チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション ＶＯＬ.１』（1971）。数ヶ月で空中分解した＜サークル circle＞と同時期のピアノソロ。

音源：Picture8＆11 http://www.youtube.com/watch?v=ulTOakYongM&feature=youtu.be&noredirect=1

Herbie Hancock and Chick Corea (1978)

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　投稿音源ではありません。
　
チック・コリア（Chick Corea、本名：Armando Anthony Corea、1941 - ）といえば、「リターン・トゥ・フォーエヴァー（Return to Forever）」ではなく、数ヶ月で空中分解した＜サークル circle＞のチック・コリアです。断じて、いや、私にとってはこの＜サークル circle＞のみです。閃光のごとき輝きを放っていた。記念碑的ドキュメントといえるのでは・・・。以下を投稿していたのだった。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/53809914.html チック・コリアの超短命コンボ＜サークル＞。「Circle Live in Germany」 (1970)。このインテリジェンス。聴くにつれ良く出来ている。惜しいことだ。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/46851495.html 惜しくもアルバム世に出ると同時に分解した才人揃うインテリジェントフリージャズ。チック・コリアとアンソニーブラックストンらの『サークルcircle paris concert』(1971)

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/49863635.html チック・コリア率いる、インテリジェントなコラボレーションの見事さにフリージャズであることを忘れ愉しめる『CIRCLE-Ⅱ GATHERRING』（1971）。

１９７１年といえば、ちょうど、かの＜サークル circle＞の時期ではないかということもあって、町の図書館に所蔵されていたチック・コリアのソロ『ピアノ・インプロヴィゼーション　ＶＯＬ.１』（1971）を借り受けてきた。

ピアノタッチの澄明さと感性の鋭さは、現代音楽的なフレージングこそにだ。（ジュリアード音楽院出だけある？）フュージョンなんかじゃない・・・。＜サークル circle＞だったのだ。おしいことだ。

チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション　ＶＯＬ.１』（1971）
Chick Corea ‎– Piano Improvisations Vol. 1

Tracklist：
A1. Noon Song　ヌーン・ソング 4:00
A2. Song For Sally ソング・フォー・サリー 3:45
A3. Ballad For Anna バラード・フォー・アンナ 2:25
A4. Song Of The Wind ソング・フォー・ザ・ウインド 3:10
A5. Sometime Ago サムタイム・アゴー 8:20

Where Are You Now? – A Suite Of Eight Pictures –

ホエア・アー・ユー・ナウ?　
B1. Picture 1 4:53
B2. Picture 2 2:03
B3. Picture 3 2:30
B4. Picture 4 2:40
B5. Picture 5 0:32
B6. Picture 6 3:55
B7. Picture 7 1:55
B8. Picture 8 1:35

Credits：
• Composed By, Piano – Chick Corea
• Design [Cover Design] – B & B Wojirsch
• Engineer – Jan-Erik Kongshaug*
• Photography By – Valerie Wilmer
• Producer – Manfred Eicher

Notes:
Recorded on April 21 and 22, 1971 at the Bendiksen Studio, Oslo

Circle - Paris Concert [Full Album] (1971)