yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

大和文華館の庭園のアジサイと、鉄斎の書画鑑賞。余白の・・・というのではなく墨で描かれていない<白>の強さ、そのリアリティの強烈さ。

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奈良は学園前にある大和文華館(やまとぶんかかん)の、記念行事の催しのひとつだったのか、庭園内のアジサイ観覧と、同館が所蔵する鉄斎の書画鑑賞を、一日だけの無料開放ということで、「アジサイ観にいけへん~、無料やねんて」という連れ合いの言葉に誘われて、きのうの日曜日に行ってきた。車で20分ほどのところ。ドアツードアの出不精にも耐えられる移動行程!。ふだん有料のところを無料で入れてもらえるのだからイメージ 2文句は言えぬ。とはいうものの、アジサイはちょっぴり期待には遠かった。しかし手入れの行き届いた庭園散策の爽快を満喫。で、どちらがついでとはいえないけれど、「大和文華館・開館50周年記念特別企画展Ⅱ<鉄斎展>」を観させていただいた。墨絵の南画、文人画です。いままでも画集でその画業を認知してはいたけれど、展示の実物を多数目にして思ったのは、余白の・・・というのではなく、墨で描かれていない<白>の強さ、そのリアリティの強烈さだった。それに、よくいわれる気韻生動という言葉のその<生動>。脈動するモノの生命の息づきを感じさせるのだった。


イメージ 3さあ、10時から女子サッカーワールドカップの、初戦ニュージーランド戦がテレビ放映される。応援しなくては・・・。


山荘風雨図(大正9年 85歳)