yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

リヒャルト・シュトラウス『ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18』。弱冠18才にして成った作品。月並みですがこの瑞々しくもロマンティックな曲趣をもつ若き天才の作。

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Sarah Chang: Strauss Violin Concerto (Movement II)

              

ァ~なんと美しいんだ・・・。こういったことば以上にことばを紡ぎ出せない。これも難儀なことではある。毎度ながら。

ヘーゲルはかつて音楽の出発点が「心情の「ああ」と「おお」」であるといくぶん侮蔑的に述べ、それが分節的な把握の対象とならないと考えた。(『美学講義・下巻』)】(岡田暁生・音楽の聴き方)

もう2年以上前に≪リヒャルト・シュトラウス『ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18』。ヴァイオリンはピアノを包み、高みへ向かい、ピアノはまたヴァイオリンと共に己の歌を存分に歌い上げる。双方の絡み、展開に法悦酔いしれる。≫と印象を記しイメージ 2投稿したアルバムを、またネット図書館で借りてしまった。今度は、カップリング曲のリヒャルト・シュトラウス(Richard Georg Strauss, 1864 - 1949)『ヴァイオリン協奏曲、作品8』を聴きたくて。まさに弱冠18才にして成った作品。月並みですがこの瑞々しくもロマンティックな曲趣をもつ若き天才の作。第二楽章の<レント・マ・ノン・トロッポ>のえもいわれぬ美しさ。モーツアルトです・・・。



リヒャルト・シュトラウス『ヴァイオリン協奏曲&ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18) Violin Concerto/ Sonata in E flat

1. Concerto For Violin And Orchestra In D Minor, Op.8: I. Allegro
2. Concerto For Violin And Orchestra In D Minor, Op.8: II. Lento ma non troppo
3. Concerto For Violin And Orchestra In D Minor, Op.8: III. Finale: Rondo (presto)
4. Sonata For Violin And Piano In E Flat, Op.18: I. Allegro, ma non troppo
5. Sonata For Violin And Piano In E Flat, Op.18: II. Improvisation: Andante cantabile
6. Sonata For Violin And Piano In E Flat, Op.18: III. Finale: Andante; Allegro



Sarah Chang: Strauss Violin Concerto (Movement I)