yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

Paul Van Gysegem sextet『Aorta』(1971) 。ノスタルジアと思い入れのせいもあるのかもしれないが、68・9年から72・3年はフリージャズ、即興演奏の豊穣の時代だった。

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NUMMER 86 IS EEN KERRYGERECHT

              

きのう投稿したジョセフ・ジャーマン『Song For』(DL-410/1967)に並んで棚に置かれていた未投稿アルバムの一枚が Paul Van Gysegem sextet『Aorta』(GER 27/1971)。意味は「大動脈」とのことですが・・・。

フリージャズで脳に刺激をということでの、たまたまのピックアップでしかないのだけれど。リーダー名として冠せられているベースの Paul Van Gysegem(1935-)をWIKIはもちろん、そのほかネット検索をしてもほとんど詳細不明。ごくわずかの情報が在ってもオランダ語ということで不明に変わりはなし。たぶん同一人物と思われるのだけれど、アーティスト?としての彫刻作品などが出てくるのだが・・・。

このアルバムを手にした理由は、もはや?十年前のこととてまったく記憶にないのだけれど、たぶんメンバーのなかに、ピアノのJasper Van ’t Hof やドラムスのPierre Courbois といったオランダ・フリー系の先鋭(当時)の名が見えたからなのだろう。それとレーベルがフランスのFUTURA RECORDSという良質ということもあったのだろう。

期待にたがわず、スリリングなパフォーマンスで脳をいくぶんマッサージしてくれました。
まぁ、ノスタルジアと思い入れのせいもあるのかもしれないが、68・9年から72・3年はフリージャズ、即興演奏の豊穣の時代だった(わが国も含めて世界的に)。毎度毎度の繰言だけれど・・・。

こと音楽にかんしては、今はまったくゆるい時代です。とりわけジャズは(もっともラジオでたまに聴くぐらいなのですが)。トレンドなのでしょうか。







Paul Van Gysegem sextet『Aorta』(GER 27/1971)

1 NUMMER 86 IS EEN KERRYGERECHT
2 VOOR ANOUK
3 FRANS EN ZIJN MUZE
4 AORTA

Patrick De Groote (tp,flh)
Nolle Neels (ts)
Ronald Lecourt (vib)
Jasper Van ’t Hof (p)
Paul Van Gysegem (b)
Pierre Courbois (ds)

1971年1月21日、3月18日 ベルギーGand ライヴ録音




Paul Van Gysegem Group - Gallerij Elias in Wieze - 1971 :Ambrose Jackson, tp en flhn| Patrick De Groote, tp en flhn| Nolle Neels, ts| Steve Potts, as en ss| Ronald Lecourt, vb| Paul Van Gysegem, b|, Kenneth Tyler, dr