yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『チック・コリア&ハービー・ハンコック・デュオ・ライヴ』(1978)。インテリジェンスと遊び心の横溢したすばらしいフォーハンド(four hands)のピアノデュオパフォーマンス。

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Chick Corea and Herbie Hancock 02 Ostinato (from bartok:mikrokosmos for two pianos,four hands)

               

町の図書館で借り受けたアルバムなのだけれど、先日≪チック・コリア『ピアノ・インプロヴィゼーション VOL.1』(1971)。数ヶ月で空中分解した<サークル circle>と同時期のピアノソロ。≫とタイトルして投稿した。その記事に貼り付けた動画音源がハービー・ハンコックHerbie Hancock、本名:Herbert Jeffrey Hancock、1940 - )とチック・コリアのデュオで、すばらしいものだった。

ところで、きょうそのCDの返却に図書館へ行ったところ、なんと『チック・コリアハービー・ハンコック・デュオ・ライヴ』が棚にあるではないか。ということで、さっそく借り受け鑑賞した。

まったくスバラシイ!のひとこと。オッ!こりゃ現代音楽っぽいな~と思いつつ同梱冊子の曲目データを見て納得。バルトークピアノ曲集「ミクロコスモス」よりの選曲だったのだ。(失礼なことながら)ヤルデハアリマセンカ・・・。選曲の意気のみならずパフォーマンスがすばらしいのだ。インテリジェンス(音楽とは直接関係のないことでしょうが、ハービー・ハンコックは「大学では音楽と電気工学を専攻、音楽と電子工学の両分野で博士号を取得」。チック・コリアジュリアード音楽院修学とのこと)と遊び心の横溢したすばらしいフォーハンド(four hands)のピアノデュオパフォーマンス。

柔軟な図抜けた音楽センス(狭量なバリアーがない)・・・。ファンク・ジャズハービー・ハンコックはいざ知らず・・・。こんなに愉しく聴けたアルバムは久しぶりだ。





1. ホームカミングHomecoming
2. オスティナートOstinato
3. フック The Hook
4. ブーケ Bouquet
5. 処女航海 Maiden Voyage
6. ラ・フィエスタ La Fiesta



Chick Corea & Herbie Hancock - All Blues, North Sea Jazz 1979