電子音<米>
Mnemonists – Biota おおむかし、知人から頂いたカセットテープに入っていた音源。おもてには STEVE SCHOLBE、「Mnemonists – Biota」とだけ記されているのみ。(この分野は疎くてどうもよくわかりません)もうひとつ片面には BIANCHI の「Mectpyo Bakterium…
Wuorinen- Piano Concerto No. 3 (1/4) 投稿音源のものではありません 最悪の電子音楽とひとまずはいっておこうか。こういった電子音の音色感覚は耐え難い貧弱さというほかない。何がおもしろくてこのような貧相な電子音楽を発表するのだろう。もう、音への…
サッカーワールドカップ・アジア最終予選、ホームに勝ち点トップのオーストラリアを迎えての大一番。残念ながら消化不良のスコアレスドロー。選手は一生懸命奮闘しての結果とはいえ、応援する方にとっては、おもしろくなく疲れが残るばかりだ。とりあえずの…
Robert Ashley 2/3 - In Sara, Mencken, Christ And Beethoven There Were Men And Women (1974) 馬齢重ね、この歳にもなると年の瀬というのは、なんだか気分がふさぐ。別に正月も晴れやかでも何でもないのだけれど。「年暮(くれ)ぬ笠きて草鞋(わらじ)は…
ALICE SHIELDS-STUDY FOR VOICE AND TAPE (1968) 今日は、先日取り上げたコロンビア-プリンストン電子音楽センター(現コロンビア大学コンピュータ音楽センター)の創設初期からのメンバーであるトルコ出身のBülent Arel (1919‐1990)と、彼に師事し、またの…
1958・Pictured: Milton Babbitt, Peter Mauzey, Vladimir Ussachevsky. 冗談だとは毛頭思ってはいないけれど、これって、大真面目なんでしょうね。たぶん真面目なだけに虚しいとまではいわないけれど、すこし哀しい。電子音楽の創成期の作品であるから、そ…
George Harrison - My Sweet Lord サッカー・アジアカップ、オシム・ジャパン1-0で逃げ切りと思ったけれど、さすが国を賭けての代表・カップ戦。なかなか簡単にはいかないようだ。圧倒的に押していても勝ちきれずに負けることもあるのが勝負の世界。まし…
虫がすだくのではない、電子ノイズがすだき鳴くのだ。鳥が囀るのではない、電子ノイズが囀(さえず)るのだ。人工・擬自然の新鮮な電子ノイズの響き。デヴィッド・チュードアの『RAINFOREST』(1968)
David Tudor - Rainforest (version1 complete) デヴィッド・チュードアDavid Tudor 先ほどのゴールデンウイークの折、繁華街にあるタワーレコードへ、ラジオで流れていて印象よかった白神 典子のブルックナーのピアノ曲!を探しに言った。<いたってシンプ…
David Tudor - Mix A 投稿後、動画サイトにアップロードされていたので追加貼り付け。 今日は、ちょいとズルをするようで具合が悪いのだけれど、というのも音源は貰ったテープであり、オリジナル音盤からではない紹介となる。およそ四半世紀ほど前のことだか…
いまやともども大御所と称されているらしいデヴィッド・バーマンDavid Behrmanのプロデュースで、アルビン・ルーシェAlvin Lucierがディレクションしてなったアルバムがこの『EXTENDED VOICES』なるアルバムである。もうタイトルどうりのコンセプトで、人間…
Major Developments in the History of Computer Music 別にネタ切れというわけではない。今回のアルバムのような個々の作曲家の作品を一枚にまとめたコンピレーションアルバム?は情報が多岐に亘るゆえ、限られた時間で紹介するにはいささか荷が重く躊躇す…
地球が北、南と磁石で方位を示すように、それ自体が磁気を帯びていることは誰しもが知っており、そうした認知はウイリアム・ギルバートSir William Gilbertにはじまる。 ≪コルチェスターにうまれた。エリザベス1世の侍医をつとめるかたわら、20年ほどにわた…
Robert Ashley - The Park (Part 1) ロバート・アシュレイROBERT ASHLEY(1930)、ケージ以後の作曲家も早や75歳である。歳月光陰矢・・・ということだ。若き日にその名に親しんだ人々が鬼籍に入ることが目につくようになってきた。さて以前に、このブログで…
現代音楽作品としての、純然たるアコースティックなソロ・パーカッション作品で印象に残る作品というのを思い出そうとしても、私の音楽への好みがそう臆断させているのかもしれないが、すぐに出てこない。フリージャズでは面白く聴ける作品に出会うことがし…
1948年以来実験的な演奏、パフォーマンスに献身したデヴィッド・チュードアDavid Tudor(1926-1996)。とりわけジョン・ケージとのパフォーマンスでは必ずといっていいほどその名を連ねている。以前車中でNHK・FMの公開音楽番組を聴いていた折、現…
ミニマルミュージック、反復の音楽といえば先ずおおかた筆頭にスティーヴ・ライヒSTEVE REICH(1936)の名があげられよう。そのライヒの反復音楽誕生の記録ともいわれている「COME OUT」(1966)が収録されているということで、このアメリカ・オデッセイレー…
Robert Ashley "Purposeful Lady Slow Afternoon" 1972 http://www.youtube.com/watch?v=PnH_jjAJuDw&feature=related アルヴィン・ルーシェALVIN LUCIER(1931)、ロバート・アシュレーROBERT ASHLEY(1930)、ダヴィッド・バーマンDAVID BEHRMAN(…
=== Robert Ashley: Automatic writing (1979) === [[embed(http://www.youtube.com/v/Rh_TC8j_JkE&feature=related,0,298,241)]] ロバートアシュレイROBERT ASHLEY(1930アメリカ)1961~68年の間、前衛パフォマンスグループ「ONCE」の音楽ディレクタ…
'''上記アルバム[http://artofthestates.org/cgi-bin/composer.pl?comp=79 「MEGATON FOR WM.BURROUGHS」(1963)の公開音源]''' ノイズミュージックの元祖で、大家なのだそうだ。それはともかくとして彼ゴードン・ムンマGORDON MUMMAもジョン・ケージらと同じ…
http://www.youtube.com/watch?v=zcjHQQxAJlk David Behrman - On the Other Ocean (excerpt) デビッド・バーマンDAVID BEHRMANのこのアルバムではコンピューターもひとりの演奏者である。コンピューターが人間の奏する音に応えプログラミングのもとに音を発…
Jon Hassell - Toucan Ocean(1977) http://www.youtube.com/watch?v=ChUMufI4vLY 奇妙な雰囲気をかもすアルバムだ。かったるく物憂く語るように揺れる独特のトランペット奏法。楽器ではなく握りこぶしを口に当てもう一歩の手のひらでミュートトランペットの…