうのこのアルバムは、先日来のショーソンの作品をネット図書館検索していてたまたま手にしたもの。「詩曲 作品25」が収められていたというより、好きな作曲家のひとりレスピーギの、まだ耳にしたことのない「秋の詩」なる曲を目にしたからだった。メロディックかつ古典的美しさを華麗なオーケストレーションで魅了するレスピーギ。たぶんいい曲に違いないだろうと・・・。期待に違わなかった。それもあったけれど、ドヴォルザークの娘婿ヨセフ・スク(Josef Suk, 日本では一般的にヨゼフ・スーク 1874 - 1935)の「幻想曲 ト短調 作品24」が聴きごたえがあった。民謡的な親しみやすさと地の力強さ。わが民族派・伊福部昭を思い起こさせるのだった。オーケストレーションの厚み、豊満には一歩譲りはするけれど。
やはりヴァイオリンは歌ですね~。
Julia Fischer - Fantasy opus 24(Josef Suk)
『ポエム』