yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ヤニス・クセナキスからペーター・ブロッツマンまで

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              Xenakis: "Nomos Gamma", Part One
              http://www.youtube.com/watch?v=oINqNmiXHrU

              Xenakis: "Nomos Gamma", Part Two
              http://www.youtube.com/watch?v=InUxgAjgLas&feature=related

使い方が解らず、記録されていると思いきや入力文章が見当たらず、どれだけ無駄な時間をつかっていることか。ま、おいおいわっかてくることと思いブログと付き合ってみよう。前回の続きですが、楽曲に確率論、統計学の概念を持ち込み、トーンクラスターによる斬新な音響世界を12音技法の時代の流れに敢然と提示したクセナキス。多分量子力学のかの不確定性なる概念の時代的思想的インパクトが背景にあったのではないかと思いますが、音楽に混沌と秩序性、構造の生成を、科学とりわけ数学と音楽の抽象世界から、誰もがなしえなっかた独創的な音楽として創り出されたことは、かたやケージの偶然性音楽概念提示の歴史的意義にもまして大きな時代の成果ではなっかただろうか。なかでもこのアルバム中、ノモス・ガンマは是非ともの1曲としてお薦めです。彼のレジスタンス運動の精神が背後に窺われるかのような引き締まった音空間にも魅了されることでしょう。さてつぎはペーター・ブロッツマンですが本当に次回です