yuki-midorinomoriの日記

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ハイドン『弦楽四重奏曲集(2)』。意外に?「第66番ト長調Op.64-4」がすばらしかった。愛らしく親しみやすい旋律で最後まで聴かせる。

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Minetti Quartet J. Haydn String Quartet op.64,4 "Allegro con brio"

               
               投稿音源のものではありません。

     「弦楽四重奏は4人の賢者による対話である」(ゲーテ

一市民からの寄贈ということで、町の図書館の新所蔵コーナーに置かれていたハイドン弦楽四重奏曲集(2)』。1954年の録音とあるから今から半世紀以上も前の音源。その音源の古さ、音質の悪さはいかんともし難く・・・。ザーザーと雨こそ降ってはいないけれど、キンキンと甲高く高音に片寄りスカスカの音が鳴っていた。借り受けての鑑賞だから文句は言えないが。名演だかどうだかは知りません。

収録されている3作品中、「第67番ニ長調「ひばり」Op.64-5」の第1楽章はあまりにも有名で、その旋律はどこかで一度は耳にしているはず。しかし、意外に?「第66番ト長調Op.64-4」がすばらしかった。愛らしく親しみやすい旋律で最後まで聴かせる。アルバム収録曲中、私にはもっとも愉しめた曲だった。





ハイドン弦楽四重奏曲集(2)』
演奏:ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団

1. 弦楽四重奏曲第64番ロ短調 Op.64-2
2. 同第67番ニ長調「ひばり」Op.64-5
3. 同第66番ト長調 Op.64-4


Haydn String Quartet No.5 in D major, Op.64 'ひばり Lark' (1)