yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ベルリオーズ『幻想交響曲』。このオーケストレーション・・・そういえば楽聖ベートーヴェンの構成厳格を色彩多彩豊麗にロマン的な響きで飾りたてれば斯くなるかとの思いであり、合点了解。

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Berlioz: Symphonie fantastique / Rattle • Berliner Philharmoniker

              

イメージ 2先日たまたまラジオから流れていたのがルイ・エクトル・ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz, 1803 - 1869)の27才の時の作品『幻想交響曲』。後でわかったのだけれど、指揮はサイモン・ラトル(Sir Simon Rattle CBE, FRSA, 1955 - )とのアナウンスだった。このような音楽史上クラスの作品などは、若き日より幾度となく耳にしているはずなのだけれど。なんとなく耳に入ってきた『幻想交響曲』はいたく心に響いてきたのだった。たぶんこの何気なくと云う受けとり方、鑑賞(聞き流し程度でしかなかったのだけれど)が幸いしていたのだろう。それはオーケストレーションの凄さ(【教育的な著作である『管弦楽法』(Grand Traité d'Instrumentation et d'Orchestration Modernes, 1844年、1855年補訂)によって、ベルリオーズ管弦楽法の巨匠として後世に多大な影響を与えた。この理論書はマーラーリヒャルト・シュトラウスによって詳細に研究され、リムスキー=コルサコフによって自身の『管弦楽法原理』の補強に利用された。】(WIKIより))ということだった。劇的かつ音色の豊かさ。で、さっそく我が町の図書館へと向かい借り受けてきたCDが、はたしてベルリン・フィルを揮るサイモン・ラトルの『幻想交響曲』だった。グッドタイミングに所蔵されていたのだ。先の放送分はたぶんこの音盤だったのだろう。ところで、そのCD解説に【ベルリオーズ指揮者として一世を風靡し、他ならぬ『幻想交響曲』に歴史的な名演を残したシャルル・ミンシュが、こんな文章を残している。「その筆遣いは不器用で、バス声部の書式は杜撰なものだったが、彼は自らが追い求めたロマン的な心象の表現に見事な成功を収めた。大胆不敵に色彩をまき散らした巨大なフレスコ画を描き上げることで、彼は音楽におけるドラクロワ(Ferdinand Victor Eugène Delacroix, 1798 - 1863)となった。・・・」】とあった。ふーん、音楽におけるドラクロワか・・・。それに、ラジオを聞き流していた時に感じたことなのだけれど、なんだかどこかで聴いたことのあるような・・・とその時印象していた響き、フレージングが腑に落ちたことがあった。これも、その解説文によってだったけれど【そしてさらに指摘しておくべきは、ベートーヴェン(1770 - 1827)が世を去ってからわずか3年後・・・】に成った作品であり、その当のベルリオーズは【当時フランスではさほど有名でなかったベートーヴェンの擁護者でもあった。『英雄交響曲』のパリ初演が、ベルリオーズの作曲活動における転回点だったようである。】(WIKIより)とあった。
そうか・・・なるほど、ナルホド・・・。そういえば楽聖ベートーヴェンの構成厳格を色彩多彩豊麗にロマン的な響きで飾りたてれば斯くなるかとの思いであり、合点了解であった。




1. 幻想交響曲 作品14 第1楽章:夢-情熱
2. 幻想交響曲 作品14 第2楽章:舞踏会
3. 幻想交響曲 作品14 第3楽章:野の情景
4. 幻想交響曲 作品14 第4楽章:断頭台への行進
5. 幻想交響曲 作品14 第5楽章:サバトの夜の夢
6. クレオパトラの死-叙情的情景- アレグロ・ヴィヴァーチェ・コン・インペート
7. クレオパトラの死-叙情的情景- 瞑想



Jessye Norman: La mort de Cléopâtre (Part 1) by Hector Berlioz

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