yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

タンゴ歌手・藤沢嵐子逝く。戦後手探りで、何もないところからタンゴへ身を投じた本格の名タンゴ歌手・藤沢嵐子。

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Yira Yira - RANKO FUJISAWA ジーラ・ジーラ 藤沢嵐子

       

きょう新聞の訃報記事にタンゴ歌手・藤沢嵐子の名があった。タンゴ好きということもあって、すぐ反応した。時代は確実に世代交代しているのだ。さびしくなる。
近親者のみのしめやかなお別れだったそうだ。静かな幕引き・・・いいですね。
タンゴ歌唱を愉しませていただきました。 合掌。

【らんこ?そうですタンゴ歌手の藤沢 嵐子(ふじさわ らんこ、1925 - )。先ずひとこといいですね。とにもかくにも声質が天性の良品だ。そして特筆は痺れるような情感溢れる歌唱力。大袈裟なようだけれど本場のタンゴ歌手を凌駕するうまさと私は思っている。紫煙にかすむ場末の酒場にはふさわしくはないかもしれない品のよさがかえって魅力なのだけれど。もう堪りませんといったところだ。WIKIによれば一世を風靡しての歌手生活引退後を市井の人として、静やかな人生を送られているとのこと】

と、4年ほど前に記事を綴っていました。


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61829730.html 藤沢嵐子『タンゴの本―ブエノスアイレス~東京』(中南米音楽刊)。戦後手探りで、何もないところからタンゴへ身を投じた本格の名タンゴ歌手・藤沢嵐子の情熱。


Caminito - RANKO FUJISAWA  カミニート 藤沢嵐子




タンゴ。アルゼンチンタンゴ。それもコンボの・・・。大好きでゴザイマスデス。以下投稿していたのだった。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/47881188.html どこか切なく哀しげな喧騒。熱情と哀愁。『アルゼンチン・タンゴ栄光の歴史』(1979)

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/55936846.html 菅原 洋一『今宵タンゴを YOICHI SUGAWARA with ALFRED HAUSE』(1996)。情感を載せることの巧みな素晴らしい歌唱。だがアルゼンチン・タンゴで本格を聴きたかった・・・。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/58831060.html らんこ?そうですタンゴ歌手の藤沢嵐子。『ママ私、恋人が欲しいの/藤沢嵐子名唱集』(1968)。痺れるような情感溢れる特筆の歌唱力。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61681099.html 『ベスト・オブ・アルゼンチン・タンゴ』。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61712983.html ギドン・クレーメルピアソラへのオマージュ』。泣きの入ったギドン・クレーメルの逸品のタンゴヴァイオリン!ピアソラへの愛。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61721712.html アストル・ピアソラ『天使のミロンガ TANGO BALLET』。切々と息苦しいほどにタンゴへの愛の息づかいが迫ってくるギドン・クレーメルピアソラ・タンゴ賛歌。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61754308.html 『若き日の藤沢嵐子(1951~54)~早川真平とオルケスタ・ティピカ東京』。後年の成長したネイティヴにひけをとらぬバツグンのタンゴ歌唱の幕開け。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63393856.html 『タンゴの歴史-ラテンの歌と踊り CANTOS Y DANZAS』。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/51841411.html アストル・ピアソラの『ブエノスアイレスのマリア』(1968)。素晴らしい泣きの入ったクレーメルのヴァイオリンがタンゴ・ヴァイオリン以上の洗練のパフォーマンスでタンゴ(=ピアソラ)への愛を歌う。