yuki-midorinomoriの日記

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アーロン・コープランド『管弦楽のための≪コノテーションズ≫ほか』。ファンファーレと太鼓の好きな作曲家だね~。アメリカン開拓ノスタルジー。西部劇だね。

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El Salon Mexico - Aaron Copland

              
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     「音楽はまず人びとから聴かれねばならぬ」(コープランド

アーロン・コープランド(Aaron Copland, 1900 - 1990)。ファンファーレと太鼓の好きな作曲家だね~。アメリカン開拓ノスタルジー。西部劇だね。劈頭で引用した心情の表出という訳なのだろう。≪曲調の屈託ない明るさ≫と愛すべき生来の抒情性。しかし、それだけに終わらないのが「劇場のための音楽」(1925)や「管弦楽のための<コノテーションズ」(1961-62)。とりわけ後者の「コノテーションズ」は大衆路線から逸れた、しかし、というべきか、それゆえというべきか現代の作曲技法を駆使して骨っぽくエネルギッシュなサウンドで圧倒する芸術感性に満ちた作品。こういうのを聴くと、たんにアメリカンオプティミストと言い切ってしまうのもどうか・・・と思ってしまう。しかし根幹は「音楽はまず人びとから聴かれねばならぬ」であり、したがってベースはジャズ、ラグタイムであり、土着民俗音楽であり、聴きやすさ親しみやすさというべきなのだろう。町の図書館にあたらしく所蔵されていた「一市民よりの寄贈」アルバムを借り受けての鑑賞。




アーロン・コープランド、関連投稿記事――

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60410718.html アーロン・コープランド『市民のためのファンファーレ ~コープランド管弦楽名曲集』。星条旗の最もよく似合う国民主義的作曲家。





1. エル・サロン・メヒコ El Salon Mexico (1933-36)
2. クラリネット協奏曲 Concerto for Clarinet and String Orchestra, with Harp and Piano (1948)
3. 劇場のための音楽 Music for the Theatre(1925)
4. 管弦楽のための≪コノテーションズ≫ Connotations for Orchestra (1961-62)



Aaron Copland: Connotations (1961/1962)


Aaron Copland - The Promise of Living