『20世紀の不滅の大指揮者たち ~カレル・アンチェル』。はたして、音楽の洗練とはいったいナニホドカ。勁くて剛い指揮者カレル・アンチェル
Dvořák Symphony No.8 Karel Ančerl 1960
なんと勁くて剛い素晴らしい民族スピリッツの湛えたドヴォルザークでありスメタナであることか。洗練とは言いがたいのに、胸にグッとくる・・・。今まで聴いてきた洗練のドヴォルザークやスメタナってはたして…と思わせるほどのみごとなパフォーマンスだ。
【1939年にチェコがナチス・ドイツの支配下に入ると、ユダヤ系だったアンチェルはプラハ響を追われ、家族全員が1942年11月12日にはテレジーンの強制収容所に送られる。さらに1944年10月15日にはアウシュビッツに移送、収容所で家族は虐殺され、アンチェルのみが生還した。】(WIKI)
エッ!。驚きました。その生の苛烈に。音楽外の出来事とは言え・・・。
はたして、音楽の洗練とはいったいナニホドカ。
「アウシュヴィッツ以後、 詩を書くことは野蛮である」との、ある哲人のことばを思い出した。
『20世紀の不滅の大指揮者たち ~カレル・アンチェル』
ディスク:1
1. 祝典序曲op.96(ショスタコーヴィチ)
2. タトラ山にてop.26(ノヴァーク)
3. 管弦楽のためのセレナード(クレイチー)
4. タラス・ブーリバ(ヤナーチェク)
5. ジャン・リフリークの死と主題による変奏曲(マーハ)
1. 祝典序曲op.96(ショスタコーヴィチ)
2. タトラ山にてop.26(ノヴァーク)
3. 管弦楽のためのセレナード(クレイチー)
4. タラス・ブーリバ(ヤナーチェク)
5. ジャン・リフリークの死と主題による変奏曲(マーハ)