ボフスラフ・マルティヌー『交響曲第3番(1944年)&第6番<交響的幻想曲>(1953)』。とりわけ第6番<交響的幻想曲>は洗練のハーモニクスで重厚に奏でられるのには感嘆。洗練の保守。
過日ラジオから流れていて印象に残った曲(と言っても途中から、しかもきれぎれに聴いた程度なのだけれど)があった。あとで番組内容をネット検索したところ以下だった。
【 「チェロ協奏曲 第2番」 マルティヌー作曲
(36分29秒)
(チェロ)アンゲリカ・マイ
(管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ヴァーツラフ・ノイマン
<SUPRAPHON 33C37-7868> 】
(36分29秒)
(チェロ)アンゲリカ・マイ
(管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ヴァーツラフ・ノイマン
<SUPRAPHON 33C37-7868> 】
マルティヌーか・・・。ほとんど聴いてこなかったなあ。というより調性にしがみついている保守的な作曲家なんてという若気の至り?もあって。まあ、今でも、どちらかといえば(無調)アヴァンギャルドのほうを好みとするのは変わらないけれど。
すばらしい作品に出会いましたと素直に言っておこうか。
上記放送の「チェロ協奏曲 第2番」はネット図書館には所蔵されておらず、ゆいつ『交響曲第3番&第6番<交響的幻想曲>』が在るのみだった。で、やむなく次善として借り受け鑑賞した。
自然が、伝統が、民族が骨格に響いている。洗練の保守。
ショスタコより・・・と思いますがねえ・・・。
マルチヌー『交響曲第3番&第6番<交響的幻想曲>』
Sasa Vectomov - Martinu Cello Concerto No. 2 - Part I