yuki-midorinomoriの日記

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山下洋輔『クルディッシュ・ダンスKURDISH DANCE』(1892)。自信と余裕の小走り、ジョギングするジャズ。ちょっとだけ山下洋輔・・・デス。

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Kurdish Winds - Yosuke Yamashita (Trio), feat. Joe Lovano

              

ネット図書館で借りて鑑賞。1992年リリースとある。このころはジャズはいうを及ばずほとんど音盤から遠ざかっていた時期にあたる。60年後半から70年にかけてあれほど熱狂して聴いていたのに・・・。ということもあって、ニューヨークトリオ(88年結成デビュー)と銘打って残されている音源のほとんどを聴いていない。きょうの『クルディッシュ・ダンス』もそうした一枚。およそ20年も経っての鑑賞となる。先日も記したけれど、ただいま6月いっぱい(ひと月)に亘って日本経済新聞山下洋輔私の履歴書」が掲載中だ。そこでもしきりにこのニューヨークトリオの活動が述べられている。もちろん意義ある出会いとして。う~ん、だけどな~。というのが正直な感想だ。ま、パフォーマンスのほどは、ジャケット写真にあるニューヨーク?の都会と思しきのオッサン連のジョギングシーンが象徴するようなイメージではある。疾走する洋輔ではなく、自信とユトリの小走り、ジョギングするジャズといった趣だ。私にとっては、ちょっとだけ山下洋輔・・・デス。「3. アクト3-8 ACT3-8」がこのアルバムではベスト。わたくし好み。







山下洋輔『クルディッシュ・ダンスKURDISH DANCE』(1892)

Tracklisting
1. クルディッシュ・ダンス KURDISH DANCE
2. バック・ヤード BACK YARD
3. アクト3-8 ACT3-8
4. ブルックリン・エクスプレス BROOKLYN EXPRESS
5. タイニー・スクエア TINY SQUARE
6. サブウェイ・ギグ SUBWAY GIG
7. フォース・ストリート・アップ 4TH STREET UP
8. ケイズ・ギフト K`S GIFT