ヒンデミット『室内楽作品集』。いくら聴いても、好みが覆されるわけでもないのだけれど。のめり込めない美しさを何としましょう。
「音楽は常に長三和音から出発し、またそこに帰るだろう。画家が三原色から逃れられないように、あるいは建築家が三次元から逃れられないように、音楽家は長三和音から逃れることはできない。音楽作品を作曲する際、三和音やその直接の派生形を長時間使わないでいると、聴く側は完全に混乱してしまうことになる」(ヒンデミット、同梱解説より)
いくら聴いても、好みが覆されるわけでもないのだけれど。のめり込めない美しさを何としましょう。ま、感覚的な好みの問題として擱きましょうか。キライジャナイ、好きでないだけで?・・・。ちょっとやそっとの技法でなるものではないのでしょうが・・・。
Hindemith - Sonata for Flute and Piano played by Paul Michell