yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

上原ひろみトリオ『ヴォイス』。「弾いている」を超えたものに魅せられる。

イメージ 1

Hiromi Plays "I Got Rhythm" by George Gershwin (8/4/2010)

               
               投稿音源ではありません。

週一回休日には散歩がてら町の図書館へ出向くのだけれど、たまにはジャンルの違う所蔵棚を覗いてみるものだ。先日のハクエイ・キムもそうだったけれど、いつから棚に置かれていたのか、上原ひろみ(1979 - )の新譜?なのか知らないがアルバム『VOICEヴォイス』が目にとまり借りてきた。

3年以上まえに以下タイトルして上原ひろみを投稿している。


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/59263590.html 上原ひろみ『SPIRAL』(2006)。コンセプト(プロデュース?)とサイドメンがまったく凡庸でどうしょうもない。彼女(才能)がこれではかわいそうだ。


しかし今回はピアノ・トリオということで、彼女のピアノセンスを存分に堪能できるアルバム仕上がりとなっていて愉しめた。

この才女、上原ひろみのピアノは上手、ウマイの次元を超えた・・・といいたくなるほどだ。ようするに並みのピアニズムじゃない。「弾いている」を超えたものに魅せられるのだ。上手いピアニストはいくらでも?いるのだろうけれど・・・。

ピアノがほんとうに好き、ピアノに魅せられピアノを弾くために生まれてきたといったように。そう、申し子。

すごい女子デス。なでしこと謂い・・・。






上原ひろみトリオ『ヴォイス』

1. ヴォイス Voice
2. フラッシュバック Flashback
3. ナウ・オア・ネヴァー Now or Never
4. テンプテーション Temptation
5. ラビリンス Labyrinth
6. デザイアー Desire
7. ヘイズ Haze
8. デルージョン Delusion
9. ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章
  Beethoven’s Piano Sonata No.8 Pathetique



Hiromi Uehara live jazz concert solo piano