yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ギュンター・ゾンマー『The Old Song』(FMP –0170、1973)。いくぶんの大衆志向があるとはいえ、やはり骨っぽいドイツ・フリー。しっかりしています。

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Aus Teutschen Landen

              

10日ほどまえに、エアーチェック音源≪「ベルント・コンラーツ 五つの試み」。うん?梅津 和時?佐藤允彦?。今は昔、こんなのが「現代の音楽」という番組で採り上げられていたのだ。フリージャズは元気だった。≫を投稿したのだったが、そのメンバー紹介アナウンスに、ギュンター・ゾンマーと、どこかで聞き覚えのある名があった。
で、気になりレコード棚の未投稿のアルバムを繰っていたら出てきた。『The Old Song』(1973)。およそ40年ほど前のドイツ・フリージャズの一枚。

投稿作業途中、念のためブログ記事検索したところ、≪Synopsis『Auf Der Elbe Schwimmt Ein Rosa Krokodil』(FMP 0240・1975)。70年代社会主義東ドイツアヴァンギャルドフリー。アイスラーの過激化≫といったタイトルで、このギュンター・ゾンマーのリーダーアルバムを投稿していた(ひょっとして東ドイツというのはレコーディングされた場所を指していただけなのかも、ハッキリしたことは分かりません)。

それに、ブロッツマン、マンゲルスドルフとも共演したアルバムがリリースされているのを今日はじめて知った(したがって、これは未聴だ)。

やはりアイスラーを生んだ国。いくぶんの大衆志向があるとはいえ、やはり骨っぽいドイツ・フリー。しっかりしています。








Gumpert Sommer Duo* plus Manfred Hering ‎–『The Old Song』(FMP –0170、1973)

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Tracklist▼
A1. Ein Holz Für Angelika 1:20
A2. Wiesenlied 5:30
A3. Sommer Faife 2:25
A4. Wo Bleibt Mein Schwarzer Krauser 5:45
A5. Dipp-Dapp 3:50
A6. The Old Song 1:50
B1. . . . A New Song 2:05
B2. ´S Inlett (1. Version) 8:25
B3. Duo 0:25
B4. ´S Inlett (2. Version) 1:40
B5. Aus Teutschen Landen 6:45
B6. Juschis Murmeln 1:30

Credits▼
• Alto Saxophone – Manfred Hering
• Design – Brötzmann*
• Engineer [Recording Director] – Kurt Agt
• Percussion – Günter "Baby" Sommer*
• Piano – Ulrich Gumpert
• Producer – Jost Gebers
• Supervised By – Rolf Reichelt

Notes▼
recorded 17./18. 7. 1973, berlin, rundfunk der DDR