yuki-midorinomoriの日記

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グレン・グールド『モーツァルト ピアノソナタ集』。快足際だつグールドモーツァルト。好き嫌い半ばするだろうことは承知のうえで、これもありかと愉しませるからグレン・グールドの独特は憎めない。

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mozart piano sonata no.15 k.545 GLENN GOULD

               

やっぱりレコードよりCDのほうが便利がいい。まさに文字通りコンパクトで扱いやすい。レコードを裏返したり、針を落としたりなどのめんどくささがないだけよろしい。音質云々などあまり気にならないというより、世に言われるほどの差があるとも感じたことがない。(その程度の耳・音感かも知れないが)。のっけからこんなことを言うのは、きょう投稿する、ネット図書館で借り受けたグレン・グールドモーツァルト『ピアノ・ソナタ集』には6曲のソナタが収録されているものなのだけれど、LP6枚組の『ピアノソナタ全集』を4年以上前に、すでに

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/50278630.html まさに身をあずけ、静穏、安心しきってその<神の隣に住む>天才モーツアルトを聴き、グレン・グールドを聴く。『ピアノソナタ全集』

とタイトルして投稿している。にもかかわらず・・・です。簡便にグールドのモーツァルトを聴けるというだけの選択にすぎないのだが。先日の「ピアノ協奏曲第17番」がよかったというだけのつながりです。そうだ!モーツァルトピアノソナタ。それもグールドのそれをというわけです。

【ユトリとアソビ、愉楽のモーツアルトをグールドで聴く、そうした『ピアノソナタ全集』であるとしておこう。】

とグールドのパフォーマンスを括っていた。あらためて、そのテンポの奇異さには、誰しもとおなじ違和とも驚きとも・・・複雑な印象をもたらされる。快速モーツァルト。もちろん、そればかりではなくピュアーな悲しみのモーツァルトももちろん聴くのだけれど。しかし快足際だつグールドモーツァルト。好き嫌い半ばするだろうことは承知のうえで、これもありかと愉しませるからグレン・グールドの独特は憎めない。




モーツァルト『ピアノ・ソナタ全集』関連投稿記事――

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62435199.html モーツァルト『ピアノ・ソナタ全集』(CD7枚組)。実直、硬いクラウディオ・アラウと軽快颯爽の歯切れのいい、刷り込みのグレン・グールドモーツァルト






1. ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
2. ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
3. ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」
4. ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
5. ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
6. ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545



Glenn Gould - MOZART:Piano Sonata in A major (Alla Turca) K. 331- 3rd mov.