yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

J.S.バッハ『2声・3声のインヴェンション』。きょうはアンドラーシュ・シフで。わが耳タコのグールド解釈とはやはりずいぶんと違う。けれど、最初に感じた違和感が、なんでもないように心を馴化する。

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Andras Schiff plays BACH:Invention BWV 772-786

              

あきのこない音楽。4年ちかく前に≪ヨハン・セバスチャン・バッハ『インヴェンションとシンフォニア・二声と三声のインヴェンション』。ともかく擦り切れるほど聴いている、飽きの来ない、嫌味のない、鼻につかない、稀な音楽。≫とタイトルし、グールドの『インヴェンションとシンフォニア・二声と三声のインヴェンション』を投稿したのだった。いつも言ってることだけれど、聴き比べの趣味はもっていない。けれど、同じ音源ばかりじゃあ~ということで、ネット図書館に所蔵されていたアンドラーシュ・シフ(Andras Schiff, Schiff András, 1953 - )の『J.S.バッハ:2声・3声のインヴェンション2 & 3 Part Inventions』を借り受けて鑑賞した。「グールド以来のバッハ解釈者」(WIKI)との評価のよし。どちらにせよ、わが耳タコのグールド解釈とはやはりずいぶんと違う。けれど、聴いているうちに最初に感じた違和感、アーティキュレーションが、なんでもないように心を馴化する。それはたぶん、奇を衒うといった次元のものではなく裏付けられたバッハ解釈の世界とすぐれたピアニズムゆえなのだろう。斯くもありえる・・・バッハ。なんのふしぎもない。しかし、それにしても・・・グールド!。





J.S.バッハ『2声・3声のインヴェンション2 & 3 Part Inventions』

1. 2声のインヴェンションBWV772a~786
2. 3声のインヴェンション(シンフォニア)BWV787~801
3. 4つのデュエットBWV802~805
4. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903



Andras Schiff plays BACH:Sinfonia BWV 787-801