yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

フレデリック・ディーリアス『管弦楽曲集』。自我があまり前に出てこず、基調は激することなく緩やか、うつくしく牧歌的、ひねもすのたりのたりかな・・・そんな風情です。

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Delius - Irmelin Prelude

               

イメージ 2フレデリック・ディーリアス(Frederick Delius, 1862 - 1934)。英国を出自とする作曲家だけれど、両親はドイツ人。それに、若きより米国、フランスに居住し、彼の地で生涯を終えている。

春先に、


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63257166.html グリーグ&ディーリアス『チェロとピアノのための作品集』。「うん?グリーグのチェロ?」。


と投稿しており、ディーリアスをちょっぴり鑑賞してはいるのだけれど、そこで以下記していたのだった。


【 カップリングのディーリアス(Frederick Delius, 1862 - 1934)を、その曲趣と人名読みから、てっきりフランスの作曲家と思い込んでいたくらいだから、語弊ありと思わないわけではないけれどA級ともB級ともつかず、コメント留保として今回はパス(同梱解説にはウンザリするほどのヨイショの賛辞で埋められています。もちろん論者は同国の評論家?のようですが・・・。)またの機会としよう。 】


という具合だった。コメント留保ねえ・・・。


時代的にも、場所的にもフランス印象派の影響が・・・と思われるのだけれど、しかしどこか違う。ぼんやりした、もやがかかったような模糊としているのだけれど美しくメロディアスなのだ。

自我があまり前に出てこず、基調は激することなく緩やか、牧歌的、ひねもすのたりのたりかな・・・そんな風情です。







フレデリック・ディーリアス『管弦楽曲集』

1. ブリックの定期市~イギリス狂詩曲
2. ダンス・ラプソディー第2番
3. 2つの小オーケストラのための小品
4. 夜明け前の歌
5. 歌劇「フェニモアとゲルダ」~間奏曲
6. 「イルメリン」前奏曲
7. そり乗り(冬の夜)
8. 夏の夕べ(ビーチャム編)
9. フロリダ組曲~第1楽章:夜明け/ラ・カリンダ舞曲



Frederick Delius - Florida Suite - I. Daybreak - Dance


Frederick Delius - A Song before Sunrise